いま、会いにゆきます

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涙の大ヒット! いま、会いにゆきます

2004年12月12日(日)の深夜(TBS 25:40〜26:10)に、
映画の宣伝SP「涙の大ヒット! いま、会いにゆきます」が放送されました。
深夜枠ということで見てない人も多いと思うので、どのような内容だったかを書いておきます。

まだ映画を見ていない人向けの宣伝番組なので、映画のあらすじの紹介が中心でした。
また、泣けるポイントの紹介、キャスト(竹内結子・中村獅童)のコメント、映画を見た観客の反応なども。

以下は「原作と映画の泣けるポイント」についての紹介から抜粋。

原作「泣ける」秘密

1. 世代・性別を選ばず、すべての人が感動する
若い人はもちろん、大人でもじっくり楽しめる感動物語。家族で回し読みする人も多いらしい。

2. 実はとてもシンプルな愛情
シンプルだから直接読者の心に響く。

3. 最後に「泣ける」すごい仕掛けがある!
これは見た人ならわかりますね。澪の選択した生き方が大きな仕掛けになっていて、それが涙を誘います。


映画「涙のキーワード」

1. まずいカレーライス
料理が大不得意な巧が作るカレーライス。
「まずいね」と申し訳なさそうに言う巧に対して、佑司はかばうように「大丈夫、食べられるよ」と言って食べる。
――互いを思いやる父と子のやさしさが<涙のキーワード1>

2. 逆さに吊るされたてるてる坊主
澪が遺した絵本を繰り返し読む佑司。雨の季節になったらママが帰ってくる…。
その願いを込めて、てるてる坊主を作って逆さに吊るす。
――母へのひたむきな佑司の想いが<涙のキーワード2>

3. ポケットの中の手
シャーペンがきっかけとなった初デートの帰り、駅のプラットホーム。
高1の時に出会ってから3年経って初めて、コートのポケットの中で手を繋いだ巧と澪。
このシーンにあるのは二人のピュアな姿。
――不器用なほどに純粋な二人の愛が<涙のキーワード3>

4. 日常の挨拶
雨の季節に突然現れた澪。秋穂家にまた幸せな日常がもどってくる。
「おはよう」「行ってらっしゃい」
こんなありきたりな日常の挨拶が、とてもかけがえのないものであると感じさせてくれる。
――何気ない日常の大切さを気づかせてくれる。それが<涙のキーワード4>


まとめ

こうして見てみると感動のキーワードはどれも納得で、改めてよくできた物語だと感じました。
何気ない日常の挨拶でここまで感動できるのが「いま、会いにゆきます」のすごいところですね。
普段は見失いがちな大切なことを、そっと伝えてくれる。それが静かに心に響きます。

最後に竹内結子さんから「映画を観た人が共感できるものがあったとしたら、明日から何気ない日常がちょっと変わるような気がします」というコメントがあって、印象的でした。






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