いま、会いにゆきます

「いま会い」ブームのまとめ (いま、会いにゆきます)

HISTORY.
「いま、会いにゆきます」の小説刊行から映画化〜ドラマ化まで、ブームの軌跡をまとめてみました。

小説「いま、会いにゆきます」市川拓司一著 [2003年2月・小説刊行]
小説「いま、会いにゆきます」が2003年2月に小学館より刊行。
デビュー作「Separation」に続く市川拓司氏の2冊目の単行本。(→市川拓司作品一覧)
妻を亡くした夫とその息子に訪れた「6週間の奇蹟」を描いた純愛小説。
物語には自身のキャラクターや体験が投影されているという。

[市川拓司]
巧の記憶力の悪さ、体の弱さ、ナイーブさというのは、全て僕自身の特徴でもあるんです。 小説に盛り込まれたエピソードのほとんどが、僕自身の生活とリンクしています (中略) 澪が湖のある街まで会いに行くというのも、僕と妻の実体験に基づいたものなんです。だからなぜこれほどパーソナルな物語が、皆さんに愛し受け入れてもらえるのか分からないんですよ。
(MSN Style 2004年11月号・市川拓司インタビューより)



「世界の中心で、愛をさけぶ」 [2003年11月・映画化企画] [原作10万部]
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のプロデューサー・春名慶氏が原作を一読し、
「ぜひこの感動作を映像化したい」という思いから映画化の準備が始まる。
原作は発売から9ヶ月を経たこの時点で約10万部。

[春名プロデューサー]
今の不安定な社会状況のなかで、唯一信じられるのが”誰かとつながっている感覚”だと思うんです (中略) 大切な人とのつながりが底辺で語られている点が、今の時代に贈るにふさわしい物語だと思いました。
(映画パンフレットより)



いま、会いにゆきます [2004年6月・映画化決定] [原作25万部]
準備期間を経て映画化が正式に決定。 製作委員会は大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を世に送り出したプロデューサー、濱名一哉(TBS)、市川南(東宝)、春名慶(博報堂)が再び手を組んだ。

主演は竹内結子&中村獅童。監督はTVドラマのディレクターとして活躍している土井裕泰氏。脚本は「ちゅらさん」などで有名な岡田惠和氏。

原作とは異なる設定の、佑司に残した「澪の絵本」は春名プロデューサーが発案。高校時代からの日々を綴った「澪の日記」は脚本の岡田惠和氏のアイデア。

主演の竹内結子さんは出演を打診される前にすでに原作を読んでおり、「読み終え、題名の意味が分かると、しゃくり上げてしまいました。周囲に人がいたのに。私の大切な1冊です」と雑誌「Mine」でコメントしていた。
関連記事:スポニチ(2004/06/25)



諏訪のイメージ [2004年7月21日・クランクイン]
長野県諏訪市で映画クランクイン。長野と山梨を中心にロケが行われました。
土井監督のスケジュールが空いていたのが7月、8月のみだったらしく、この2ヶ月間での短期間の撮影に。9月21日にクランクアップし、その後急ピッチで編集作業。



完成披露試写会 [2004年10月12日・完成披露試写会] [原作55万部]
映画が完成し、完成披露試写会が行われました。
土井監督や竹内結子さん、中村獅童さんらが出席して見どころをアピール。

[土井監督]
力強いキャストとスタッフの力で、性別や年齢に関わらず色々な感想を持ってもらえる間口の広い映画になった。

[竹内結子]
映画を観ながら、懐かしい気持ちや甘酸っぱい気持ち、本当に色々な気持ちになってもらえるのではないかと思います。

[中村獅童]
1人の女性を思い続けるのは素敵なこと。いい家族が欲しいと思った。
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(関連記事より抜粋)
関連記事10/12: 東宝 / eiga.com / スポニチ / SANSPO / 日刊スポーツ / デイリー



絵本「おぼえていてね―アーカイブ星ものがたり」
[2004年10月・関連グッズ発売・コミック化]
映画公開に合わせて絵本などの関連グッズや主題歌CDが続々と発売。
この時期にコミック化もされています。

10/06 [サイドストーリー小説] 「ずっと、ずっと、あなたのそばに―澪の物語」
10/18 [絵本] 「おぼえていてね―アーカイブ星ものがたり」
10/20 [主題歌] 「花」(ORANGE RANGE)
10/23 [メイキングDVD] 「いま、会いにゆきます」あの六週間の奇蹟
10/28 [コミック] ビッグコミックス「いま、会いにゆきます」
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詳しくは→関連グッズ参照



いま、会いにゆきます [2004年10月30日・映画公開] [原作85万部]
全国東宝邦画系で映画「いま、会いにゆきます」公開!
初日の東京は偶然にも雨模様で「いま会い」の季節が到来?
竹内結子さんや原作者の市川拓司さんらが初日舞台挨拶に登場。
原作も映画公開までに85万部に達しました。

[土井監督]
お客さんが映画を観終った時、ただ悲しい気持ちになるのではなく、少し切ないのだけれど、清々しくて幸せな気持ちになって劇場を出てもらえるようにしたいと思って作りました。
[市川拓司]
今日ここに来て下さった方々も、映画と出会った事で何か新しいものを得たかもしれませんし、それぞれのご家庭に帰った時に、もっと幸せな出会いが生まれるのではないかと今思っています。
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東宝の記事(10/30)より抜粋



いま、会いにゆきます [2004年11月11日・100万人突破]
公開から13日目の11月11日に、早くも動員100万人を突破!
週間興行成績でも洋画の「コラテラル」を抜いて1位に。→週間興行ランキング
セカチュー現象の再来?
関連記事:報知新聞(11/12)



小説「いま、会いにゆきます」市川拓司一著 [2004年11月18日・原作100万部に]
小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司一著)の発行部数が100万部を達成!
2003年2月の刊行から着実に売れ続け、1年半の期間を経てついにミリオンセラーに。
映画公開中ということもあってまだまだ部数を伸ばしそうです。
関連記事:日刊スポーツ(11/18)



[2004年12月4日・中村獅童さんが助演男優賞]
映画「いま、会いにゆきます」で繊細な巧を見事に演じた中村獅童さんが、日刊スポーツ映画大賞・助演男優賞を受賞。 役者としての幅の広さを見せた中村さんは、「初めての役柄で、こういう自分もいるんだという発見もあった」とコメント。
関連記事:日刊スポーツ(12/4)



小説「いま、会いにゆきます」市川拓司一著 [2004年12月8日・原作が年間ベストセラー10位]
2004年の年間ベストセラーが発表され、小説「いま、会いにゆきます」は見事、年間10位にランクイン。 文芸書としては異例の売り上げと言っていいはずです。
関連記事:朝日(12/8) / トーハン(上位20位掲載)




いま、会いにゆきます [2004年の日本映画ベスト3にランクイン]
2004年の日本映画ベスト10が発表され、「いま、会いにゆきます」は興収48億円で堂々3位にランクインしています!
1位は「ハウルの動く城」、2位は「世界の中心で、愛をさけぶ」でした。
関連記事:eiga.com(12/24) / 産経(1/31)



いま、会いにゆきます [2005年3月25日〜・でいま会いが公開]
こちらの記事によると、3月25日から韓国でも映画「いま、会いにゆきます」が公開されるみたいです。 公式サイト(韓語)もできていました。
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」が韓国で上映されてヒットしたという記事を以前見ましたが、「いま会い」もアジアで受け入れられるといいですね。



いま、会いにゆきますBOX-BOX [2005年6月24日・DVD発売]
6月24日、雨の季節にいま会いDVDの発売が決定しました!
通常版の「スタンダード・エディション」と2枚組の「DVD-BOX」が同時発売。
BOX版には「澪のダイアリー」や「逆さまてるてる坊主キット」などの豪華特典付き。
詳しくは→DVDについて参照。



竹内結子&中村獅童 結婚 [2005年5月10日・竹内結子さんと中村獅童さんが結婚へ]
映画「いま、会いにゆきます」で共演した竹内結子さんと中村獅童さんが結婚されることになりました! 「いま会い」の撮影終了後(2004年9月)から交際を始めて、間もなく中村獅童さんがプロポーズしたそうです。

「一生一緒に生きたいなって考えるようになったのは作品(いま会い)と出会えたおかげ」と中村獅童さんはコメント。 いま会いがきっかけになって結ばれた愛ですね。おめでとうございます(*^▽^*)ノ

詳しくは→サンスポ記事(5/11)参照。(土井監督・武井証くん(佑司役)・市川拓司さんのコメントもあり)

結婚についての関連記事:
(5/11) 報知スポニチ日刊スポーツデイリー東京中日
(5/10) サンスポサンスポ2報知スポニチ日刊スポーツZAKZAKデイリー東京中日



連ドラ版いま会い [2005年5月16日・いま、会いにゆきますがTBSでドラマ化!]
結婚報道から約1週間後、TBSで連続ドラマ化が発表されました!
澪役にミムラ、巧役は成宮寛貴。息子の佑司役は映画と同じく武井証くん。
原作の世界観を大切にしながら、映画では描ききれなかったディテールを丁寧に描いていくとのこと。TBS日曜9時枠で7月3日(日)スタート!

詳しくは→ドラマ版について参照。

制作決定報道(5/16) … 報知新聞日刊スポーツ



ジェニファー・ガーナー [2005年6月21日・映画いま会いがハリウッドでリメイク決定!]
映画いま会いがなんとハリウッドでリメイクされることが決まりました!
2004年11月からリメイクの企画を進め、2005年1月にロサンゼルスで行われた関係者向けの試写会で、日本版の「いま会い」を観た女優・ジェニファー・ガーナーが深く感銘を受け、自らワーナー・ブラザースに企画を持ち込んで主演を志願したそうです。
仮題は日本版の英語タイトルだった「Be with You」。

ハリウッド版がどのようなものになるのかちょっと想像しにくいですが、いま会いの世界進出はファンとしては嬉しいですね。2006年クランクイン予定。

関連記事 … サンスポeiga.com





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