ラブシャッフル５話「僕の就職とプールの告白」名セリフ＆感想

2009.2.15up

♥５話は元サヤカップル
啓(玉木宏)――芽衣(貫地谷しほり)
愛瑠(香里奈)――諭吉(DAIGO)
旺次郎(松田翔太)――玲子(小島聖)
菊田(谷原章介)――海里(吉高由里子)








--感想--

「ラブシャッフル」は登場人物が皆セレブや成功者で、高級マンションを舞台にしたドラマなので、そんな生活感のなさが非現実的な「恋人交換」と上手くマッチしていたと思います。 でも啓視点で見ると、５話は一気に世知辛い現実に戻された感じですね。
今までは恋愛しか描かれなかったけど、今後は啓の職探しをからめて自分探し的な要素が入ってくるのでしょうか。

４話までの恋人交換は、ドロドロとした愛憎の関係にはならず、さわやかな友情が主に描かれていたけど、それも今回で転換点を迎えたのかも。 ５話での菊田や諭吉には隠された黒い意図を感じたし、芽衣の気ままさも啓視点で見ると不条理でした。 そしてエロスの塊であるような旺次郎も、怪物の海里にのみこまれてしまう。

混沌としてきた世界の中で、今回は愛瑠が魅力的に描かれていたと思います。 「ドッキリ」でのセリフは、愛瑠の本心だろうし、実際この二人は相性がいいですね。 会社を辞めてしまうような「バカなウサ」を芽衣は否定したけど、愛瑠は啓のそんなところに魅かれている。

今後関係が複雑になりそうだけど、愛より相性が今作の根本的なテーマであるわけで、最終的にはそこに収斂していくのだとしたら、４話のカップルが一番相性がいいように見えるけど、今後どうなるのでしょうね。