世界の中心で、愛をさけぶ
セカチューの謎

"MYSTERY" OF SEKACHU-.  

Q07. 4話:龍之介はなぜ東京に行ったの?


4話。大木龍之介(スケちゃん)は、東京にいる彼女と連絡が取れなくなり、高校を中退する覚悟で東京へと向かいます。 電車での智世との別れのシーンはせつなかったですね。
と思ったら、5話冒頭であっさりとフラれて帰ってくる龍之介…。一体何だったの?という感じもしますが、この意味を考えてみます。

当サイトBBSの投稿より。

智世にはかわいそうかもしれませんが、すれ違いながら走っていく人生の中で想いがひとつになることは、ごくたまにってことを伝えたいためなのかなって思います!
(千夏さん)

なるほど。そのナレーションはこちら。

[4話]
すれ違いながら走り続ける人生の中で、想いがひとつになる瞬間なんて、
ごくたまに、本当にごくたまにしかなくて。
だとしたら、こんな顔を見られる僕は、なんて幸せなんだろう。
こんな風に喜べる僕は、なんて幸せなんだろうと思った。
12秒91は、誰も知らない、僕たちの公式記録。

二人だけのレースで自己ベストを更新して、その喜びを分かち合ったサクと亜紀。
自分の想いも満足に伝えられないままに、中途半端な形で涙の別れをした智世とは対照的ですね。
そして無情に走り去っていった電車が「すれ違う」ことの象徴で。
そう考えると「想いがひとつになった」二人の最後のレースの感動がより高まります。

最終話で明らかになった智世の夫は龍之介ではなかったですが、4話の関係を考慮してそうなったのかもしれません。


2004/09/26




[ ←前の謎を見る / 一覧にもどる / 次の謎を見る→ ]

GoTop
「世界の中心で、愛をさけぶ」ファンサイト | このサイトについて  © Copyright FUMI 2004