「世界の中心で、愛をさけぶ」主題歌について
――平井堅「瞳をとじて」&柴咲コウ「かたちあるもの」
ABOUT THEME SONG. (11/5設置)
共に2004年を代表するヒット曲になった映画主題歌「瞳をとじて」とドラマ主題歌「かたちあるもの」。
この2曲について改めてまとめておきます。
[Topics1]
「NHK紅白歌合戦」の出場歌手世論調査で、男性歌手
5位に平井堅、女性歌手
3位に柴咲コウという結果に。
注目度の高さが伺えますね。
この2人を含む各組上位15人は優先出場歌手で、辞退がなければ出場とのこと。発表は11月下旬ごろの予定。
SANSPO記事(10/29)に調査結果の上位15歌手が載ってます。
*11/24追記
2004年の紅白出場歌手が発表されましたが、残念ながら柴咲コウさんは辞退されたようです。平井堅さんは出場するので、こちらは楽しみです。
関連記事:
SANSPO(11/24)
[Topics2]
平井堅「瞳をとじて」の累積売上枚数は
79.5万枚(2004/10現在)となり、
2004年のシングル売上1位記録を更新中。
(
10/12 オリコン記事より)
なお柴咲コウ「かたちあるもの」も
50万枚以上を売り上げ、年間チャート
5位につけています(2004/10現在)。
*11/30追記
2004年のオリコンシングル年間チャートが発表されました。平井堅さんは見事に
年間1位を獲得!
売り上げは83.4万枚(出荷は95万枚)。関連記事:
SANSPO(11/30)
[映画主題歌]
平井堅「瞳をとじて」
→SonyMusic(商品紹介&試聴)
→歌詞(うたまっぷ)
→Amazon.co.jp
[2004/04/28発売 DefSTAR RECORDS
\1020]
映画主題歌は平井堅の「瞳をとじて」。原作・脚本・映像を見て「世界の中心で、愛をさけぶ」の世界を深く理解した平井堅が、喪失感をテーマに書き下ろした感動のバラード。
亜紀の最後のテープに対するアンサーソングでもあるこの曲は、ラストシーン後のエンディングに流れ、多くの観客の涙を誘った。
[経緯]
平井サイドに曲の依頼があったのは、2003年8月(中略)平井が休暇でニューヨークに行く直前に原作本を渡し、機中で読んだ平井は泣くほど感銘を受け、主題歌を手がけることを快諾。
「(病床のアキが朔太郎に渡そうとした)最後のアキのテープのアンサーソングとして書いた」(平井)
「日経エンタテインメント」8月号(p.47)より
[平井堅]
こんな素晴らしい作品の主題歌に僕の歌を選んでいただいて本当に光栄です。喪失感をテーマに僕なりに心を込めて作りました。ぜひ、お聴きください。
東宝トピックス2004/3/5より
[平井堅]
僕はもう映画を観たのですが、本当に素晴らしかったです。若い2人のシーンでグッと来ました。それから原付バイクに森山君と長澤さんが2人乗りするシーンを観て、主題歌の歌詞を一気に書いたんですよ。
東宝トピックス2004/5/4より
[行定監督]
歌詞を読むと平井さんの性格が伝わって来ましたし、原作や映画の内容にかなり忠実にリンクする歌詞が書いてあったので、すんなりと受け入れられました。聴いた瞬間に感動したので、いい主題歌だなと思いました。
東宝トピックス2004/4/19より
[市川プロデューサー]
取ってつけたようなスタンスではなく、映画の世界観を忠実に反映させた曲にしてほしかった。(中略)
平井さんは原作・脚本はもちろん、映像も観て作品の世界観をしっかりと理解してくれた。本編が終わると静かにピアノの音色が流れ、平井さんのボーカルが自然に耳に染み入ってくる。詩もメロディも贅沢な仕上がりになっていますよ。
雑誌「ギャグバンク」Vol.9(p.22)より
★「瞳をとじて」収録アルバム!
映画主題歌「瞳をとじて」を収録した平井堅オリジナル・アルバム。
[CD] 平井堅「SENTIMENTALovers」 →記事 /
→SonyMusic /
→Amazon
[2004/11/24発売 DefSTAR RECORDS
\3,059]
★「瞳をとじて」PV収録DVD
「瞳をとじて」を初めとして、7曲のMUSIC VIDEO(PV)を収録。
[DVD] 平井堅「Ken Hirai Films Vol.7」 →SonyMusic /
→Amazon
[2004/11/24発売 DefSTAR RECORDS
\2,940]
[ドラマ主題歌]
柴咲コウ「かたちあるもの」
→ユニバーサル(商品紹介&試聴)
→歌詞(うたまっぷ)
→Amazon.co.jp
[2004/08/11発売 ユニバーサルJ
\1260]
セカチュードラマ主題歌は柴咲コウ「かたちあるもの」。原作ファンであり映画にも出演した柴咲コウが、ドラマ版では主題歌を歌う。
残されたサクに対する亜紀の心情を歌ったミディアム・バラード。毎回エンディングに感動的に流れます。
[柴咲コウ]
当初、主題歌のお話に戸惑いもありましたが、原作に対する私なりの受け止め方でつくれるならという気持ちから、曲ができました。
亜紀と同じような方の立場にたって、自分だったらと考えて詞を表現しました。
(ザ・テレビジョン 11/5号より)
[石丸プロデューサー]
柴咲さんは映画版にも出演されて、作品に思い入れの強い方。映画版の主題歌(瞳をとじて)は男性目線の歌詞だったので、ドラマは恋をした女性目線で表現して欲しいとお願いしたんです。でき上がりを聴いた瞬間、これはまさに”亜紀の遺言”だと思いました。
(ザ・テレビジョン 7/16号より)
★「かたちあるもの」収録CDはシングルのみで、収録アルバム&ビデオクリップDVDは現在ありません。
○
瞳をとじて / かたちあるもの
×
瞳を閉じて / 形あるもの