「世界の中心で、愛をさけぶ」ドラマDVD-BOXレビュー&未公開シーン情報
DRAMA DVD. (1/3設置)
2005/1/1発売! ドラマセカチューDVDのレビュー&検証
映画DVD(12/23発売)に続いて、
ドラマDVD-BOXも
2005/1/1に発売されました!
以下、特典ディスク&本編の未公開シーンについてのレビューです。
↑ドラマDVD-BOXのケース。セピア色のサクと亜紀の結婚写真がキレイです。
▼ 特典ディスク(特典映像)について
DVD-BOXのみに付属する
特典ディスクは全部で9項目。
計163分とボリュームがあります。
1. 特別編〜17年目の卒業〜
2. メイキングドキュメンタリー(制作発表〜クランクアップ)
3. メモリアルVTR -秘-番組打ち上げ用映像
4. 風景フォトギャラリー 4種類
5. オーストラリア空撮映像
6. プロデューサー蔵出し!NG集
7. 宣伝SPOT集
8. ノンクレジットタイトルバック
9. 「予告編」集
1. 特別編〜17年目の卒業〜 (46分)
最終回放送後の翌週(9/17)に放送された特別編で、オンエアされたものと同じだと思います。谷田部先生の回想で進んでいく総集編のようなものですが、17年後のサクのシーンもあります。見逃していた人には嬉しいですね。(
→特別編あらすじ)
2. メイキングドキュメンタリー (38分)
-特にいい!-
ドラマ制作発表からクランクアップまでを、撮影中の様子やインタビュー(山田孝之・綾瀬はるか・石丸P)を交えながら辿るドキュメント。
クランクアップの映像でこんなに感動できるなんて!という感じで、しびれました。スタッフや出演者の一体感、このドラマに対する真摯な姿勢が伝わってきます。
3. メモリアルVTR -秘-番組打ち上げ用映像 (33分)
-特にいい!-
1話から最終話までの主要シーンと平行して、各出演者の「クランクアップ」の現場を収録。
このような映像は珍しいですが、綾瀬はるかさんを初めとして、涙、涙…のクランクアップでした。改めてすごいドラマだったと実感すると共に、出演者・スタッフの感動が私たちも分かち合えた気分に!
ただ冒頭のタイトルバックのパロディは不要ですね。。
4. 風景フォトギャラリー 4種類 (14分)
ドラマ名シーンの写真にBGMをつけたものが4種類。No.4にはオフショットもあります。
5. オーストラリア空撮映像 (7分)
ドラマのメインテーマ”朔と亜紀”と共に映し出される、オーストラリア・キングスキャニオンの空撮映像。
環境映像のようなものですが、この大地のスケールの大きさが感じられます。
6. プロデューサー蔵出し!NG集 (6分)
秋のハプニング大賞で放送された6シーンを含む、計
12のNGシーンを収録。
上記のメイキング映像などで涙した後は、このNGシーンで笑えます。
7. 宣伝SPOT集 (11分)
-特にいい!-
「劇場予告」「店頭用」「制作記者発表」「放送当日TV予告集」の4種類。
「劇場予告」の教室でウォークマンを聞く亜紀のショットは新鮮。私は初めて見ました。
8. ノンクレジットタイトルバック (2分)
毎回のエンディング映像からクレジットを消したもの。本放送と同じく「かたちあるもの」(柴咲コウ)が流れます。
9. 「予告編」集 (6分)
-特にいい!-
(1話の予告はないので)2話から最終話までの次回予告をノンクレジットで繋げたものです。これは意外にいいですね〜。次々と押し寄せてくる感動!
特典映像はこのような感じです。
少し忘れかけていましたが、これらの映像を見ているとオンエアでセカチューを見ていた頃の感動が一気によみがりました(><) 本当にいいドラマだったなぁとさらに実感できましたね。
多くのセカチューファンに見て欲しい貴重な映像群になっています。
▼ 未公開シーンについて
DVD版の本編はオンエアにはなかった
未公開シーンを付加した
「完全版」になっています。
そして年末のドラマ再放送時にドラマDVD-BOXのCMがありましたが、それによるとDVDのみの未公開シーンは
24シーンあるとのこと。それをここでまとめておきます。
以下
ネタバレ(?)になるので、自分で探したい方は見ないでください〜(><)
未公開シーンですがけっこう大変です(@Д@;
このような方法で調べました。
*1. DVD … 各話のDVD収録時間
ケースには分単位でしか載っていませんが、DVDプレイヤーではトータルタイムが秒単位でわかります。
*2. オンエア … オンエアの放送時間
DVDに未公開シーンが何分追加されているか?は、オンエアの放送時間と比較すればわかるはず。
オンエアはトータルでは53分弱(22:00〜22:53)ですが、その間に2分のCMが3回、計6分入るので、それを引きます。
あとDVDでは予告が特典ディスクにまとめて収録されているので、予告分も引く必要があります。
予告に入る時間帯が毎回微妙に違うので、各話の予告に入る時間(22時52分台)を調べて、そこからCMの6分を引きました。この数字は数秒の誤差がありえます。
(ちなみに最終話は拡大枠なのでCMは計7分30秒)
*3. 差 … DVDとオンエアの差
[DVD収録時間]から[オンエア放送時間]を引いたものです。
この差が未公開シーンの追加時間になるはず。
*4. 計 … 未公開シーン合計
未公開シーンの合計秒。
3の差と合致していれば他に未公開シーンはない…?
話数 |
DVD*1 |
オンエア*2 |
差*3 |
未公開シーン |
計*4 |
解明? |
1話 |
46:43 |
46:18 (52:18) |
25秒 |
[1] 35:36〜35:46(10sec) [2] 40:06〜40:21(15sec) [BGM変更] 39:37〜 |
25秒 |
○ |
2話 |
46:47 |
46:15 (52:15) |
32秒 |
[3] 08:16〜08:30(14sec) [4] 24:29〜24:47(18sec) |
32秒 |
○ |
3話 |
48:53 |
46:18 (52:18) |
155秒 |
[5] 2:41〜2:48(7sec) [6] 3:26〜3:36(10sec) [7] 3:44〜3:46(2sec) [8] 21:40〜23:33(-3)(110sec) [9] 25:46〜26:02(16sec) [10] 38:04〜38:14(10sec) [差し替え] 46:46〜46:49 |
155秒 |
○ |
4話 |
46:14 |
46:14 (52:14) |
0秒 |
なし(?) |
0秒 |
○ |
5話 |
47:28 |
46:17 (52:17) |
71秒 |
[11] 14:53〜15:03(10sec) [12] 23:05〜23:28(23sec) [13] 24:29〜24:42(13sec) [14] 30:57〜31:22(25sec) |
71秒 |
○ |
6話 |
46:33 |
46:16 (52:16) |
17秒 |
[15] 33:21〜33:38(17sec) |
17秒 |
○ |
7話 |
46:01 |
46:01 (52:01) |
0秒 |
なし(?) |
0秒 |
○ |
8話 |
46:01 |
46:01 (52:01) |
0秒 |
なし(?) |
0秒 |
○ |
9話 |
46:52 |
46:16 (52:16) |
36秒 |
[16] 06:50〜07:21(31sec) [17] 14:39〜14:44(5sec) |
36秒 |
○ |
10話 |
46:23 |
46:14 (52:14) |
9秒 |
[18] 08:05〜08:14(9sec) |
9秒 |
○ |
最終話 |
59:43 |
59:43 (67:13) |
0秒 |
なし(?) [BGM変更] 47:26〜 |
0秒 |
○ |
特別編 |
46:18 |
46:18 (52:18) |
0秒 |
なし(?) |
0秒 |
○ |
|
数秒の誤差はあると思いますが、このようにいちおう全話解明できた(?)ような気がします。
ただ計18シーンでしたけど、本当に24シーンもあるのでしょうか?
1〜5話あたりは未公開シーンが多いので、2〜3秒程度のカットされたセリフがまだあるかもしれません。。
↓以下は各未公開シーンの説明です
太字の説明が未公開シーン、
-緑色-はそのシーンの意味・解釈などです。
個人的に重要だと思ったシーンは
-Good!-をつけました。
[1] 1話 [35:36〜35:46min]
廊下でボウズと言い合った後、防波堤に一人たたずむサク。そこに通りかかった謙太郎(祖父)に
思わず愚痴を言う。
-ボウズの勘違いに納得できないサク-
[2] 1話 [40:06〜40:21min]
-Good!-
放課後、サクのテープを聞いた亜紀がサクを探す。
たこやきパパの店でサクに似た生徒を見つけるが…。
-場所を指定しなかったサクを懸命に探し回った亜紀-
[BGM変更] 1話 [39:37〜]
終盤、校舎の屋上で亜紀がサクのテープ(もし許してくれるなら、今日の放課後、あの場所に来てください)を聞くシーン。埠頭で待つサクのシーンへと変わる時に流れているBGM「朔と亜紀」の
フレーズがオンエアとDVDで異なる。(映像は同じなのでここでは「未公開シーン」としてはカウントしていません)
[3] 2話 [8:16〜8:30min]
-Good!-
サクが亜紀を校門で待ち伏せて、一緒に帰宅。その後、
下駄箱でクラスメートの池田久美が学級委員の安浦を煽る。
-亜紀に強引にキスをすることになった伏線-
[4] 2話 [24:29〜24:47min]
-Good!-
図書室で昼休みにコロッケパンを食べようというテープを聞いた亜紀。
教室でサクに「OKぞよ」と耳打ちする。
-サクはようやく一緒に食事できると期待は高まるが…-
[5] 3話 [2:41〜2:48min]
小林明希と富子(サク母)の会話。「みんな産むことに反対で」の後に
「私もやっぱり無理かなって思ってて」と明希。
-編集でカットされたセリフ-
[6] 3話 [3:26〜3:36min]
小林明希と富子の会話。「あの子ずっと一人だと思ってたから」の後に
感極まる富子。そして明希に「ごめんごめん」と言う。
-編集でカットされたシーン&セリフ-
[7] 3話 [3:44〜3:46min]
小林明希と富子の会話。「何かあったんですか?」の後に
「17年前…」と明希。
-編集でカットされたセリフ-
[8] 3話 [21:40〜23:33min]
-Good!-
父(潤一郎)が写真館を継ぐことになった翌日、父を後ろに乗せて登校するサク。
登校途中に大木とボウズに会って、授業に代わりに出てもらう。そしてサクは散骨場所を探す。
-大木”龍之介”は謙太郎が命名? & 大木とボウズの友情-
[9] 3話 [25:46〜26:02min]
-Good!-
智世の協力で授業を抜け出した亜紀は、松本家を訪れてサクと散骨について話す。
-亜紀の協力と智世の友情-
[10] 3話 [38:04〜38:14min]
-Good!-
廃駅で散骨後、亜紀を自宅近くで降ろしたサク。亜紀は帰りかけるが、
サクを心配して階段を下りてくる。
-次のシーンへと違和感なく繋げるため & 母性的な亜紀-
[シーン差し替え] 3話 [46:46〜46:49]
テスト中に亜紀が鼻血を出してしまうシーン。この時の
テスト用紙のアップが差し替えられています。廣瀬亜紀の「廣」の筆跡が間違えていたため差し替えられた模様。クラス名も「D」から「D組」に。
[11] 5話 [14:53〜15:03min]
自宅療養中の亜紀に病院から電話、再検査が必要だと言われる。
亜紀は不安そうに自分の部屋のドアを閉める。
-自分の身体の異変に気づき始めた亜紀-
[12] 5話 [23:05〜23:28min]
-Good!-
夢島で楽しそうに泳ぐサクと亜紀。その後、
亜紀が砂風呂をする。
-幸せな二人の1シーン-
[13] 5話 [24:29〜24:42min]
幸福な夢島のシーンに挿入される
稲白病院。看護婦が佐藤先生に「これ、まずいですよね」と言う。
-亜紀が重病であることがわかる-
[14] 5話 [30:57〜31:22min]
サクが外でテープに吹き込んでいる間、
廃宿で待つ亜紀。立ち上がった時に立ちくらみしてしまう。 -確実に迫りくる病魔-
[15] 6話 [33:21〜33:38min]
-Good!-
病院の前でサクを追い返した日の夜、
幼い頃の亜紀の写真を見てうなだれる真。
-娘にとっての幸せを考え始めた真-
[16] 9話 [6:50〜7:21min]
-Good!-
佐藤先生に覚悟して欲しいと言われた真と綾子。その後、
「薬が効かないなんて思わなかった…」と廊下で会話。そして真は病室で寝ている亜紀に歩み寄る。
-両親の苦悩-
[17] 9話 [14:39〜14:44min]
防波堤で真と潤一郎の会話。「欲の深い生き物ですから」の後に
「撮ってやりましょう、結婚写真」と潤一郎。
-編集でカットされたセリフ-
[18] 10話 [8:05〜8:14min]
「みんなに会いたい」と亜紀。願いを叶えるため綾子が
職員室の矢田部先生に電話。
-次のシーンへと違和感なく繋げるため-
[BGM変更] 最終話 [47:26〜]
埠頭での大人サクと真の会話。絵本を渡した後に「人間は忘れていくんだよ…」というシーンの
BGMが、「サントラ未収録曲(タイトル不明)」から
「朔と亜紀 part2(サントラ収録曲)」に変更。
(映像は同じなのでここでは「未公開シーン」としてはカウントしていません)
ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」DVD-BOX 発売中!
[2005/1/1発売 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 定価
\20,895]
→商品情報
→Amazon.co.jp
24の未公開シーンについての考え方 (2/5up)
ここからは少しマニアックな話題ですが、上記のように現在
18シーンが解明していて、あと
6シーン足りません。これを解く鍵は「シーン」という単位にあるのでは、という意見をもらいました。連続する未公開シーンでも場面が異なれば、別シーンとしてカウントするのではと。
上の18シーンの中で、
複数のシーン(場面)で構成されている未公開シーンが3話と9話にあります。
[8] 3話 21:40〜23:33(-3)(110sec)
(サクが散骨場所を探すために欠席。大木とボウズが協力)
[4シーン]
1. 写真館の前 (大木とボウズが登校中のサクに声をかける)
2. 写真館の中 (サクと大木たちとの会話)
3. 青空 (時間の経過)
4. 教室 (授業中、ボウズがサクの欠席をごまかす)
5. 部室 (大木がサクの机を隠す)
(このうち「3」の青空のシーンはオンエアにもあるので除外。計4シーン)
[9] 3話 25:46〜26:02(16sec)
(亜紀もサクに協力するために授業を抜け出す。智世がそれに協力)
[2シーン]
1. サク家の前 (亜紀が授業を抜け出して会いに来る)
2. 学校の屋上 (智世が亜紀の机を隠す)
[16] 9話 6:50〜7:21(31sec) (*2/5追記)
(真と綾子が「薬が効かないなんて思わなかった…」と廊下で会話。そして真は病室で寝ている亜紀に歩み寄る)
[2シーン]
1. 真と綾子の廊下での会話
2. 病室で寝ている亜紀に歩み寄る真 (7:14〜7:21)
このように、たとえば3話の
[8]のシーンの場合は「4つの未公開場面」で構成されているので、1シーンではなく4シーンとしてカウントするのが正しいのかも?
(*以下2/5追記修正)
それぞれすでに1シーンはカウント済みなので、(4-1)+(2-1)+(2-1)=5で、現在の18シーンに5シーンが加えられます。これで
計23シーン。
それに3話ラストのテスト用紙の[シーン差し替え]を加えると
24シーンになります!!(≧∇≦)ノ
ですが、、そもそも「未公開シーン」の定義が分からないので、どのようにカウントすれば正しいのか分からないのが難点です。でもこのように、いちおう24シーンとしてカウントすることは可能ですね。
ただ、3話序盤の
[5〜7]の明希と富子の会話のシーンは、3つのカットされたセリフ等があるものの場面は同じなので「1シーン」としてカウントすべきかもしれません。そうすると24-2で
計22シーン。
ということでまだ他にも未公開シーンが残されている可能性はあります。。
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