セカチューの謎
"MYSTERY" OF SEKACHU-.
Q03. 1話:ラジオに投稿したのは誰?
1話冒頭。仕事中に過労で倒れた大人サク(34歳)は、入院先の病室で、ラジオから聞こえてくる1通の投稿に亜紀を感じます。
[1話序盤・2004年]
次はラジオネーム”ジュリエット”さんから頂きました。
私たちは、ラジオがきっかけで付き合い始めました。
上手く言えませんが、私たちは住む世界が違ってしまい、今はもう17年、会っていません。もしかしたらどこかで聞いているかもしれません。連絡先も……
これを聞いたサクは入院先の病院を抜け出して、ふらふらになりながらラジオステーションへ。
だがもちろんそこには亜紀はいない。雨の中、打ちひしがれるサク…。
亜紀が投稿したのかも…というありえない空想をしてしまう大人サクは、17年経った今も、アキの死を受け止められていないことがこのシーンから分かります。
そんな自分に嫌気が差したのか、過去を清算するために、サクは17年振りに故郷へ…という展開になっていきます。
そしてこのハガキ(?)を書いたのは誰か?というのが少し話題になっていたと思いますが、結局これは「ただの偶然」だったのでしょう。
ただラジオネームは「ジュリエット」だし、この投稿をきっかけにサクは帰郷することになったわけで、運命的な投稿であったことは確かです。
結論としては
偶然の一致。ロマンチックに考えると
天国の亜紀からの導き。もしくは亜紀の死をまだ受け入れられていない
大人サクの幻聴かもしれません。
2004/09/26
[ ←前の謎を見る / 一覧にもどる / 次の謎を見る→ ]