数々のヒット作を生み出してきた脚本家・野島伸司氏の最新作「あいくるしい」。
その「あいくるしい」と過去の野島作品との共通点(キーワード・作品リンク)を集めてみました。
少しマニアックなので野島ファン向けです。
6/29UP ↓最終話のキーワード追加
■家族愛
●真柴家の家族愛
→「ひとつ屋根の下1&2」(1993,1997)
野島氏のホームドラマといえばこれです。似ているのは…
・家は貧しくても家族は強い絆で結ばれている。
・徹生と豪の言い合い(ケンカ)は、達也(江口洋介)と和也(いしだ壱成)の言い合いに似ている。
・長女(小雪・みちる)の設定が少し似ている。
・家が古い二階建ての一軒家だったり、2階のベランダ(物干し場)なんかも似ている。
などです。
家族構成の違いは、「ひとつ屋根の下」は両親を亡くしていることと、6人兄弟であること(6人家族)。
「あいくるしい」は1話スタート時点では両親が健在で、兄弟は4人、それに祖父を加えた7人家族。
★「ひとつ屋根の下」&「あいくるしい」人物比較と共通点
人物設定 |
ひとつ屋根の下 (1993) |
あいくるしい (2005) |
父 or 父代わり |
達也 (長男) |
徹生 (父) |
母 or 母代わり |
小雪 (長女) |
由美 (母) & みちる (長女) |
ムードメーカー |
和也 (三男) |
豪 (長男) |
家族を 見守る存在 |
広瀬幸夫 (おじさん) |
明示 (祖父) |
|
↓特に共通点はなし |
次男 |
雅也 |
幌 |
次女 |
小梅 |
唄 |
四男 |
文也 |
- |
|
■人物設定
●小学生5人の友情
→「未成年」(1995)
5話現在での虹色の戦士の5人(幌・耕作・奈々・愁・聖子)の友情は、「未成年」を彷彿とさせるものがあります。
幌たちのシーンは小学生版の「未成年」という感じもしますが、「5人」がキーになっているのは「スワンレイク」と「リップスティック」もそうなので、その2作も加えて比較してみました。
★「5人」の人物設定比較
人物設定 |
スワンレイク (2002) |
リップスティック (1999) |
未成年 (1995) |
あいくるしい (2005) |
秩序 (モラリスト) |
アン |
真白 |
神谷(?) |
聖子(?) |
欲望 |
ドゥ |
恵里子 |
五郎(?) |
奈々(?) |
自意識 (ナルシスト) |
トロワ |
安奈 |
- |
愁(?) |
愛 |
キャトル |
藍 |
博人(?) |
幌(?) |
無垢 |
サンク |
ポッポ |
デク |
唄(?) |
|
↓その他共通点 |
お調子者 |
- |
- |
順平 |
耕作 |
早熟 |
- |
- |
加代子 |
聖子 |
|
昔どなたかが指摘していたのですけど、「スワンレイク」と「リップスティック」の5人の人物設定(性格)は、そのまま当てはまるぐらい近いんですよね。
上記の「あいくるしい」は私の解釈なので一致してると言っていいかは微妙ですが、やはり少し近い気がします。これは今後の展開によっても変わってきますね。
■舞台
●山間の田舎町
→小説「ウサニ」(2003)
今作は「田舎」がサブテーマにもなっていますが、野島作品で田舎が舞台になっているのは「ウサニ」だけです。↓の口ぐせもそうですが、今作は少し「ウサニ」から設定を持ってきていますね。
ちなみに「世紀末の詩」も田舎といえば田舎でしたが、現実離れした寓話的な空間にするためという印象があったので少し違います。
■口ぐせ
●幌の「わーお!」
→小説「ウサニ」(2003)
「ワオ!」が何度か登場。
●奈々の「クールじゃない!」「クールね」
→小説「ウサニ」(2003)
小2のエーコの口ぐせとして「クール!」「クールでしょ」などが頻繁に登場。
↓各話別のキーワード
■1話
●「四季の歌」を幌が合唱コンクール&家族の皆と歌う
→「プライド」(2004) 7話で大和が歌っていた。ハル・夏川・亜樹の季節ネタにも関係
→「世紀末の詩」(1998) 1話 … 野亜が歌っていた。すみれの花のようなぼくの友達
→「ゴールデンボウル」(2002) 5話 … 地上げ屋の辺見が毎回歌いながら登場するシーンで、5話は四季の歌
(オンエアのみ。ビデオ/DVDは著作権?の関係でカット)。
→「愛という名のもとに」(1992) … 時男(江口洋介)が歌っていた。
(
→「四季の歌」歌詞)
●夕子が「赤い傘」を差して登場
→「未成年」(1995) … 1話ラスト、4話ラストの印象的なシーンで萌香が赤い傘を使っていた。2作とも桜井幸子さん!
●愁が「黄色いレインコート」をまとって登場
→小説「スワンレイク」(2002) … 黄色いレインコートをまとい、猟奇殺人を繰り返す5人の若者…という物語。
●夕子のスナックの店名が「夕鶴」
→「この世の果て」(1994) … まりあとなな(桜井幸子)の母・夕子(吉行和子)の営む居酒屋が「夕」。役名は二人とも夕子で、それが店名に使われている。
■2話
●祖父が小学生の時に埋めた「タイムカプセル」
→「世紀末の詩」(1998) 最終話 … 夏夫が小学生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすシーンと似ている。
●豪(5)と奈々(7)で「名前が繋がらない」
→「世紀末の詩」(1998) 10話 … 夏夫と冬子は季節が繋がらない(繋げるのは千秋)
→「プライド」(2004) … ハル(春)・夏川・亜樹(秋)の三角関係。夏川と亜樹の季節は繋がっているが…。
●線路上にいたところ、電車にひかれそうなった幌
→「ひとつ屋根の下(1)」(1993) 10話 … 線路上の文也を雅也が間一髪で助け出す。
→「聖者の行進」(1998) 6話 … 線路でありすのネックレスを探す永遠に、電車が近づく…。
→「世紀末の詩」(1998) 5話 … 車椅子の星野が恋人の留美に線路上に置き去りにされて…。-7/12追加-
●電車にひかれそうになり「失禁」する幌
→「ひとつ屋根の下(1)」(1993) 10話 … 文也が電車にひかれそうになり失禁する。
→「人間・失格」(1994) 4話 … 誠がロッカーに閉じ込められトイレに行けずに失禁。
→「この世の果て」(1994) … ななが花屋の長男から結婚詐欺に遭い、車で拉致されて失禁。
→「未成年」(1995) 9話 … TV局のスパイとして廃校にやって来た沙織。五郎に拳銃を突きつけられて失禁。
■3話
●冒頭、幌たちが歌った童謡「森のクマさん」
→「S.O.S.」(2001) 最終話 … クライマックスシーンでまなとが歌う。
→「世紀末の詩」(1998) 8話 … サブタイトルは「恋し森のクマさん」。ゲストの持田真樹が歌っていた。
→「愛しあってるかい!スペシャル」(1990) … 雪山の小屋で一平たちが歌っていた。
→「リップスティック」(1999) 6話 … 真白が初恋について話すシーン。「ある日」と言った後、恵理子が「森の中〜」と歌う。
●由美が瀬戸と共に病院の屋上から夕陽を見る
→「ひとつ屋根の下2」(1997) … 入院中の小雪が病院の屋上で幸夫と共に夕陽を見る。
●幌と愁の「少年愛」
→「人間・失格」(1994) … 誠と留加の関係と少し似ている。
■4話
●みちるの「今とりこんでるの」に対して豪が「洗濯中?」と返す小ギャグ
→「ひとつ屋根の下2」(1997)(?) … 小雪のセリフに同じものがあり。
●聖子の「黄色いヒヨコ」
→小説「スワンレイク」(2002) … 第一章の詩に黄色いヒヨコチャンが登場。
●幌の幼稚園の時のあだ名「ピヨ」
→「高校教師(2003)」 … 雛の子どもの頃のあだ名が「ピヨ」。
■5話
●幌と耕作の、聖子を賭けたチキンレース
→「世紀末の詩」(1998) 6話 … 馨と徹が、佑香をめぐってピアノ対決する。
●夜中に起き出して苦しそうに薬を飲む母。それを陰から見守る幌。
→「未成年」(1995) 10話 … 病状が悪化して薬を飲む萌香と、それを陰から見守る博人。
■6話
●妻を亡くして壊れてしまう徹生
→「世紀末の詩」(1998) 7話 … 共に夫婦の死別がテーマ。(
↓関連:壊れる)
●喫茶店で祖父・明示が無神経な若者に一喝する
→「プライド」(2004) 4話 … クラブに乗り込んだ亜樹が学生集団に一喝する。
●はしごを登って屋根の上の父を説得する豪
→「ひとつ屋根の下2」(1997) … 銭湯の煙突を登って小梅を説得する長男・達也。
■7話
●お母さんのようなやさしい「みかん色の夕陽」
↓関連:みかん色の夕陽参照
●シャーペンで幌を守ろうとする愁
→「S.O.S.」(2001) 4話 … 不良グループをシャーペンで威嚇して唯を守るまなと。
●羽生に倒されて「鼻血」を流す愁
→「美しい人」(1999) 9話 … プールから上がった後、岬の前で鼻血を流すみゆき。ハーブ・グリーンアローにも関係。
→「仔犬のワルツ」(2004) 7話 … マザーに心を読まれて鼻血を流す芯也。
→「高校教師(2003)」 10話 … 悠次に殴られて鼻血を流す紅子。
→「S.O.S.」(2001) 6話 … 鼻血を流しながら真理子につかみかかる唯。
→「愛という名のもとに」(1992) … 生徒に襲われた後、貴子が鼻血を流す。
→「ゴールデンボウル」(2002) 5話 … 温泉で芥川が鼻血を流す。
→「愛しあってるかい!」(1989) 3話 … 修学旅行先の温泉で男子生徒が鼻血を流す。
※「鼻血リンク」は野島さん自ら語っています。(
→高校教師03公式サイト)
●羽生の母の回復を祈り「お百度参り」をする虹色の戦士
→「101回目のプロポーズ」(1991) … 達郎が司法試験の合格を祈ってお百度参りしていた。
→「ひとつ屋根の下2」(1997) … 病気の小雪の回復を願って達也がお百度参りしていた。
●お百度参りをしながら「ピクニック」(丘を越え行こうよ〜)を歌う幌たち
→「聖者の行進」(1998) … 永遠たちがバスの中で歌っていた。
→「愛しあってるかい!」(1989) 3話 … 修学旅行のバスの中で歌っていた。
●亡き妻・由美にそっくりの人物が現れる
→「101回目のプロポーズ」(1991) … 後半、薫の亡き婚約者・真壁にそっくりの人物(藤井)が現れ、達郎のライバルに。
■8話
●障害を理由に洋館の豪邸で孤独に暮らす少女・未来
→「世紀末の詩」(1998) 3話 … 太陽の光に当たると死んでしまう病気を持つ愛美。洋館の豪邸で孤独に暮らしていたが…。
●未来の家の窓に向かって紙飛行機を投げ入れる豪 -7/10追加-
→「ひとつ屋根の下(1)」(1993) 最終話 … 利奈(内田有紀)が雅也のアパートの窓に紙飛行機のチラシを投げ入れる。
■9話
●代議士の父が愁を引き取りに来る
→「世紀末の詩」(1998) 4話 … 同じく代議士の父が羽夢を引き取りに来る。妻に子どもができないのも同じ。
●優秀な者に院長の座を継がせようとする淳一の父
→「ひとつ屋根の下(1)」(1993) … 院長の木内は実の息子ではなく、より優秀な養子の雅也に院長の座を継がせようとする。
●幌は未来にプレゼントするためブタの貯金箱を割る -6/29追加-
→「ひとつ屋根の下(1)」(1993) 3話 … 達也が小梅のためにブタの貯金箱を割る。
■10話
特になし(?)
■最終話 -6/29追加-
●弟を事故で亡くして心を閉ざした未来
→「リップスティック」(1999) … 藍は弟・シュウを事故で亡くし、心の傷を抱える。
●最終回の湖のシーン(未来が立つ)
→「高校教師」(2003) 最終話 … 湖賀と雛は瓢湖へ。
●最終回に(みんなで)走る
→「ひとつ屋根の下(1)」(1993) 最終話 … 達也がマラソンで走る。
→「ひとつ屋根の下2」(1997) 最終話 … 和也がマラソンで走る。
→「愛という名のもとに」(1992) 最終話 … 貴子の呼びかけで生徒と一緒に走る。
■主題歌「ベン」 -7/11追加-
そもそも「ベン」とはネズミのことで、少年からベンへの想いや友情が歌われているのがこの主題歌です。
この歌が意識されたかどうかは不明ですが、ネズミが友達…というのは過去の野島作品にも見られます。
→「仔犬のワルツ」(2004) ノッティー … 物語の終盤。自分にまとわりつく白いハツカネズミを友達として大切にしていた。
→「人間・失格」(1994) 留加 … 白いハツカネズミを「僕の友達」と言って大切に育て、誠に見せたりしていた。
■その他の人物設定
●「涙を流さない」幌
→「世紀末の詩」(1998) 8話の良希 … 影山は息子の良希が幼い頃に「男の子は一生に三度しか泣いちゃいけない。生まれた時と、愛する人を失った時、そして親が死んだ時」と教えた。
「滅多に泣かない」という意味では近いが、幌は生まれた時も親を亡くした時も泣かなかった。
●「世界を救いたい」幌
→「世紀末の詩」(1998) 4話の羽夢 … いじめられっ子の羽夢の将来の夢は「僕は総理大臣になりたいんです。この世の中を住み良くしたいんです」というもの。
二人とも理想主義的ではあるけど、それが実現すると思えるほどの強さとやさしさを持った包容力のある人物。
■その他のキーワード「壊れる」
●5話:由美「あの人が心配です。壊れてしまわないかと…」
●6話:明示「とても愛されていたからな。だから壊れてしまうんじゃないかと(心配していた)」
自分の死後、徹生が壊れてしまうのではないかと心配した妻・由美。
「壊れる」とか「壊れてしまう」というセリフは野島作品にとても多いですね。
愛していたからこそ、その終わりと共に壊れてしまうという感じ。野島さん独特の表現で、そこに深い愛情や唯一の愛を感じさせます。
→「世紀末の詩」(1998) 7話 - 「真実の愛とは、相手の死を認知しないということだ。なぜなら、それが唯一のものであるから、認めることは心が壊れるということだ」
… 死別を受け入れられずに壊れる。このセリフが「あいくるしい」の徹生に一番近い。
→「世紀末の詩」(1998) 8話 - 「ハローベイビー。心が壊れてしまうのは、いつか君が僕だったからさ。そして僕が君だったからさ」
→「世紀末の詩」(1998) 8話 - 「家庭が壊れたことで、自分も壊れたんだ」 … 壊れた影山はクローン作りに着手。
→「この世の果て」(1994) 最終話 - 「まりあ。僕は君を壊してしまった。あるいは僕が壊れてしまったのか…」 … 互いを壊してしまうほどの愛。
→「リップスティック」(1999) 8話 - 「だって私は、いっぱいいっぱい先生のこと好きになっちゃうから。そしたら先生を壊しちゃうから。私も壊れちゃうから…」 … 上記この世の果てのセリフに似ている。
→「リップスティック」(1999) 6話 - 「まっすぐなその黒い瞳に見つめられて、壊れそうに過ごす夜を想像した。もしも本当に壊れてしまったら、もう誰にも治せない」
→「リップスティック」(1999) - 有明と藍の会話。「彼女(千尋)は壊れてしまうかもしれないんだ」「壊れてしまう? セメンダインでも貸してやろうか」
→「高校教師(2003)」 9話のサブタイトルが「壊れかけた先生」。雛に嘘がバレて拒絶されたことで生きる支えを失った湖賀。
→「高校教師(1993)」 5話 - 「誰かに見られたら壊れてしまう、そんな危うく消えてしまいそうな君が、僕の中にいた…」
→「S.O.S.」(2001) 5話 - 「だってその後もし壊れたりしたら、なんかバツ悪いし」
→「S.O.S.」(2001) 8話のサブタイトルが「壊れていくふたり」。哲也との別れのショックを引きずる唯を、献身的に世話するまなと。
→「未成年」(1995) 7話で恋人のアリサを亡くし、どこか自暴自棄になっていく五郎。 -6/29追加-
他にもまだあると思います…。
■その他のキーワード「みかん色の夕陽」
●7話:みちる「お姉ちゃん、この夕陽のみかん色が一番好きなんだ」
●7話:幌「あの夕陽みたいに、まん丸で (中略) みかん色の、やさしいやさしい、お母さんの…」
野島作品には「みかん色の夕陽」も多いです。メルヘンチックですね。「やさしさ」とか「暖かさ」を象徴していると思います。
→「世紀末の詩」(1998) 6話 - 「ハローベイビー。僕がみかん色の夕陽にとけても、僕のことを忘れないでね。どうか僕を忘れないで」
→「世紀末の詩」(1998) 10話 - 草間に殴られた後、「みかん色の夕日が…」と野亜がつぶやく。
→「リップスティック」(1999) 11話 - 「僕の心の暗闇が、君の燃えるような愛に溶けたよ。そのやさしいみかん色の夕陽を、奇跡と呼ぼう。やがて死が二人を引き裂いても、僕は消えずに君を守ろう」
→「リップスティック」(1999) 5話 - 有明と藍が空想デートを回想するセリフに登場。「すっごくきれいな夕陽だったね」「みかん色の」。
→「プライド」(2004) 8話 - 「みかん色の電気スタンド」を、亜樹がハルの誕生日にプレゼントする。そこに書かれていたメッセージは「Maybe, Love You」。
→「愛という名のもとに」(1992) - 「夕陽みたいなみかん色のカーテン」が登場。
→「野島伸司詩集II」(1998) - p.15「夕日のうた」 … 「みかんのようなまんまるの ふたりの子供をつくったよ 夕日は僕らにいつまでも ずっと約束するだろう」
→小説「スワンレイク」(2002) - p.7 「みかん色の夕日が落ちると、トロワはダンスフロアに忍び込んだ」 … 第一章の冒頭の一行目に登場。
他にもあるかもしれません。
他にも何かあれば追加していきます。
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↓管理人のおすすめ野島伸司作品
「世紀末の詩」(1998)
2人の男が真実の愛を探し求める野島伸司氏の最高傑作。
1話完結の寓話的なオムニバス作品。
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「未成年」(1995)
5人の未成年を軸とした不朽の青春ドラマ。
10代の人におすすめ!
( DVD … 発売中 / ビデオ … レンタル中 / ノベライズ本 … 絶版 )