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「スワンレイク」 (→Amazon.co.jp) 野島伸司 著 (幻冬舎 \1,400+税) [2002/12/13発売] ISBN4-344-00275-X

限界を超えててでも、「私」は愛にたどり着きたい。 黄色いレインコートをまとい、猟奇殺人を繰り返す「五人」の若者。 彼らを追いつめた刑事がつかんだ驚愕の真相。 捕らえられた犯人と女精神科医との 不可思議な精神鑑定から浮かび上がる、究極の愛の形とは――。 （帯の紹介文より）

2002年12月に発売された野島氏の初小説です。
TVドラマは映像表現の限界も含めて色々な制約があるわけですが、小説というフィールドではそういった制約がない分、世界観はよりファンタジックかつ先鋭的なものになっています。
少し難解だったり謎が多かったりするので、一読しただけでは理解しにくいですが、その分長く＆深く楽しめるはずです。
純粋なる「愛」を見失う要因であるモラル・欲望・自己愛といったテーマに挑んだ、野島氏の問題意識が集約されている傑作。



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野島伸司氏初小説で「究極の愛」 (スポニチ記事02/12/13)
考察BBS：スワンレイク [過去ログ] (※ネタバレ)
勝手に野島論：スワンレイクの愛 (※ネタバレ)

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「ウサニ」 (→Amazon.co.jp) 野島伸司 著 (幻冬舎 \1,400+税) [2003/9/25発売] ISBN 4-344-00394-2

なぜ愛し合っているのに、男の子はみんな浮気するの 永遠の愛の存在しない理由。浮気せず理解し合える関係になる、ただ一つの方法!? 思わず吹き出しながら、いつの間にか涙する。＜恋する女性＞必読！ 超リアルなラブストーリー （帯の紹介文より）

「スワンレイク」に続く野島氏の小説第二作です。
↑の帯の紹介文は女性向けが強調されていますが、内容は特に女性向けというわけではないので男性も楽しめます。
今まで何度も「愛」をテーマにしてきた野島さんですが、今作は「男の浮気」という角度から、”終わることのない二人の関係”がより具体的に語られていく、恋愛論的な内容のファンタジックストーリー。
少し難解だったスワンレイクに比べて読みやすいです。



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