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野島伸司氏の絵本「コオロギくんの恋」「コオロギJr.の愛」について.........P i c t u r e B o o k.......................................................................................................................................................................
自身の詩集である「野島伸司詩集」に続いて、野島氏の初めての絵本「コオロギくんの恋」が2001年1月に刊行されました。 この絵本は「野島伸司詩集II」にも登場している”コオロギくん”が主人公で、コオロギくんの悲しくも優しい恋のお話になっています。 誠実な愛とは平穏で退屈なものであり、常に刺激を求めようとするのは愛ではないといった野島氏らしい恋愛観が描かれていて、子供が読んでも大人が読んでも楽しめる絵本だと思います。 ただ漢字にルビがふってないことを考えると、10代〜大人向けの絵本なのかもしれません。 各冊シリアルナンバー入りで、おまけでコオロギくんシールも付いてます。
前作「コオロギくんの恋」の続編。2001年9月出版。 事故で醜い顔になってしまったコオロギJr.と盲目の少女による、せつない愛のお話。 「野島伸司詩集III」にも登場するコオロギJr.の詩と、前半は似ていますが、後半は違っています。 「愛」は外見や金銭などに影響されないというのが、この2作の絵本の一貫したテーマです。
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