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ここでは印象的なセリフを抜粋しています。
神山と英治は正反対の性格。
雫と一緒にいるところを神山に見られた英治は、雫のことを説明する。
彼女のビデオレター。
愛する者しか認めない院長と、それをわかっていた娘。
病院を後にする神山に、美桜が諭す。
神山のトゲのある冷たさを理解した上で愛していたルリ。
その愛情を信じられなかった神山。
美桜の父の手術を続けるため、神山に病院に戻るよう説得する英治。
辛い表情でためらった後、雫に電話をかける英治…
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ここでは印象的なセリフを抜粋しています。
第１０話「愛を取り戻すため」名セリフ (3/18up)
神山と英治は正反対の性格。
(神山) 君は英治の何を知ってる？
(美桜) 知ってるわ
人の気持ちの分かる優しいところ
その優しさは作りものさ
あいつはね、そういう風にしか生きられなかっただけなんだ
ただし僕は違う
環境は似ているが、あいつとは逆の生き方を選んでる
光を目指してるんだ
光？
誰よりも高いところで
(美桜) 知ってるわ
人の気持ちの分かる優しいところ
その優しさは作りものさ
あいつはね、そういう風にしか生きられなかっただけなんだ
ただし僕は違う
環境は似ているが、あいつとは逆の生き方を選んでる
光を目指してるんだ
光？
誰よりも高いところで
雫と一緒にいるところを神山に見られた英治は、雫のことを説明する。
(英治) お前にルリちゃんは家族を作ってやりたかったんだよ
(神山) 家族？
俺もそう思ったんだけど、お前には家族が必要だって
そんなもの必要ないね、俺の人生のカセになるだけさ
世の中見てみろよ
家族を養うためとか言って、好きでもない仕事して
気に入らない上司にへつらって生きてる奴ばかりさ
くだらないね
家族なんて言葉聞くと痒くなるよ
そうだけど…
女か？
金と地位があれば、愛してるなんて女行列作るさ
それは愛じゃないよ、舜
それは愛じゃない
偉そうなこと言うなよ、英治
俺が知らないならお前だって知りやしない、そうだろ
俺は知ってるよ
よせ、そんなの幻だ
お前のことをルリちゃんは、愛してたよ
…俺に届いてなきゃ、ただの片思いって言うんじゃないのか
いつか届くと思ってたから、子ども産んでお前のこと待ってようって
俺に子どもなんかいない！
クソ…もうやめだこんな話
(神山) 家族？
俺もそう思ったんだけど、お前には家族が必要だって
そんなもの必要ないね、俺の人生のカセになるだけさ
世の中見てみろよ
家族を養うためとか言って、好きでもない仕事して
気に入らない上司にへつらって生きてる奴ばかりさ
くだらないね
家族なんて言葉聞くと痒くなるよ
そうだけど…
女か？
金と地位があれば、愛してるなんて女行列作るさ
それは愛じゃないよ、舜
それは愛じゃない
偉そうなこと言うなよ、英治
俺が知らないならお前だって知りやしない、そうだろ
俺は知ってるよ
よせ、そんなの幻だ
お前のことをルリちゃんは、愛してたよ
…俺に届いてなきゃ、ただの片思いって言うんじゃないのか
いつか届くと思ってたから、子ども産んでお前のこと待ってようって
俺に子どもなんかいない！
クソ…もうやめだこんな話
彼女のビデオレター。
(彼女) 二人の友情にはちょっと嫉妬しちゃうよなぁ
はじめは、もしかしてゲイですか？なんて疑ったりして
二人って、まるで正反対だよね
どうして、私は冷たい君を好きになったんだろうって
英治君だったら良かったのに…
そうだ、内緒で浮気しちゃおっか？
(カメラを横に振る英治)
ありゃ、ダメだって
あっさりフラれちゃいました
ねえ、君が戻ってきたら、二人で探してあげようね、英治君の恋人
タイプはむりやり聞き出したの
無邪気にね、お花が咲くように笑う人、だって
なんじゃそりゃ
はじめは、もしかしてゲイですか？なんて疑ったりして
二人って、まるで正反対だよね
どうして、私は冷たい君を好きになったんだろうって
英治君だったら良かったのに…
そうだ、内緒で浮気しちゃおっか？
(カメラを横に振る英治)
ありゃ、ダメだって
あっさりフラれちゃいました
ねえ、君が戻ってきたら、二人で探してあげようね、英治君の恋人
タイプはむりやり聞き出したの
無邪気にね、お花が咲くように笑う人、だって
なんじゃそりゃ
愛する者しか認めない院長と、それをわかっていた娘。
(院長) 娘が、貴様を私に会わせなかった理由はただひとつだ
貴様は娘を愛していなかった
そのことを娘も知っていたからだ
貴様が愛情を持ちえない人間だということをだ！
私は娘を愛してもいない人間を、認めたりはしない
それを娘も分かっていた
出ていけ
私の病院から、今すぐ出て行け！
貴様は娘を愛していなかった
そのことを娘も知っていたからだ
貴様が愛情を持ちえない人間だということをだ！
私は娘を愛してもいない人間を、認めたりはしない
それを娘も分かっていた
出ていけ
私の病院から、今すぐ出て行け！
病院を後にする神山に、美桜が諭す。
(美桜) 彼の方が、日差しの方を向いて生きてるわ
花のように
あなたは光なんかに近づかない
ううん、近づけないのよ
どんなに階段を上がっても、暗闇に迷い込むのよ
花のように
あなたは光なんかに近づかない
ううん、近づけないのよ
どんなに階段を上がっても、暗闇に迷い込むのよ
神山のトゲのある冷たさを理解した上で愛していたルリ。
その愛情を信じられなかった神山。
(英治) あなたがキライって、そのたった３文字の言葉で
死にたくなるぐらい、壊れてしまう人もいるんです
舜はそういう脆くて繊細な人間なんです
あいつはだから、心にトゲを生やしたまま
傷つけられる前に、傷つける
そういう風にしか生きていけないんです
ところが
(小野) ルリさんは理解した
はい、だけど…舜には届かなかった
もし彼女が、一人で子どもを産んで待っていたら
彼は信じたかもしれない
うん
死にたくなるぐらい、壊れてしまう人もいるんです
舜はそういう脆くて繊細な人間なんです
あいつはだから、心にトゲを生やしたまま
傷つけられる前に、傷つける
そういう風にしか生きていけないんです
ところが
(小野) ルリさんは理解した
はい、だけど…舜には届かなかった
もし彼女が、一人で子どもを産んで待っていたら
彼は信じたかもしれない
うん
美桜の父の手術を続けるため、神山に病院に戻るよう説得する英治。
(英治) 彼女は俺を信じてくれたんだ
だから、俺も彼女を信じてるんだ
(神山) 言ってることわかってるのか？
俺たちが信じているのは
彼女だけじゃない
俺は、他にも信じている人がいる
たくさんいる
バカか！ いつか裏切られるぞ
そんなことない
もし裏切られたとしても、俺はまた信じる
その方が幸せになれる
何が幸せなもんか！
なぁ英治、お前の頼みだ
ガキの頃の借りもあるし、聞いてやりたい気持ちもなくはない
だけど生き方は変えられない
誰かに擦り寄ったり、利用されたりは絶対にしない
俺はそうやって生きてきたし、これからもそうなんだ
頼むよ舜、お願いだよ
こうしている間にも…
お前だって自分の生き方は変えられないだろ
頼まれても、無理なものは無理なんじゃないのか
どうなんだよ
俺にどうしろって言うんだよ
そうだな…
娘に電話するなんてどうだ？
俺は本当の父親じゃない
そう告白してみろよ
お前は罪悪感があったから、子どもを大切に育てた
たしか俺にそう言ったよな
だったら執着するのはおかしいんじゃないのか？
手放しはしたが、そこは隠したままなんだろ
信じると幸せになれるんだったよな
他人を信じるんなら、自分で育てた子どもはどうなんだ
もっと信じられるんじゃないのか？
たかがそんな告白で、壊れたりはしないって
だから、俺も彼女を信じてるんだ
(神山) 言ってることわかってるのか？
俺たちが信じているのは
彼女だけじゃない
俺は、他にも信じている人がいる
たくさんいる
バカか！ いつか裏切られるぞ
そんなことない
もし裏切られたとしても、俺はまた信じる
その方が幸せになれる
何が幸せなもんか！
なぁ英治、お前の頼みだ
ガキの頃の借りもあるし、聞いてやりたい気持ちもなくはない
だけど生き方は変えられない
誰かに擦り寄ったり、利用されたりは絶対にしない
俺はそうやって生きてきたし、これからもそうなんだ
頼むよ舜、お願いだよ
こうしている間にも…
お前だって自分の生き方は変えられないだろ
頼まれても、無理なものは無理なんじゃないのか
どうなんだよ
俺にどうしろって言うんだよ
そうだな…
娘に電話するなんてどうだ？
俺は本当の父親じゃない
そう告白してみろよ
お前は罪悪感があったから、子どもを大切に育てた
たしか俺にそう言ったよな
だったら執着するのはおかしいんじゃないのか？
手放しはしたが、そこは隠したままなんだろ
信じると幸せになれるんだったよな
他人を信じるんなら、自分で育てた子どもはどうなんだ
もっと信じられるんじゃないのか？
たかがそんな告白で、壊れたりはしないって
辛い表情でためらった後、雫に電話をかける英治…
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