薔薇のない花屋

「薔薇のない花屋」野島作品キーワード・作品リンク

KEYWORD.
野島ファンなら思わずにんまり…そんな過去作品と類似するセリフやシチュエーションを集めました。
厳密にはもっとあるかもしれませんが、わかりやすいのを選んでいます。

3/26 最終話キーワード追加

1話「北風と太陽」

美桜の「赤い傘」
「未成年」(1995) … 1話ラスト、4話ラストの印象的なシーンで萌香(桜井幸子)が赤い傘を差していた。

盲目の美桜が英治の顔にふれて「彫の深いきれいな顔だと思う」
「この世の果て」(1994) … 盲目のなな(桜井幸子)が士郎(三上博史)の顔にふれて「ハンサムさんね、彫が深い」。

英治と雫の会話「太陽はあんまり近づくとまっくろ焦げにしちゃうかもしれない。焦がしちゃうから、太陽はどんなに好きでも近づけないんだ」
「リップスティック」(1999) 最終話 … 藍「あたしはギラギラ太陽なんだよ。近くにいると(先生を)焦がしちゃうんだ。だから離れていくんだよ」

交差点で雨に打たれながら美桜のセリフ「私じゃなくてもする?」
「リップスティック」(1999) … 教官の葛西に安奈が「私じゃなくても画鋲を握る?」


2話「花のように笑う人」

ビデオレターの彼女「ほんとに悪い人でも、(好きになったら)関係ないんだね」
「リップスティック」(1999) 9話 … 藍「たとえば先生がほんとに悪い人だったとしても、私は先生の味方になる」

ビデオレターの彼女「私が守ってあげる」
「高校教師(1993) 1話 … 羽村と出会ってすぐの繭のセリフ「あたしが全部守ってあげるよ。守ってあげる!」


3話「終電までに探して」

マスター「(黄色い帽子が)本当によく似合ったんだ。ヒヨコみたいに。ピヨくんって呼ばれてた」
「高校教師(2003) … 雛の子どもの頃のあだ名が「ピヨ」。
「あいくるしい」(2005) 4話 … 幼稚園時代、聖子は幌を「ピヨくん」と呼んでいた。
小説「スワンレイク」(2002) … 第一章の連詩は幼稚園児の黄色いヒヨコチャン目線。


4話「明かされた過去〜3万人の子供たちへ」

英治「君みたいな子のこと”名もなき戦士”って言うんだよ」
「プライド」(2004) 9話 … 世間的に注目されてないアイスホッケー選手は”名もなき戦士”だと安西。(→プライド9話名セリフ参照)
「あいくるしい」(2005) … 幌が中心になって”虹色の戦士”を結成。虹色の戦士の目標は、世界を救うこと。

美桜「大好きな人の赤ちゃんなら、不思議な勇気のようなものが沸いて、大丈夫、きっとちゃんと出産できる。彼女はそういう風に感じられたんじゃないかと」
未成年(1995) 10話 … 博人と結ばれる前の萌香のセリフ「きっと大丈夫 不思議な力が湧いてくるの。大丈夫、きっといつか、あなたの赤ちゃんだって産めるわ」

美桜「世界中の人に笑われちゃうところね。でもいいの、関係ないの。誰に何を言われても関係ない、笑われてもいい。私はあなたの方を信じる」
「仔犬のワルツ」(2004) 7話 … 葉音「世界中の人があの人を疑っても、私は、私だけは、あの人を信じてるの」
「リップスティック」(1999) 9話 … 藍「世界中の人が先生のことを悪く言ったとしても(中略)私は先生の味方になる」


5話「世界一長い告白!」

愛する人のために多額の手術費用を出す英治。
「世紀末の詩」(1998) 2話 … コオロギは、盲目の恋人・鏡子の手術費用を稼いで手術を受けさせるが…。

美桜の手術費用の足しにとブタの貯金箱を渡す雫。
「あいくるしい」(2005) 9話 … 未来にプレゼントを贈るためブタの貯金箱を割る幌。
「ひとつ屋根の下(1)」(1993) 3話 … 小梅のためにブタの貯金箱を割る達也。


6話「暴かれていく秘密」

英治「目が見えるようになったら、初めに何が見たいですか?」→美桜「もちろんお花屋さんよ」
「世紀末の詩」(1998) 2話 … 鏡子は、目が見えたら最初に恋人のコオロギではなく鏡(自分の顔)が見たいと言った。

夜の海のシーン
「この世の果て」(1994) 3話 … 過去のトラウマを思い出したまりあは夜の海へ、それを士郎が追い…。
「高校教師(1993) 5話 … 羽村と繭は鎌倉の海を見に行く。
「高校教師(2003) 7話 … 湖賀と雛は夜の海で「死にたくない」と叫ぶ…。


7話「親が子供を叩く時」

英治「うんざりなんだよ!」
「世紀末の詩」(1998) 4話 … 羽夢の父・徹は娘の幸せを願い、「うんざりなんだよ!ガキのお守りは」とあえて羽夢を突き放して実父の岡林に引き渡す。

雫と菱田さんが入浴中に歌っていた森のクマさん
「S.O.S.」(2001) 最終話 … クライマックスシーンでまなとが歌う。
「世紀末の詩」(1998) 8話 … サブタイトルは「恋し森のクマさん」。ゲストの持田真樹が歌っていた。
「愛しあってるかい!スペシャル」(1990) … 雪山の小屋で一平たちが歌っていた。 「リップスティック」(1999) 6話 … 真白が初恋について話すシーン。「ある日」と言った後、恵理子が「森の中〜」と歌う。
「あいくるしい」(2005) 3話 … 幌たちが歌う。


8話「さよなら父ちゃん」

東京タワー。英治はポケットに手を入れたまま神山に近づく
「高校教師(1993) 10話 … 繭を追って空港に来た羽村は、ポケットに手を入れたまま父・耕介に近寄り、ノミで刺してしまう。
「S.O.S.」(2001) … まなとはポケットに手を入れたまま哲也に不気味に近寄るも、「リンゴ食べます?」と。

美桜が英治に渡した、ピンクのリボンがついた部屋の合鍵
「プライド」(2004) 7話 … 夏川の登場でハルが亜紀に渡しそびれた部屋の合鍵にもピンクのリボンがついていた。

白のドレス姿の雫を見て、美桜の父は天使のお迎えが来たかと錯覚する
「世紀末の詩」(1998) 8話 … 8話ゲストの睦美(持田真樹)を見て、百瀬は「死ぬ前に天使のお迎えが来た」と。


9話「衝撃!全ての真実」

英治がルリに伝えられなかった神山の伝言
「世紀末の詩」(1998) 6話 … 高校時代。音楽部の先輩・聰を想うあまり、良美から預かったラブレターを渡すことができなかった清美。伝えられなかったことでその後の人生が変わるのが類似。

本当の親子である神山と雫が車に乗ったまますれ違う
「世紀末の詩」(1998) 10話 … 百瀬は20年前の恋人・冬子が別れと同時に堕ろしたと思っていた子・千秋が生まれていたことを知るも、「一目で十分なんだ」と車に乗ったまますれ違う。


10話「愛を取り戻すため」

英治が神山に「それは愛じゃないよ」
「美しい人」(1999) 最終話 … 岬先生が次郎の愛を「それは愛じゃないよ」と否定。
「世紀末の詩」(1998) 3話 … 野亜が愛美の愛情表現を「そんなの愛じゃないですよ」と言うなど、「××は愛じゃない」というのが物語の基本構造。


最終話「薔薇を売る花屋〜涙の一滴(しずく)」

英治「それでも人生は素晴らしい」
「リップスティック」(1999) 最終話 … 葛西「ひまわりの花言葉を知ってるかい。いつも、そばにいる。そしてもう一つある。あなたは、素晴らしい。そばにいる人に言ってあげられるかい。そうしたら、君も言ってもらえるよ。あなたは、素晴らしいと」




GoTop
「薔薇のない花屋」情報  © Copyright FUMI 2008