薔薇のない花屋 第8話「さよなら父ちゃん」名セリフ・あらすじ
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各話のあらすじは
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ここでは印象的なセリフを抜粋しています。
第8話「さよなら父ちゃん」名セリフ (3/4up)
頭巾を被った生徒たちの中から、本物の雫を探し出した英治。
(英治) 親子って、磁石みたいなものがあるんですかね
なんだか目の前にはいないなって
明るくて、人見知りをしないで、誰とでも仲良くなれる
大雑把に見えて、人の気持ちのよくわかる、優しい子に育ってくれた
母親は…いないけど、そのことで寂しいって困らせるようなこと、決して言わなかった
娘だけど、時には友達のように過ごした
雫は目に入れても痛くない…
英治の手術費用を奪った直哉は、それを借金の返済に充てた。
(直哉) でもアニキだって全部知ってるし
美桜さんだって、知られてることをわかってる
それなのに、今まで通り普通に会ってるんですよね
(小野) お互いそのことには触れずにね
微妙な関係っすね
息苦しいっていうか、そんなの続かない
もちろん二人はそれをわかってるわ
ただ一日伸ばしにしてるだけ
できるだけ長く
でも「ごめんなさい。いいよ、仕方なかったんだから」
って済まないもんですかね、好き同士だっつうなら
(マスター) 学生!
コーヒー一杯、花一本二本で、いくら売り上げになると思う
百円、下手すりゃ十円二十円の世界だ
その挙句、娘の雫も手放した
それをテメェ何、ごめんなさい、いいよ仕方なかっただとこの野郎!
消えろ!
二度とここらうろつくんじゃねーぞ、この野郎
雫は英治の言うことを聞き、院長の元に正式に引き取られる。
その雫を別居中の妻・久美子に紹介する院長。
(久美子) 今さら遅いわ
(院長) 何を言ってる、やり直すんだ昔のように
遅いなんてことは…
(久美子) そうじゃないのよ
(弁護士) 先生…申し訳ございません
お世話になっているのに…
(久美子) あなたのせいじゃないわ
私たち夫婦は、もうとっくに終わっていたのよ
(院長) いつからだ
(弁護士) 許してください
(院長) いつからだと聞いてる
(弁護士) 私は、奥様を愛しています
(院長) 愛してるだと?
(久美子) あなたが持っていないものよ
優しくしてくれた
寂しい時、相談にのってくれた
励ましてくれた
何より、私を大切だと言ってくれた
(院長) もういい!
もういい…
彼女のビデオレター。彼女が語りかける君は英治ではなく、8話から登場の外科医の神山。
(彼女) ここは、君と初めてデートした思い出の場所
東京タワーの特別展望台
覚えてる?
米粒みたいに人が見える、こんなんで出会ったこと自体が奇跡みたいだなって、君が言った
キザキザ、よくあるくさーいセリフって私が笑ったら、君はイヤな顔したね
でも、本当は嬉しかったんだ
君が言ってくれた、初めての口説き文句だったから
寮の門限あるって君に言ったけど、なぜかそれから君は黙ったままで、ずっと外の景色を眺めていたね
私、君が小さい頃を思い出してるのかなって思って
お母さんに会いたい?って聞いた
君は、とっても怖い顔をして私を見たね
君は、怖い顔をして私を見た
私が怯えた顔をすると、ようやく君は笑ってくれた
俺は、名もなき戦士だって…
直哉が法外な利子をつけて借金を返した闇金融に、乗り込もうとするマスター。
(小野) 危ないですよ
こういうのって大抵、暴力団関係とか
(マスター) ですから、先生はお先にお帰りください
マスターも一緒に、改めて対策を
あの家ね、もたもたしてると、新しい買い手がつくかもしれないんです
ええ、それは
…先生
はい
笑わないで聞いてください
俺は家の目の前に、花屋があるのが好きなんです
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