各話のあらすじは
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ここでは印象的なセリフを抜粋しています。
第6話「暴かれていく秘密」名セリフ (2/19up)
(美桜) ほんとは…ほんとはね
目が見えてる時に、出会いたかった
普通に、こんにちはから始まって、それで…
(英治) そしたら、いい天気ですね、さようならで
終わっちゃってたかもしれませんよ
いいんですよだから
今までも、これからも
これから…
(英治) 信じろよ誰かを、一人でいいから
肉親だと世界が詰まるから、それ以外の誰かを
他の誰かを信じれば、きっと安心するよ
それで、その人にだけは嘘をつかないって
自分で決めるんだ
そうすると心が安定する
(直哉) 信じるったって、誰もいねえもん
もし、そうするとぐっすり眠れるっていうなら
俺はアニキを信じる
俺?
大して理由も聞かないで、俺のこと置いてくれたしね
そんなことぐらいで信じるなよ
他にいねえからいいじゃん
じゃあ、そうすれば
俺はこの世で、アニキだけには嘘つかねえよ
うん
マジ誓うよ
彼女のビデオレター
(彼女) そうだ、見て見て
赤ちゃんのエコー
もう男の子か、女の子かわかるんだけど
あえて私は聞いてないの
だって、どっちだってかわいいに決まってるでしょう
親バカってよく言うけど、生まれる前からそうなってる、私
私のパパはね、きっと私たちのこと許してくれないと思うんだ
私たちっていうより、きっとあなたのことを認めてはくれない
でもね、連絡もしないで、すごく心配させてると思うけど
この子が生まれたら、怒っても結局、許してくれると思う
この子がニコって笑ったら、誰だってイチコロになるの
天使の笑顔
(お腹に手を当てながら) おーい、頼むよ
マイベイビー
(直哉) 先生、彼女は、美桜さんはなぜまだ嘘を続けてるんですか
彼女に新しいミッションを追加したんですか
(院長) いや、私は何も強制してない
留まってるのは、彼女の意志でだろう
意味不明ですよね、これ以上
そうかな、私はそうは思わない
だって…
君はまだ、本当に人を好きになったことがないね
彼女がアニキをってことですよね
でもそれおかしいっすよ
彼女は騙してるんですから
アニキに酷いことを続けることになるんですよ
それでも会いたいのさ
金を受け取った時点で、消えてしまうこともできた
実際、彼女はそのつもりだったろう
しかし、相手をこれ以上騙し続けても
自分自身、さらなる罪悪感に苦しみ続けても
それでも、会いたいという気持ちが優先されたんだ
それは綺麗ごとじゃない
人を好きになるということだ
病院で看護師として働く美桜を目撃して、ショックを受けた英治。
英治は2つの疑問が沸く。ひとつは、なぜターゲットが自分なのか。
もうひとつは、騙し終えた後になぜ自分の元を去らないのか。
(英治) 一体どうして…
(美桜) え?
一体どうして、俺なんですか
俺なんかのこと、どうして…
(院長) あの男は、どうしてと、まず疑問に思うはずだ
なぜ、貧しい花屋の経営者に過ぎない自分を、騙そうと
(直哉) でもそれは…
そうだ、奴は隙ばかりだ
だがもう一つ、どうしても理解できないことが残る
さっき私は言ったね
彼女は、知らないうちに新しいミッションを遂行していると
あの男はこう思うはずだ
騙されたのはわかった、金を取られたんだし
だがそれなのになぜ、彼女はいなくならないんだと
自分のそばから離れないんだと
その疑問がある限り、金を返せなどとは言えない
あの男は金よりも、彼女の方が大切だからだ
そしてなぜ騙したんだと、その理由さえ聞けないだろう
なぜならその言葉と引き換えに、大切な彼女を…失いそうで
夜の海辺にやってきた二人。
目の手術をしたことになっている美桜は、目の包帯を取る。
(英治) 見えますか、僕の顔
(頷く美桜)
本当に?
(美桜) ええ
こんにちは、お花屋さん
ああ…はい
今日はいい天気になりそうですね
じゃ
はい
さようなら
さようなら…
海辺を逆方向に歩き始める二人。
不安になり振り返ると、英治は両手を広げて、美桜はその中へ…。
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