「薔薇のない花屋」ストーリーの謎 #02

■２話の主な謎

・直哉は院長に雇われた探偵だった。
よって、１話のホストクラブでの妊娠騒動は英治の気を引くための芝居。直哉にはまだ謎がありそう。

・院長が美桜に盲目のフリをさせるのには理由がある。(直哉は理由を知っている)

・直哉がダビングして持ってきたビデオレターを凝視していた院長。 院長とビデオレターの彼女との関係は？(素直に考えれば父と娘？)

■英治の過去

・彼女「君の最初の印象は、ちょっと悪い人かなって」
・彼女「君が幸せになるためには、やっぱり、誰かに優しくすることが必要だと思うの」

過去の英治はワルだった…？

■美桜の家庭環境と父

・美桜の父は、家族を捨てて家を出た
・母は他の男と再婚した
・美桜は家族を捨てた父を嫌っている
・仕事中に倒れた父が、美桜の病院に入院
・難しい手術が必要で、美桜は父を見殺しにすることができず、院長の命令を聞くことに…。

１話で英治に「愛されてる奥さんがうらやましい」と言っていたのは、自分は愛のない家庭に育ったから？

■院長が美桜を選んだ理由

(院長) 仕事はそつなくこなす。無遅刻無欠勤だ
だがなぜか、親しい同僚もなく、看護師長の受けも悪い
(美桜) 愛想が悪いんです。要領もきっと
だからこうしたことはもっとも向いていません
(院長) 人は誰でも、違う性格になりたいと思うことがある
生真面目で頑なな君なら、たとえば真逆のね
屈託なく笑ったり、大声を出したり、わがままを言ったり
でも、実際なかなかそんなことはできない。人は変われない
だったら、別人だと思えばいい
そう思って、少し楽しんでやればいい

病院での美桜と、英治の前の美桜は、別人と思えるほど雰囲気が違う。
病院では真面目だが、英治の前では奔放でわがまま。
院長の狙い通り、美桜は英治の前では心を開き、楽しんでいるように見える。