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.7話の考察 (11月27日討論/参加者6名)
[次郎の性格分析][絶対悪は存在するのか?][みゆきのアイデンティティ][7話の感想]について
■次郎の性格分析...

ダン> 次郎の性格は興味あるな〜…共感するとこあるし(笑)
コロ> どんなとこに共感するの?>ダン
ダン> 被害者意識のところ。
コロ> 被害者意識?加害者じゃないの?>次郎
ダン> 多分、次郎は岬や小久保に嘘を言ってる訳じゃない。いや、嘘を言ってるつもりはないんだよ。
ダン> 被害者だから、加害もやむないと正当化してるって事。自分の中で。
ダン> でも、本人の中では気持ちを惑わされていることに快感を感じている。退屈な愛など物足りないってね。
コロ> 被害者意識って、自分の妻を整形されてしまったってこと?
ダン> いや、もっと根本的なものかな。なにかあるとすぐ人のせいにするっていう被害者意識。
ダン> 個人差はあれ、人間なら誰でもある感情じゃない?
コロ> あるねえ(^^;<人のせい
kiku> 自分の非を認めたくないという気持ちだよね。
コロ> そもそも次郎に非があるのかってことも問題だね>kiku
kiku> こんなに愛してるのに、とよく言ってるよね>次郎
ダン> そもそも愛情の無い人間に限って「愛」って言葉を多用したがるって「職員室」というドラマでも言ってた。
kiku> 確かに本人は、非なんて思ってないだろうな>コロ
コロ> ハーブの逸話から考えると今回は次郎のいたずらの話なのかなと考えてるんだけど…
ふみ> あ、僕も>コロ

コロ> 次郎に「愛」は無いのかな?>ダン
ダン> 自分の中での「愛」の定義がないとは思う。
ふみ> 次郎は愛を見つけようとしている!
コロ> 愛に定義なんてないんじゃない?>ダン
ダン> でも自分の中では定義は作れるでしょう。ある程度までは>コロ
ダン> 「愛」は美しく、困難で、刺激的。それに対するチャレンジスピリットに彼は酔いしれてるんじゃないのかな?<愛を見つけてる。

ふみ> うーん、次郎はもっと絶望的に愛を求めてるんじゃないかなぁと思う
ダン> 漠然とって言う意味?>絶望的に
ふみ> 命をかけてでも愛が欲しい!みたいな。8話の予告もそんな感じだった>ダン
コロ> 求めるというか、僕には次郎が彼なりに愛の形を見せようとしているように見えた>ふみ
ダン> 俺は「愛が欲しい」というところより「命を懸けて」って言う部分に重点をかけている気がした。

コロ> 他の人は次郎に共感できる?
ふみ> なんか7話の次郎はよくわからなかった。
ダン> ここまで行ってはいかんていう良い反面教師になった(笑)>7話の次郎
kiku> こんなに大切にし、こんなに愛してた、なんて平然というところが信用できないなあ…
コロ> 心の底から憎めないキャラです、次郎は(^^)
ダン> 俺も憎めない(笑)>コロ

ふみ> なんで次郎は岬に悪戯したのかな?
ダン> 俺は、みゆきに対する復讐。あーやってみんなに同情を買おうとすることによってみゆきを追いつめる。で、自分だけが味方だよっていうセカイを作る為の布石。
ダン> まあ、その過程を楽しんでるんだろうけど。
ふみ> 岬よりもみゆきに対する復讐心が強い?>ダン
ダン> 歴史があるから俺はそう思う>岬よりみゆき
コロ> 復讐は彼の愛情表現なのかな?>ダン
ダン> 復讐のあとに結ばれるっていうシナリオつき>愛情表現
ダン> 次郎は超妄想癖なんだろうね。またそれを現実のものにしてしまうから厄介なんだけど。

コロ> kikuは次郎を嫌悪する?
kiku> 個人的には絶対嫌なタイプなんだけど、寂しく哀しい人だと思ってしまう。
コロ> 同情する?>kiku
kiku> 例えば暴力のこととか知らなかったら、好きになるのかもしれない。
kiku> 同情というより寂しさに共感しちゃったりして…

ダン> みゆきへのプロポーズってなんだっけ?長くて良くわかんなかったけど。
kiku> たとえば僕の命の明かりをこの暗闇に溶かすことはできても愛してる>ダン
ダン> なんか「リップ」の藍とリンクした。「あたしはギラギラ太陽なんだよ」
コロ> 次郎は太陽?(笑)>ダン
ダン> 暗闇を溶かすってトコロが。リップでは暗闇が太陽と溶け合うオレンジ色の夕焼けを奇跡と呼ぼうって>リンク
コロ> 次郎が太陽なら、みゆきは闇? 違うかな?(^^;
ダン> みゆきが闇になってくれないから次郎が苦しんでるんかも。
コロ> じゃあ、次郎の言う「暗闇」ってなんだろう?
ダン> 俺のイメージでは闇の人タイプ(笑)は岬と純て感じ。
コロ> 俺も岬は闇だと思う。
kiku> 初めて能動的になった岬!
コロ> 能動的でも闇は闇(笑)
kiku> 岬も抜け出そうとし始めてる。後悔しないために…
ダン> やすらぎかな?>コロ<次郎の言う暗闇(あまりよくわかんないけど)
コロ> 次郎とやすらぎってなんか合わない(笑)>ダン
ダン> だから溶かすんだよ>コロ

ふみ> あのプロポーズの言葉とみゆきが7話のラストでああなっちゃったのって関係あるのかな?
kiku> 作為的な何かを感じるよね>包帯の下
ダン> プロポーズの言葉と傷(包帯の下の謎)の関係で過去(結婚当初)に引き戻されたのかな?
ダン> なんか俺、キザなこと言ったかな? って、みゆきに言わせてるところがあやしい…
ダン> 一種のマインド・コントロールか?
ふみ> あ、僕も思った。意図的だよね。
ふみ> マインドコントロールといえば、リップの牧村(笑)
ダン> 卓球で女を興奮させる男、牧村!(笑)

■絶対悪は存在するのか...

kiku> 私は岬の「生まれながらの悪人はいないよ」が印象的だった。
kiku> 野島さんはどう思ってるんだろう、てね。
ダン> あ、おれも>生まれながらの悪人イナイ
TOMO> 野島さんは、性悪説だよ(笑)

ふみ> じゃあみんなはどう思う?>生まれながらの悪人はいるか
TOMO> いると思う>生まれながらの絶対悪
ふみ> 僕は岬の発言に賛成。育った環境とかで左右されると思う。でも心に悪の部分はみんな持ってると思う。
ダン> 俺もふみにほとんど賛成>性悪、性善
TOMO> 人間のDNAには、“殺し合う”って遺伝子が入ってるんじゃないかな?“殺し合う”まで行かなくても、“イジメる”でも……
コロ> 悪を見つめる視点が大事だね。
ダン> 人間の家畜化論だね(by人間・失格)>DNA<TOMO
TOMO> そーまで思わないと、納得できないくらい、過去に無数の人間が、殺されてるし……
TOMO> 正直、性善説だと、ニュース見ててもツラクなるのよ(苦笑)
とーや> トラウマと同レベルで、脳の発達かなあ。環境によって脳の発達が異なるから。。。

コロ> 善悪を決めるのは多数決だと僕は思う。
ダン> 多数決によって、善悪の価値観を押し付けられるって事ね>コロ
コロ> うん、圧力がかかる>ダン
TOMO> 人間ってのは、そういう動物(性悪)だって思ってないと、過去や現在を分析できないって感じかなぁ。
TOMO> でも、仮にまったく同じ環境で育っても、殺人者になる人もいれば、ならない人もいると思うけどなあ>育った環境とかで左右されると思う

ふみ> 性悪っていうか、人間ってみんな利己的だなぁってよく思う。
ダン> 極論で善を「白」、悪を「黒」って色分けすると、生まれた時はみんな白かなって思う。黒には何にも染まらない、環境関係無い、救われない。
コロ> 努力で善になるってことかな?>TOMO<性悪
TOMO> ってゆーか、『環境が悪いせい!』って理由つける犯罪者がイヤ!『社会が悪い!』ってグチこぼして飲んだくれてるダメオヤジよりも(笑)
ふみ> 遺伝子レベルで決まってるってこと?>TOMO
TOMO> もう、コイツは遺伝子レベルで決まってるんじゃないか?って思えるほどヒドイ殺人者って過去にいるよ
TOMO> 遺伝子レベルで決まってる殺人者もいるだろうし、そうじゃない殺人者もいると思う。
ふみ> 人間は遺伝子レベルで利己的(笑)。by高校教師
とーや> 遺伝子レベルってか、生まれてからの環境だろうなあ。脳神経がどうつながるか。

ダン> ちょっと話ずれるんだけども、昔TOMOと語ったことがあるのよ。
ダン> 人間の脳はなぜ全て使われないか?全て使ったら人間は殺し合うようにできてんじゃないか?ってね。
ダン> だからストッパーが本能として≠ツいてるんじゃないかって。

コロ> 殺人は悪なのか?<危険発言(^^;
とーや> 悪>殺人。同種を殺すのは基本的に悪。
ダン> 純悪は生まれながらにして「黒」かな?
ダン> 生まれながらの黒は突然変異!?!
とーや> 「純」かあ。。。「純粋」ってあんまりいい意味ない。どんな色にも染まるっていう。
ダン> 生まれた時はほとんどの人が「白」なんだろうね。 白=善と仮定すれば…
ダン> とすれば俺は、「性白説(一部の突然変異は除きます)」かな?(笑)

コロ> 自然淘汰と同種を殺すことの境界線ってなに?>とーや
とーや> 「自己保身」かなあ>コロ
とーや> 「自分」と「自分」が生存に必要な「他者」
ダン> なるほど…動物的な自然淘汰だったらネズミのように死の行進を始めるはずだしね。
コロ> 弱肉強食は悪か?>とーや
コロ> 同種じゃないか…(^^;
とーや> 「善」か「悪」で考えるのならば、「悪」>弱肉強食。
とーや> ってか、動物を一切殺さないで、人間が生きていくことも、ゆくゆくは可能だし。つまんねー食生活さえのめれば。

kiku> 以前はゆるぎない「性善説」だったのだけど、迷ってきてる。
kiku> 「無」の状態なのかも、て。
とーや> なんにもない。元から善とか、悪とか、宗教的発想に基づいているだけ。
とーや> 生まれながらの悪はない。ってか、受精、数ヶ月後からの環境が悪いだけ。と、想う。
コロ> ふみが言ってたようにどっちも心に持ってるというのに僕も賛成かな。
ふみ> 人の心の悪の華、抱きしめておくれー(by尾崎豊)
ダン> 善や悪の定義も人によって異なるし、曖昧だからね。僕は「性白説」で(笑)

■みゆきのアイデンティティはどこに...

ダン> みゆきのアイデンティティ。岬に残した手紙にも書いてたし。
ダン> 「長い間、私は誰でもなかった…そしてついには自分の顔まで変えて逃げている。そんな自分にはもううんざりだ。幸せになりたいならば。あなたと幸せになれるのならもう決して逃げたりしない」
kiku> そう、決して逃げないという決意。
ふみ> みゆきのアイデンティティはどこにあるのかってことでしょ?
とーや> 京助の勇気かなあ。
コロ> 前は次郎に依存してたってことかな?>誰でもない
ダン> アイデンティティを見つけ始めたよね。
ダン> 次郎の価値観で動いてた。意識してるって事だけで、自分が何を望んでいるかがわからなかった…
コロ> 京介との間に生まれたナニカ>アイデンティティ
kiku> 以前は、自分がどうしたい、てものがなかったのでは…。堪えられずに逃げ出し、でも見つかったら又繰り返し。

コロ> アイデンティティが無くちゃ生きていけないの?
とーや> アイデンティティがなくては人間は生きてはいけない。
とーや> どんな愚鈍なアイデンティティであれ、人間は確実に持っている。
ダン> それは「アイデンティティ」じゃなくて「生きがい」じゃない?
コロ> 自覚しなくても生きていけるだろ?>とーや
kiku> 実際みゆきも生きていたのだしね。
kiku> またこれも「アイデンティティ」の定義の個人差がある!
とーや> いや、定義じゃない。。。自覚がどうかかな>アイデンティティ

TOMO> 俺のニュアンスでは、“暮らしてはいける”けど、“生きてはいけない”って感じかな>アイデンティティがないと
ダン> 俺の考えでは自分が他者とどのように関係し、折り合いしながら相対的に自分の位置を見るのが「アイデンティティ」。そこら辺の境界線が曖昧で漠然としてるのが(悪い意味じゃなくて)「生きがい」。「生きがい」だけだったら振り回される危険性も。
とーや>「生甲斐」をアイデンティティに還元する人もいるねえ。創価学会のおばはんや、ノック知事セクハラ疑惑を糾弾する運動しているおばはんもそう。
とーや> そんなの「生きる」とは言わないーーー。誰かを批判したり傷つけることをアイデンティティにしてうだけー。って、話しがそれてる(苦笑)
コロ> 言葉は分からないけど、生きる拠り所はいつも探してるような気がする。

ダン> あ、俺も。何の為に生きてるかってね。誰の為に?何の為に?
コロ> 意味が必要なのかと疑ってみたりもする…
ダン> ま、生きがいとアイデンティティの境目ってものすごーく曖昧だけどね。完璧なアイデンティティなんて存在しないし。
kiku> 確かにそうだね、何のために生まれて、生きていくのか、これって考えるよね。
TOMO> ぶっちゃけた話、一生それを探し求めるもんだしね>完璧なアイデンティティ
コロ> なるほど、無くてもいい!じゃなくて、探して行くものなのか>アイデンティティ
ダン> そうだね。俺も同じ考え>探し求める
ダン> ひと屋根2であんちゃんが和也をマラソンに説得する時の言葉が印象深い…>何の為に生きるか?
ダン> 「それでもわからずに走っていくと体がふわふわして気持ち良くなるんだ。その時思った、これは人生そのものなんじゃないかってね。」ってヤツ。
TOMO> イッコ新たな自分を見つけて、『あ、これでもう、俺、完璧!』って思っても、またその時点での不満が出てきて、また新たな自分を探す……一生、その繰り返しだと思うよ>探す
ダン> 新陳代謝を繰り返して成長するカラダとココロ

コロ> 岬とみゆきの接点は互いに受動的だったことかな?
kiku> そして、二人は逃げることを辞めた>コロ
ダン> なるほど。受動的な2人が能動的に求め始めた。それが能動的すぎて支配的になってしまった次郎と支配されていたみゆきとの関係の違いか…なるほど>コロ
コロ> 能動的に生きた方が先は険しいね。

■7話の感想...

TOMO> 常盤をああいう状態に持っていくとは……なんて人だ、野島さん(笑)
kiku> 京助とみゆきの決意、そして次郎の行動、朝美の夫が神山…盛りだくさん!
ふみ> 7話は観覧車やラストシーンなど謎が多かったですね。でも岬先生が頑張ってた!
ダン> 次郎怖すぎ(笑)
ダン> 例によって、人間の極限の姿をあらわしてるなあ。野島ドラマは。
ダン> 次郎の性格にしても、「男なら少しは誰でもある部分」って大沢たかおが言ってたし>極限の姿
TOMO> 野島さんのポリシーだし(笑)>人間の極限の姿をあらわす

コロ> 圭子の気持ちがあったかかった。
ダン> でも圭子は実の娘じゃないっていうのがあるから少し切なかった。。
とーや> 実の娘じゃないのは、知らされるときが来るのかなあ。。。
ふみ> 薄々気付いてるんじゃないかなぁと思う>圭子
kiku> 噂広まってたものね。
ダン> たぶんね…いや、もう確実に>知らされる
kiku> 朝美も知ってるのかな?神山の娘ってこと。
ダン> 第1話で、「圭子ちゃんはどちらに似たのかしらね〜、ま、わからないわ
ね、今となっては」っていう朝美のセリフがあった>音楽発表会のシーン
ふみ> あ、言われてみればそんなこと言ってたね(笑)>ダン
kiku> 複雑だ〜野島さん!(笑)


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