客観的事実――主観的価値

真実などは存在しない
ただ解釈だけが存在する
(ニーチェ)

( ´~`)ノハーイ
たとえば自殺についての論争の時に
よく出てくるものに
「生きているだけで素晴らしいのよ」
というのがあります
(o゜~゜)oホエ?
ふみっこは以前
この言葉に反発心を持っていました
(゜~゜)
なんとなく押し付けがましく
それでいて別にそれが真実ではない
という感じがするからです
(゜~゜)
では哲学的に考えると
「生きているだけで素晴らしいのよ」
は正しいのでしょうか?
(o゜~゜)oホエ?
結論から言うと
正しくありません
(´~`)ノハーイ
生きていることが素晴らしいか
つまらないかは
その人の価値判断でしかないからです
(o゜~゜)oホエ?
目の前にAさんがいたとして
「Aさんが生きている」
というのは客観的な事実だけど
それが「素晴らしいかどうか」は
主観的な価値判断に過ぎません
(゜~゜)
客観的な事実と
価値判断は分けて考える必要があり
客観的事実(=Aさんが生きている)はひとつでも
価値判断(=素晴らしい、つまらないetc)は人それぞれです
(゜~゜)
それでも
「生きているだけで素晴らしい」
と主張する人に対して
「生きているだけでつまらない」
と言い返すと
反発を受けるけど
それは価値観が違うからです
(゜~゜)
でもお互いの価値観に対して
どちらが正しいとか
優れているかということを
客観的に判断することは
できません
(゜~゜)
なのでこの二人の主張は
同等の価値を持ち
その人の主観においては
どちらも正しいです
(´~`)ノハーイ
でも
「生きているだけで素晴らしい」と
「生きているだけでつまらない」を比較すると
なぜか前者の方が圧倒的優位の立場にあり
それに反発することや
疑問を呈することを許さない雰囲気が
ふみっこは嫌いです
(ノд-。)クスン
なぜ社会はそんなに不自由なのかというと
常識や道徳や倫理観といったただの価値判断を
客観的事実だと思い込んでる人が多いからです
(o´~`)ノハーイ

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