どうでもいいんだよ
私はよく子どもたちに「いいんだよ」と言う
おれ、窃盗やってた
――いいんだよ
わたし、援助交際やってた
――いいんだよ
おれ、イジメやってた
――いいんだよ
わたし、シンナーやってた
――いいんだよ
おれ、暴走族やってた
――いいんだよ
わたし、リストカットやってた
――いいんだよ
おれ、カツアゲやってた
――いいんだよ
わたし、家に引きこもってた
――いいんだよ
昨日までのことは、みんないいんだよ
「おれ、死にたい」
「わたし、死にたい」
でも、それだけはダメだよ
まずは今日から、水谷と一緒に考えよう
(水谷修「夜回り先生」)
( ´~`)ノハーイ
ふみっこは夜回り先生の
「いいんだよ」という言葉が
気に入ってます
(o゜~゜)oホエ?
夜回り先生によると
窃盗したり
ドラッグをやっても
昨日までのことは
みんないいんだそうです
(´~`)アハハ
いずれはすべて
昨日のことになるので
何をやってもいいことになります
(*^~^*)ノハーイ
そんなことはなく
夜回り先生は
傷ついた子どもたちの過去を
受け止めるために言っているわけですね
(´~`)しんみり
ところでもしふみっこが
ふみっこ先生になったら
「どうでもいいんだよ」という言葉を
流行らせたいです
(´~`)アハハ
それは人間は
どうせ死ぬからです
(ノд-。)クスン
いずれ死ぬ人間に
意味などあるのでしょうか?
(゜~゜)
真面目に生きようと
適当に生きようと
いつか死ぬという事実は
何も変わりません
(゜~゜)
でもそこから開放される
唯一のキーワードが
「どうでもいいんだよ」なのです
(゜~゜)ハァ?
人間とは
宇宙の片隅で
一瞬だけ光って消えていく
卑小で刹那的な存在です
(゜~゜)
しかも遺伝子的には
人間の個体(自分自身)には意味はなく
重要なのは遺伝子伝達だけであり
個体はただ遺伝子の乗り物にすぎません
(゜~゜)
つまり
ただ遺伝子の乗り物に過ぎない刹那的な生きものが
いつか終わる世界で何かをすることに
意味などあるのでしょうか?
(o゜~゜)oホエ?
ふみっこはそんなことを考えるうちに
人間の存在と活動自体が
まったくの無意味に思えました
(゜~゜)
でも有限の宇宙に
遺伝子を有して生まれてきてしまった以上
この構造には
どうしても逆らえないんです
(゜~゜)
なのでもうどうにもならないという
妙に納得できる気持ちもありました
(´ロ`)
そんな無意味さを実感し
受け入れると
不思議と心が軽くなったりします
(o゜~゜)oホエ?
それは無意味さには
有意味さから開放された
自由があるからです
(*^~^*)ノハーイ
現代人はストレス社会に生きており
職場や学校の人間関係
家庭の問題
自己への劣等感
金銭問題
将来や老後に対する不安
などで延々と悩み続けています
(o´~`)oアゥー
でもそんなどうでもいいことで悩むのは
間違いでした
(o゜~゜)oホエ?
たとえば人間関係というものに
重大な意味を感じるからこそ
ストレスや悩みに繋がるのであって
そんなのどうせ無意味なものだと思えば
(o´~`)ノハーイ