聞かない方が一番ためになること
みじめな一日だけの種族よ、偶然と労苦の子らよ
聞かない方がお前にとって一番ためになることを
どうしてお前はむりに私に言わせようとするのか?
一番よいことは、おまえには、とうていかなわぬこと
生まれなかったこと、存在しないこと、無であることだ
しかしお前にとって次善のことは――すぐ死ぬことだ
(ニーチェ「悲劇の誕生」)
( ´~`)ノハーイ
この世には
ある当たり前のことに対しての
反論を許さないという
空気があります
(o゜~゜)oホエ?
そのひとつが
人は生命を受けたこと自体が
素晴らしいことで
生きているだけで
価値があり
生まれたからには
生きていく使命があるのだから
自ら死を選んではならない
といったものです
(゜~゜)
果たしてそれは
真実なのでしょうか?
(o゜~゜)oホエ?
本当は生きていても
何の価値もないんじゃないか?
(゜~゜)
生きることは
苦しみでしかないんじゃないか?
(゜~゜)
初めから生まれなかった方が
良かったんじゃないか?
(゜~゜)
有よりも
無の方が幸せなんじゃないか?
(゜~゜)
などという疑問が沸くのです
(゜~゜)
そういった問題を
問うことが許されている
唯一の学問が
哲学です
(´~`)ノハーイ
生まれたことに対して
そして生きていくことに対して
何の疑問も持たず
当然のこととして捉えている人が
多いようにふみっこには見えます
(o゜~゜)o
それはなぜかと考えると
そこに疑問を挟んでも
何かポジティブなものが生じるわけではないし
生まれてきてしまった以上は
日々の現実に目を向けて
前向きに生きた方が賢明だからでしょうね
(゜~゜)
人間を含むすべての生命は
本人が生まれたくなくても
一方的に生まらされて
死にたくなくても
必ず死ぬ運命にあります
(゜~゜)
そんな残酷な宿命を抱えながら
なぜ人々は
生の素晴らしさを説きたがるのでしょう?
(o゜~゜)oホエ?
ふみっこにとって
生命のシステムは
残酷そのものとしか思えません
(´ロ`)
でも人間はそのシステムに
決して抗うことができない
自分の生き死にをコントロールできないので
考えるだけ無駄なのも確かです
(゜~゜)
しかしそれに疑問を持ち
抗おうとする時に
ネガティブで虚無的な
空想哲学の世界が開けます
(´~`)ノハーイ