不平等な世界
歴史上「平等」のための努力は限りなく繰り返されているが
大地主、金持ちを解体しても、別のだれかが金持ちになり
支配階級を倒しても、新たな特権階級が生まれ・・・
要するに人間社会という奴は何度かき回しても
ピラミッド型にまとまる傾向がある
(藤子・F・不二雄「征地球論」)
( ´~`)ノハーイ
人間の欲望には際限がないと言われるけど
その割には人間は嫉妬心が強く
平等な世界であることを望む
というのは
奇妙なことではないでしょうか
(o゜~゜)oホエ?
欲望というのはつまり
平等や人並みのラインを超えて
すなわち他者よりも抜きんでて
何かを手に入れたいという感情です
(ノ゜~゜)ノウキャー
一方で嫉妬心は
そういった強者や金持ちの存在をよしとせずに
平等な世界であることを望みます
(#゜~゜)メラメラ
しかしこの世界は平等などではなく
明らかに不平等です
(゜~゜)
人間は生まれた時に一方的に与えられる
遺伝子と家庭環境が
そもそも不平等であるのに加えて
社会でのさまざまな競争や優劣が
不平等を助長します
(゜~゜)
ということは不平等こそが
人間社会の本質です
(゜~゜)
にも関わらず人間は
人はみな平等である
という幻想を持っています
(o゜~゜)oホエ?
特に競争に敗れた敗者は
世界が平等であることを望みます
(#゜~゜)
その嫉妬心が社会構造を変えたのが
資本主義に対抗した共産主義です
(ノ゜~゜)ノ
おおざっぱにいって
資本主義が欲望を喚起して不平等を助長する社会
共産主義が無欲の精神で平等を目指す社会
だとしたら
人間の本性に合っているのは
資本主義であることを
歴史が証明しました
(´ロ`)
平等を理想として掲げても
平等社会が実現することはないので
平等化を望む嫉妬心を
向上心に変えて
各人の欲望を達成できるように努力した方が
合理的だということになります
(o´~`)ノハーイ
欲望が希薄な人は
他者と比較することをやめれば
嫉妬心から解放されるでしょう
(o´~`)ノハーイ