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 11.真相に迫る  [レス:76]  Name:ふみ@管理人 - 2004/06/27(Sun) 14:41 ID:50lZq5oY  編集/削除 
「物語と事件の真相に迫る」ページをとりあえず作ってみました。
ここの記述がおかしいとかあったら何でも指摘してください。

http://www.alived.com/waltz/facts.html

あと犯人予想とか動機の推理とかも歓迎します。

私的には芯也が2〜4話と10話の犯行をしていたとは考えにくいのですが…。
もしすべての犯行が芯也だったとしたら、その動機も知りたいですね。

あと私が気になっているのは…

・2話で調律師に、3話で人形師に裏金を渡したのは結局誰? 華子?
・3話で芯也に2回かかってきていた謎の電話は誰からのもの?

というあたりですが、これもわかる方がいたらお願いします^^;

--
[6/28追記]
ラストシーンについては別にページを作りました
http://www.alived.com/waltz/last.html
ラストシーンについての解釈なども募集中です

[1] トモ君と幸子の入れ替わり  Name:Blue - 2004/06/27(Sun) 15:20 ID:4kFHrfkI  編集/削除 

二人はいつ、なぜ入れ替わったのですかね?

[2] Re: 真相に迫る  Name:ぷー - 2004/06/27(Sun) 15:34 ID:ocFXLF3I  編集/削除 

>私的には芯也が2〜4話と10話の犯行をしていたとは考えにくいのですが…。

芯也は最後に「僕は死刑だ」って断言しているから舞子一人殺したくらいではありえないと思います。

>・2話で調律師に、3話で人形師に裏金を渡したのは結局誰? 華子?
2話での取り引き現場が鍵二の部屋だったことを考えると華子はないと思います。


>・3話で芯也に2回かかってきていた謎の電話は誰からのもの?

これは律子でいいんじゃないでしょうか?

[3] Re: 真相に迫る  Name:なっちファン - 2004/06/27(Sun) 15:56 ID:BhMOrNYs  編集/削除 

器一殺害は芯也じゃない気がする
動機は唱吾がかなりある
その前の話での器一はやりすぎだし

[4] Re: 真相に迫る  Name:唯一 - 2004/06/27(Sun) 16:41 ID:WONRcXzs  編集/削除 

はじめまして。こちらのサイトはずっと拝見させていただいていました。
さて、私は、殺人事件のすべての犯人は芯也だと思います。これは、プロデューサーの方の「犯人はひとり」という発言に根付いたものであって(もちろんこの後にストーリーは変わってしまっているかもしれません)、もし他の人物の犯罪であれば、あまりにもストーリー上でカバーされきれていないと考えるからです。もうひとつの理由は、私がミステリー好きで、大きな流れとして犯人は一人であるべきという信念に基づいて考えているからです。もしかしたら自分のいいように解釈してしまっている箇所もあるかもしれませんが、その辺はどうかご指摘ください。上のページを拝見させていただいた上で、表中の、芯也が△となっている事件について、私なりの考えを僭越ながら披露させていただきます。
まず2〜4の件ですが、これらの事件の動機が音楽への冒涜であるということについては私も賛成です。この頃は純粋に音楽への愛が、金を渡され不正をしていた彼ら(相手は志賀華子で決定かと思われます)を殺したのだと思うのです。ところが候補者が減っていき、葉音が残るなかで、学長の座に対する欲が出てきて(おそらく幸子が出てきたあたりだと思われます)、以後は欲望の赴くままに過ちを犯してしまったのではないでしょうか。
あるいは、芯也が不正をしていた張本人で、口封じのために調律師(奥村公延)以下を殺したのかもしれません。調律師の音感テストにあった「仔犬がミルクを舐める音」というのは明らかに葉音に有利な出題ですし、空間コーディネーター(川崎麻世)の暗闇の箱のテストも、盲目の葉音にとっては有利なテストです。ただ、養成ギプスのテストについては前もって志賀華子が唯一仕掛けのないピアノを発見してしまい、知樹に早々にそれを取られてしまったうえに歌乃が別のピアノに導いてしまったので、あの試験だけは受けざるを得なかった、という無理矢理な解釈もあります。どちらにしても私は、これらの殺人はやはり芯也が犯人だと思っています。
6と10については、わざと自分の疑いを晴らすためだと考えれば辻褄が合います。葉音を海に突き落として自ら助ければ、周りの人間どころか葉音さえも欺くことができます。律子殺害も、葉音を助ける前に行ったと考えれば良いのではないでしょうか(映画等でも、映像による時間的トリックはよくある手段ですよね)。動機はもちろん学長になるためです。候補者はあの時点で、葉音以外にノッティーだけでしたし。
よって私は、殺人事件(あと、小暮刑事強襲事件なども)はすべて芯也が犯人で、唱吾は教会の放火、千世の殺害未遂のみで、鍵二(我々が譜三彦だと思っていた人物)に至っては人畜無害でむしろ平和実現のテープを作っていただけだ(負の方向ではなく、こういうベクトルで音楽を愛していたのだと思います)、という考えでいます。
長々と乱文失礼いたしました。ご意見ご指摘等あればお願いいたします。

[5] ついでに。  Name:唯一 - 2004/06/27(Sun) 16:56 ID:WONRcXzs  編集/削除 

ラストシーンの口パクはもうご指摘ありますが、「さよなら」と読み取れます。

でも私としては、ここで芯也が自殺したとは考えたくありません。それは、野島さんがニンゲンという存在を愛しているからです。『人間・失格』で千尋は野島さんを代弁し、人をいじめることの空しさと生きることの素晴らしさを訴えかけています。野島さんはあらゆる作品で、厳しい境遇にある主人公たちのストーリーを展開していますが、その根底には一貫して「愛」の素晴らしさというものがあります。
この『仔犬のワルツ』は吉野万理子さんが脚本とクレジットされていますが、失礼な言い方ですが、新人の方がここまでエキサイティングなストーリーを書けるとは到底思えません。おそらく企画担当の野島さんが多く口出ししていたのでしょう。この作品は、どんでん返しに次ぐどんでん返しのエンターテイメントを追求した作品かもしれませんが、それでも野島さんがこの作品で、安易にバッドエンドを選んだとは考えれません。

私は、ものすごく都合のいいように解釈しているのですが(しかも抽象的)、最後の銃声は、芯也の「心のない悪魔」部分を撃ち殺したのだと信じています。そしてそれは、死刑囚アツミが予言した「運命」に、二人が打ち勝った瞬間なのかもしれません。
あの最後の銃声から、もう一度、「ふたりの」ストーリーが始まるのだと思っています。

[6] Re: 真相に迫る  Name:微微  - 2004/06/27(Sun) 17:01 ID:mxB2/z9k  編集/削除 

とりあえず第三の殺人までは芯也の犯行だと思う。
不正を依頼してたのを隠すために。
健二は不正したことが音楽を冒涜したことで殺すのなら華子は即殺されてるはずだし。
空間コーディネーター殺しは芯也が自分の犯行を隠すために目立つ場所に死体を置き自ら指揮棒をおいってったんだと。

舞子も芯也で間違いないとおもう。バイクの事故のことがばれそうになったってのもあるかもしれないけど
あれは、学長が首謀者なのでなにかしら逃げ道はあったとおもうので、それよりもグロリアを作ったのが芯也じゃないってことがばれたのが最大の理由だと。

[7] Re: 真相に迫る  Name:moko - 2004/06/27(Sun) 17:19 ID:5/htSE.I  編集/削除 

器一が野犬に襲われてはこばれるとき、
宮西刑事の「犯人は誰なのか教えてくれ」の問に、器一は何もいわず上空をさしたのは、
いったいどういう意味があったんでしょうね?

私には「犯人は死んだはずの健二だよ」って言ってる
ようにとったんですけど、
器一は健二が実は生きていることに気づいていたんでしょうか?
なら管理人さんの言うとおり最初の3人は音楽を
冒涜したと健二が殺したのかも。
でもなぜそれを器一が知ってるの?って感じ....

小暮を襲ったのは、
最後に拳銃をもっていたことから
芯也に間違いないと思うけど、
器一が小暮を襲った犯人を見ていたとすれば
犯人は誰か?の問いに
なぜ芯也をささなかったんでしょうね?

[8] 「物語と事件の真相に迫る」につ...  Name:Naoki - 2004/06/27(Sun) 17:59 ID:yIuHYFZg  編集/削除 

何回が訪れましたが、書き込むのは初めてです。

結局の所、最終回がこのドラマの全てを物語っているという観点から考えますと、

芯也:舞子(ワルツが見つけた手袋)、小暮刑事殺害未遂(その際、最後に使われた拳銃を奪う)

唱吾:教会放火、千世殺害未遂

についてはほぼ間違いないと思います。

器一殺害については、唱吾と芯也のいずれかだと考えられますが、管理人様の見方が一番近いのではと思っております。(もっとも、唱吾であるという見方も、唱吾は器一を相当憎んでいたという感覚がありますので、否定は出来ません。)
また、律子殺害、葉音殺害未遂についても管理人様の見方が一番近いのではと思っております。

しかし、結局の所2,3,4話の殺害事件とその後のストーリーとの流れがあまり結びつかないというのが率直な印象であり−つまり、芯也、譜三彦(鍵二)、器一、唱吾、律子、華子、その他関係者の誰もが犯行に及んだ可能性があるということ−それが、このドラマの筋が大いに理解不能になった一因であり、逆に、もう少し兄弟同士の”骨肉の争い”という展開に最初からなっていれば、評価も変わったのではないかと思います。

さて、ラストシーンで芯也と葉音がどうなったかですが、同じ野島作品の”高校教師”(TVドラマ版)を思い出しました。
あのラストも、恐らく服毒はしたと思われますが、結果としてどうなったかは見ている方の判断に・・・という終わり方でした。

今回のラストも、ラストシーンの口パク(私は読めませんでしたが・・・)そして銃声から考えますと、芯也か葉音、場合によっては両方とも命を落としたということが考えられます。

私としては、変に黒白つけるよりは、こういう終わり方も有りなのではと思っております。
更に個人的な意見を言えば、この二人には、誰にも邪魔されない所で本当に幸せになって貰いたい、と考えております。

[9] Re: 真相に迫る  Name:蔵人 - 2004/06/27(Sun) 18:23 ID:EChvU7YE  編集/削除 

どうも、初コメントです。僕もぷーさんと同じ意見で舞子一人殺したぐらいで死刑はありえないと思います。だから2話から4話までの殺人事件は芯也だと思います。理由は二つあります。一つは芯也は学長になるために葉音を勝たせるために2話〜4話に殺された人たちに金を払ってずるをしてました。だが、その金を取り戻すために殺した。調律師を車で引いてまだ生きていて殺したのは自分が犯人という事を知られないために、唯一さんと同じ意見で口封じのためです。器一と律子が死んだのは芯也か唱吾のどちらか、理由は自分が学長になるためだと思います。

[10] Re: 真相に迫る  Name:はぁ - 2004/06/27(Sun) 19:10 ID:oZgDipAU  編集/削除 

 私の意見は、水無月家に関する人の殺害は、唱吾と片岡だと思います。
 なぜなら、ラストに2人は千世と奏太郎を殺害しようとしていたからです。それに、18年前の事件でも、本当は健二(実際は譜三彦)を助けることが出来たらしいからです。(片岡が何かをした?)
 葉音を海に突き落としたのは、律子と間違えたからでしょう。ただ、その時葉音はワルツをつれていたので、よく分かりませんが。
 器一については、豚だとか罵られた復讐かも知れません。この件に関しては、芯也が犯人の確率が高いと思います。
 教会への放火は、譜三彦と健二の抹殺。
 動機は、奏太郎に捨てられた(?)片岡が水無月家に復讐したのだと思います。唱吾が「もういやだ」と最後のほうで嘆いていたのは、それに嫌気が差したからでしょうか。
 残りの人形師、調律師、空間コーディネーター、舞子などは、芯也だろうと思います。
 華子から賄賂をもらったり、不正行為などで「音楽の神を冒涜した」人たちへの復讐。事件に近づきすぎた者への制裁。最終話で「僕は死刑だ」と言い放っているところを見ると、3人以上は殺害している事は間違いないでしょう。(1人、2人ではよほど残虐でない限り死刑にはならないと思います。)
 小暮襲撃も芯也の仕業でしょう。ハートを見て思いとどまったり、拳銃のこともありますし。
 問題のラストシーンですが、あれは人形師の予言のように、心中だと思います。葉音が芯也にせがんだのは、最後に偽りでも「愛してる」といって欲しかったのではないでしょうか。口調を合わせて最期に「愛してる」と2人で言ったのは、お別れの言葉でしょうか。
 長文申し訳ありません。以上、中学生の愚見でした。

[11] Re: 真相に迫る  Name:世紀末の高校生 - 2004/06/27(Sun) 19:17 ID:4gjWUerw  編集/削除 

器一を殺したのは鍵二なきがするんですけど。理由はもともと死ぬのは麗華(名前違ったかも?)のはずで麗華もまたデヴィルとゴッドの生贄みたいな?

[12] Re: 真相に迫る  Name: - 2004/06/27(Sun) 19:26 ID:ubJxnHEo  編集/削除 

いろいろな考えがあってすごいっスね。それじゃぁ,俺なりに。えっと,2話〜4話までは音楽を冒涜していたヤツらってことで鍵二。舞子殺し&小暮殺人未遂はじゃまだからってことで芯也。放火・千世殺人未遂・兄弟殺しは唱五。放火と兄弟殺しは学長になるためで。葉音を突き落としたのも唱五。これだけは絶対芯也じゃないと思います。助けたんで。こんなかんじです。

[13] 完全解決?  Name:推理狂 - 2004/06/27(Sun) 19:31 ID:eVGIX/YQ  編集/削除 

最終回を見終わってからずーっと考えてやっと自分なりに謎が一本に繋がってきました。

〇調律師、人形師、空間コーディネーター殺害の犯人は芯也
動機
1話にて一番大切なものとして「音楽」を挙げている
(伏線)。少なくとも麻世はダイレクトに音楽を冒涜
している。あとは葉音を不正に勝たせた事の口封じ。
その後、葉音を愛するようになって才能を信じるよう
になり不正を止めたと思われる。よって水無月(除く
鍵二)の事件には関与していない。
立証
犯人は心を持ってない=芯也。小暮も水無月の跡目争い
以外の目的があると推理。死刑囚アツミもどんな殺し
方もできると言っていた。その意味では殺しに一貫性
がなくても理解できる。鍵二と迷ったがその真の目的
を考えると動機が弱い。

〇小暮さやか殺害及び小暮警部殺人未遂の犯人も芯也
動機
18年前の鍵二の事故の真相に近づき過ぎた為
立証
最終話のラストシーンで小暮警部から奪ったと思われ
る拳銃を所持。二人共修理工場に芯也が働いていた事
をつきとめていた。真相が暴かれる事への恐れから犯
行に及ぶ。

〇水無月家 奏太郎、千世、器一、鍵二、譜三彦、律子、
葉音の殺害又は殺人未遂の犯人は片岡女医と唱吾母子
動機
水無月家への憎しみと財産乗っ取り
立証
唱吾は1話にて一番大切なものを「金」としている。
(伏線)4話にてバトルの目的を母親(実は片岡女医)と
言っている。この計画は唱吾が水無月に引き取られた
時から計画されていたと思われる。最終話、教会に火
を放ったのは唱吾。あの中にいた人間全部を殺せば
水無月の生き残りは自分だけ。(奏太郎は片岡女医が
謀殺予定)最後に誤算だった記憶の蘇った千世殺害を
もって水無月家の血を絶とうとした。が直前で逮捕。

と、既に1話にて犯人とその動機が描かれていると思います。その他、それにつながる伏線やセリフが多過ぎて書ききれません。

〇小暮さやかは何故犯人を目の前にして父親に犯人の名
前を伝えなかったのか?
おそらく覆面をしていたのでしょう。事故の真相に近
づいた為その犯人に命を狙われたと悟り、犯人の特定
はできないが「あの事故は殺人だ」としかだけしか伝
えられなかったと思われる。できればワルツの見つけ
たのは手袋だけでなく、覆面も見つけてくれていれば
いいのにっと勝手に推測

〇グロリアは誰が作ったのか?
最終話で明らかなようにオリジナルの
グロリア(〜Appassionata〜)は鍵二の作品。芯也は
それを自分なりにアレンジして編曲した。それが
グロリア〜希望の光〜だと思います。だから芯也が
自分の作った曲だと言ってもあながち不思議ではない

〇ラストシーンについて
〜希望の光〜を作ったのが芯也だとしたら、心が無い
が故に本物の心を求めた現れですよね。だから希望を
捨てず運命に負けない心を持った葉音を結局愛してし
まった。このドラマのテーマは、ドフトエフスキーの
「罪と罰」的なものがあるのでしょう。つまり葉音を
愛した結果心を取り戻した芯也は今までの罪を悔い自
殺した、という流れの方が合ってそうです。心中とい
う線もありますが、生への希望を捨てない葉音がヒロ
インですし、テーマソングもそうだし(笑)
いずれにせよテーマは完結しているはずなのでいろい
ろ想像してみるのもいいでしょう。

以上細かいつじつま合わせは別として大体の謎が解けた?
気がします。でも久々にいろいろな意味でおもしろいドラマを見たという感じです。特に必死に視聴者の裏をかく為の努力がすごいですね。
長々すいませんでした。

[14] Re: 真相に迫る  Name:えーと - 2004/06/27(Sun) 19:32 ID:vrXbeZgM  編集/削除 

羽音突き落としはシンヤじゃないですか?その後助けたのもつまり自作自演。律子と間違えるっていうのも、ありえないと思います。いくらなんでも区別ぐらいつきますよね。でもなぜ律子をだかわからない。

[15] Re: 真相に迫る  Name:芯也が犯人?? - 2004/06/27(Sun) 20:04 ID:OVkjv5v6  編集/削除 

芯也は分裂症。小暮刑事もゆってたし。
芯也の行動支離滅裂で、狂ってるとしか言いようがない。何か色んな思いが交錯してて、自分がどんどん分からなくなっていったんでしょう。てかちゃんとした犯行動機が知りたいっすよー☆

[16] Re: 真相に迫る  Name:わる2 - 2004/06/27(Sun) 21:41 ID:UCC1UN.2  編集/削除 

この話は、すべて見た人の想像でどんな話にでもなるというものではないのでしょうか?

[17] Re: 真相に迫る  Name:ふみ - 2004/06/27(Sun) 22:53 ID:50lZq5oY  編集/削除 

たくさんの意見ありがとうございます。
参考にさせてもらってさっき少し更新しました。
http://www.alived.com/waltz/facts.html

唯一さんの意見を見たら、芯也がすべての犯行をしていたというのも、いちおう辻褄が合いますね。
私的には10話がかなり謎だったものの、葉音を突き落として助けるという行為によって、葉音を欺こうとした芯也に対し、
葉音はそれを知りつつも、芯也を許し愛そうとしたと考えると、そこに深いテーマ性が見出せますね。

ただすべての犯行が芯也だったとしたら、芯也はとんでもない悪人(笑)だったわけで、それをあまり認めたくない気持ちもあるんですけど。

でも6話の舞子殺害と8話の小暮強襲だけでは確かに死刑にはならなそうだし、
それに加えて2〜4話か10話のどちらか、もしくはその両方が芯也の犯行だったと考えるのが妥当なんでしょうね…。

推理狂さんの、水無月家殺しの犯人は全部唱吾というのもなるほどな〜と思いました。
その可能性も高いですね。

引き続き指摘やご意見・推理などがあればお願いします。

[18] Re: 真相に迫る  Name:小冷 - 2004/06/28(Mon) 00:31 ID:o3ta5tFU  編集/削除 

突き落とした葉音を助けた理由・・・。まったく、芯也と考えませんでした。
後、どうも池田殺しが不自然に感じるんです。芯也と音楽的見解で対立してましたよね。途中で音声を止めろ。まで言ってたし。確かに一番動機が深いけど、友好的に迎えられるでしょうか?
芯也が学長の座を狙ってる事について。
最初は興味なさげだったけど、葉音を勝たせる事について執着を見せ始めてます。あの熱心なマザーへの質問がそれを現してるんじゃ?
動機について、推理狂さんすごいですね。もうここから動機を出してたんですね。唱吾の場合器一は間違いないんじゃ(思えば実は唱吾は愛人の息子とやって思いっきり侮蔑してましたから濃いと思います)。天を指差したのはただ単に間に合わなかったから(もしそうならすごい下らないけど)?
唱吾が教会に火を付けた。正しいと思います。何故なら火を付けた犯人は手袋をしていた。最初は譜三彦(鍵二)が試験の為に付けたと思ったんですけど最終回を録画したビデオを見直したら彼は素手でした。無論芯也も。葉音とノッティーは例外だし宮西が到着した時には火が付いていた。奏太郎、千世、久枝は病院。華子には動機がない。つまりアリバイのない彼しかいないんです。
確かに芯也悪人は認めたくないけど・・・・。輪島1人、小暮殺人未遂だけで死刑にはなりませんよねえ(最早拳銃から確実、その時トンネルにはいなかった)。
しかし、思ったんですけど、良く華子生き残ってましたよねえ。

[19] Re: 真相に迫る  Name:らっく - 2004/06/28(Mon) 00:47 ID:E9xW2s6Q  編集/削除 

初カキコです。宜しくお願いします。

>でも6話の舞子殺害と8話の小暮強襲だけでは確かに死刑にはならなそうだし、
>それに加えて2〜4話か10話のどちらか、もしくはそ>の両方が芯也の犯行だったと考えるのが妥当なんでしょうね…。
↑私の持っている法律の本(根本はギャグですが為になるようなヤツです)に、『裁判官が過去の判例を元に刑量を裁量することの多い日本では、4人殺すと確実に死刑となるという傾向がある』そうです。
・・・ってことは本編では誰もが少なからずとも殺意を持っていて、殺し方も計画的(あるいは冷酷)だったわけですから、2、3人で死刑なのでは?というのが私の見解なのですが・・・
となると、芯也が犯したことが舞子殺害、小暮殺人未遂だけだとすれば舞子に殺意があったとはいえ死刑は無いでしょう。
ってことはふみさんの言うとおり、不正の人達のうちの誰かか、器一殺害、律子殺害(自殺か?)のどれかをした事になりますね。
ここであれって思ったものがあるんですが、MDに録音された音を当てるテストです。解答は砂時計の音→犬がミルクをなめる音→100円玉が落ちる音→ろうそくを吹き消す音でしたよね。
葉音が砂時計の音を聞いたことがあるかどうかはわからないので保留とします。
犬がミルクをなめる音はワルツを飼いはじめれば覚えるでしょう。
100円玉が落ちる音も第1話でわかるように集めていたくらいですから覚えるでしょう。
問題はろうそくを吹き消す音です。テスト後に芯也が葉音に、今日を2人の誕生日にしようと言って葉音がろうそくを吹き消します。うろ覚えですがこのとき芯也が「お互いに初めて聞く音」みたいな事を言っていました。と言う事は葉音はこの音を知らない訳ですから芯也の不正である事が考えられます。そして車でひくと。
この事件は唱吾にも疑いがありますがこれはたまたま起きた共犯の殺人としても見れるとおもいます。芯也によってひかれて搬送された病院でこれはラッキーと思った唱吾に呼吸器を外されたみたいに。それか、もともと組んでいたのかもしれませんね。電話相手が唱吾でひく役と万が一に備えて止めを刺す係と分けていたなど。そう考えると芯也1人で巨額を用意できるとは思えないので芯也、唱吾共犯が一番可能性が高いと思います。
それから水無月家の兄弟殺害については、おそらく唱吾の可能性のほうが高いと思います。やはり放火が一番の決めてなのでは?と思います。ライバルは殺してでも減らすそれが唱吾のやり方だと思います。
となると芯也が犯した犯罪が上で定めた目標(?)に達しませんでしたが、本人も動揺していたのでおおげさに言ってしまったという事で(笑)

[20] Re: 真相に迫る  Name:ぽち - 2004/06/28(Mon) 00:53 ID:BQ44GT1o  編集/削除 

 2話の調律師の件、言い方が少しむごい(爆)かもしれませんが、車でひいたのと病院でとどめをさしたのって別人ってことは考えられませんか?
 ちなみにひいたのは芯也、病院でとどめさしたのが唱吾、別の理由(音楽の冒涜)で殺されかけたのを利用して裏金渡してたのを口封じした・・・ってことなら納得いきませんかね?うーん・・・でもたしかに私も葉音に有利な問題ですぎてるなぁ・・・と違和感感じてはいたんですが。このときの芯也にはこらしめてやる程度の気持ちしかなかったのに実際に死んでしまったせいで人を殺すのが平気になっちゃったとか?その証拠にどんどん殺し方がエスカレートしてますし(爆)たしか2、3話あたりで芯也が1人苦悩してるシーンあった気がしますがこれなら納得いくような?彼が完全に悪者ってわけじゃなくなりますしね。
 3話で人形師に裏金を渡したのは華子の気がします。もしかしたら芯也は彼女がお礼?もしくは会いにいくのを知ってて見せしめの為に華子がいる時に人形師を殺した可能性もあるんじゃないんでしょうか?かつらをかぶってたようですし、見られても平気な準備してるなんておかしいですしね。まぁ、華子が怖くて犯人の顔なんて見てないのに見た振りして学長からお金もらったっていうなら違ってきますが。。。もしくはそれに気づいていたか、彼女が母子家庭?で残された子供のこと考えたら小さいころの自分とダブってそれだけはできなかったとか?

以上長くなってしまいましたが私なりの推理です。

[21] Re: 真相に迫る  Name:otn - 2004/06/28(Mon) 00:58 ID:cFzmcplY  編集/削除 

殺人は芯也か健二のどちらかがやったと思っていたのに、唱吾の逮捕が「殺人容疑および殺人未遂現行犯」で、殺人未遂現行犯はともかく、殺人容疑って誰の?と思っていたのですが、皆さんお書きの内容で納得しました。

刑事達が有能で上記容疑が正しいとすれば律子殺しは唱吾ですね。器一の場合は鍵を壊した犯人が誰であれ殺人容疑にはならないし、鍵二殺しは放火罪も付きますがそこまでは解明できて無かったのでしょう。まあ、刑事達は有能そうじゃないので上記の宮西刑事のセリフを重視するのもまずいかもしれませんが。

ラストシーンですが、(以前の回の録画を残してなかったのでうろ覚えなんですが)葉音が、「夢を見ました。水の中であなた(芯也)を殺す」と言うようなことを言ってませんでしたでしょうか?

これが最後のシーンのことだとすると、芯也が葉音を撃って、葉音が芯也に抱きついて一緒に崖から海に身を投げて死ぬ(葉音が芯也を殺す)で話が合うと思うのですが。

あと私の謎は、
・履歴書の筆跡で、工場で舞子が見つけたものと芯也が燃やしたものは筆跡が違うんですが、何故2枚あるのか?芯也と(鍵二の代わりに文通していた)器一がそれぞれ書いたのか?何故器一が?それとも親父か?
・芯也が鼻血を出した後、医務室で飲んだ薬の意味は?意味なしの偽伏線か?
・恋人である律子が事情聴取で芯也があやしいというのは、この回の脚本家が恋人関係を知らなかった?

またあんまり本筋ではないのですが、光の指の神経の傷害罪と幸子の母の死は事故扱い?それだとひどいですね。

[22] Re: 真相に迫る  Name:絶対おかしい!! - 2004/06/28(Mon) 01:41 ID:5AmJv8K2  編集/削除 

第10回の最後、芯也が話している「あの人」は学長のことのような気がしてなりませんでした。
しかし、最終回で「あの人」は宮西のことになっている。
しかも羽音の目に映る宮西に気づいたシーン、第10回では小暮は違う部屋にいたぞ!!なのに最終回ではなぜか芯也の隣にいた。

絶対おかしい!!
野島さん強引すぎ!!

[23] Re: 真相に迫る  Name: - 2004/06/28(Mon) 02:06 ID:1DGRMlTo  編集/削除 

いろいろな意見がありますね。
私は教会の放火は健二自身によるものではないかと思ってました。もともとカセットが完成したら譜三彦と共に死ぬつもりだったのではないかと・・。でも完成する前に火が放たれたのはやっぱりおかしいですよね。そこがわからないんですけど、教会まで車で駆けつけた芯也を見ててもかなり遠い感じがしましたし、唱吾は駆けつけることができなかったのではないかと・・。
どの人を一体誰が殺したのかもわからない。
放火の教会、逃げ込む地下室のシーンは聖者の行進と被ってるなって思いました。野島さんのドラマってそういうとこ多いですよね。
それでも心惹かれるところがあるから好きなんですけど。
葉音を突き落としたのも管理人さんの言うとおり芯也なのかも。けど愛してしまったから殺せないと思います。
ラスト、高校教師93のようにどうなったかわからないところは私は芯也が葉音に背を向けた時点で罪と罰がテーマだったわけだし、犯した罪に伴って愛する人とも結ばれず、野望も打ち砕かれる、ひとの不幸の上に幸せは築かれない、というように芯也は罰を受けて自殺したんだと思います。

[24] Re: 真相に迫る  Name:芯也が犯人?? - 2004/06/28(Mon) 02:37 ID:l5VrE8no  編集/削除 

3つの殺人、舞子殺害、小暮警部を襲ったのは芯也。(4人殺害してるから死刑)ラストの拳銃は小暮警部のもの。(舞子は殺される時、小暮に犯人をあえて言わなかった。それは犯人だと信じたくなかったから)
器一は犯人が誰だかは気づいていたはず。小暮警部が襲われた時、千世を保護していたのは器一だったので、その時犯人を見ているはず。でも死ぬ間際、空を指したのは芯也を庇っていたため。警察は芯也が誰かを庇っていると推理していたが、実は芯也が庇われていた。芯也は誰からも愛されていないと思っていたが違った。これはすべて、水無月家の人間の愛情表現の乏しさが招いた悲しい事件。

唱吾は天使が試験に落ちたことで自分が学長になれない事に絶望し、正統な水無月家の血をひく兄弟達を憎み、律子を殺害。教会に火をつけ、自分以外の後継者すべて殺そうとしたのも唱吾。
葉音を突き落としたのは芯也か唱吾。芯也はやっぱり、支離滅裂な行動を取ってると解釈できるので、分裂症気味だと思う(舞子の死体にウエディングドレスを着せたり、ピアノの前のマネキンをセットしたのも芯也??怖…)芯也が葉音を突き落としたのなら、一度は殺そうと思ったものの葉音を想う気持ちも真実ではっとなり、葉音を助けるため海に飛び込んだ。
後は、鍵二と譜三彦の秘密。譜三彦には水無月家の血を濃くすれば天才が生まれるかもしれないという野望があった。そこで、苦しみながらも律子の気持ちを利用して、鍵二になりすまし律子と教会で結ばれた。鍵二はノッティーが自分の子供って気づいてたんかな?てかノッティーの母親だけでも自分が鍵二だと告げていれば、入水自殺何てしなかったんじゃない?一番可哀相なのは鍵二だ。繊細で優しいみたいだから、誰も殺してないと思うし。
学長の言った通り、芯也は純粋すぎたために18年前に鍵二を殺した罪に耐え切れずにおかしくなってしまったんだと思う。でも最後は葉音に愛情を教えて貰って、人を傷つけるよりも自分を傷つける事を選び葉音を殺さず、罪の意識から自殺したんじゃないかな。

[25] Re: 真相に迫る  Name:芯也が犯人?? - 2004/06/28(Mon) 02:46 ID:l5VrE8no  編集/削除 

↑長くてすいませんです。ちょっと偏った意見なので聞き流して下さい。芯也がもう少し早く愛を知っていれば、芯也はここまで罪を犯さなかったと思ったので。あと、芯也は別に学長になりたかったわけじゃないと思う。根が悪魔なわけじゃない。ただ自分で、自分が分からなくて苦しんでたんすよ。。だから最後神様…って、葉音に助けてくれとも言ってたでしょう?誰かに助けてほしかったんっすねずっと。

[26] Re: 真相に迫る  Name:otn - 2004/06/28(Mon) 02:59 ID:cFzmcplY  編集/削除 

試験官買収のお金を誰が用意できたかですが、あれだけの額を現金を用意できるのはオヤジしかいないと思ってましたので、無意味な手がかりとして無視してました。確かに唱吾でも仕事上裏金で可能かもしれないけど、アタッシュケースいっぱいの百万円束って、億単位ですよね。そこまでの裏金作りは無理でしょうけど、あとで取り戻すことを前提で一時的なら可能ですね。

ラストシーンですが、芯也は普通の精神状態では無かったので、葉音を愛しているかどうかにかかわらずどんな行動を取ってもおかしくないように思います。

唱吾が放火に間に合ったかどうかですが、トンネルから消えた譜三彦が、大学にいたオヤジをバイクに載せてトンネルに向かっているので、移動時間は手がかりに出来ない(そこまでつじつま合わせを考えていない)と思います。

何かつじつまを合わせる努力を放棄しているのが各所に見られるので、手がかりとして何を採用していいのか、どの手がかりを無視するのか、難しいです。
DVDで最初から見ても真相にたどり着けるのかもあやしい。

あと、副音声も同時に聞くと手がかりが多少増えますよ。画面で気づかなかったこともしゃべってくれる。例えばコンピュータの回で幸子(知樹?)の心の声の番でトイレの鏡が割れましたが、男子トイレだそうです。きっと知樹がにらみつけていた部分。

[27] Re: 真相に迫る  Name:というか・・・ - 2004/06/28(Mon) 12:26 ID:Qdr4LU7.  編集/削除 

調律師、人形師、空間コーディネーターの殺害動機は
「音楽への冒涜」でしょ。
調律師、人形師に関しては「試験での不正」=冒涜
空間コーディネーターに関しては芯也との会話上で音楽への冒涜する発言をしていた。

だから不正を頼んだ人が口封じに殺すつうのは違う気がする。

[28] Re: 真相に迫る  Name:heavenly - 2004/06/28(Mon) 12:38 ID:XujZ7U4E  編集/削除 

はじめまして。
最終回のラストシーンについて、少し意見を書かせて頂きます。

私は、前回の「白鳥の湖」のストーリーが、結末を暗示していたのだと思います。

「白鳥の湖」では、ジークフリート王子が、悪魔の魔法によって白鳥に姿を変えられてしまったオデット姫を愛しながらも、悪魔にたぶらかされて、一時は悪魔の娘に永遠の愛を誓ってしまいます。絶望したオデット姫が、湖に身を投げて死のうとするところに、悪魔のたくらみに気づいた王子が現れ、二人の愛の力と死によって、悪魔は滅び去る、というような話です。

ドラマ中でも紹介されていましたが、念のため…。
長くなってすみません。

[29] 最後だけ・・・。  Name:スピカ - 2004/06/28(Mon) 13:39 ID:L7Uq08uU  編集/削除 

最後の銃声は、一発でしたが。

葉音の「待ってる」の言葉を信じ、
二人はスワンレイクへ行ったのでしょう。

先に旅立ったのは、葉音。

たとえ芯也が行かなくても、ずっと待ち続けるのでしょう。


二人が死ぬことは、
バットエンドではないのです。

[30] ラストシーン  Name:ともくん - 2004/06/28(Mon) 15:20 ID:595m.P3U  編集/削除 

初めまして、毎週欠かさず見ましたが、結局犯人が分らず終いで、ここへ来てしまいました。葉音は手袋以外にも証拠をもっていそうな芯也の言葉からすると、学長殺害、放火以外は全部芯也の犯行なのかなと、思います。 ラストシーンですが、芯也が葉音に背をむけた所からすると、弾は芯也の体を貫通し、葉音にも当たり、二人とも死んでしまったのでは?と思います。 でも皆さんの書き込みも一理あるなと思います。

[31] Re: 真相に迫る  Name:Kentar - 2004/06/28(Mon) 17:05 ID:jATEX9PQ  編集/削除 

ちょっと別件についてですが、
・マザーによる殺害
・トンネルでの心霊現象
については「解なし」ということなんでしょうか?
何か現実的な説明(想像でも)ができる人っていないでしょうか

[32] Re: 真相に迫る  Name:あはは - 2004/06/28(Mon) 18:35 ID:JO7j..Hc  編集/削除 

最後のシーンあれは芯也が変なところにうって2人とも助かってハッピーエンド♪これでいーじゃない。

[33] Re: 真相に迫る  Name:まる - 2004/06/28(Mon) 19:34 ID:rBQTj9TU  編集/削除 

初投稿です。よろしくお願いします。

私は芯也が全てをやったと考えています。

「彼らは音楽を冒涜した。」と芯也は最終回で語りますが芯也はそれをどこで知ったのでしょう。
調律師、人形師は不正をしていたのを現場の金などから慮ることはできるでしょう。
しかし3話の音楽コーディネーター、彼はどこで音楽を冒涜したでしょうか。
学長の言うがままに装置を作るまででは冒涜にまで至らないような気がします。
だとすると、彼の罪は「音楽は豚の餌。」このセリフです。
それを聞き得たのは芯也だけ、それに激昂したのも芯也です。
空間コーディネーターを殺し得たのは彼だけです。

上とは別に、芯也の動機は不正をした口封じでもありうるでしょう。
葉音が試験参加をしたのは偶然でしたが、音感の2次試験まで時間があるために不正は可能です。
芯也は鍵ニほどの才能が無いにしろ水無月家を代表する世界的なピアニスト。
コンサートにCDに、と個人としても相当なお金持ちのはずなのであれだけのお金があるのも無理はありませんし。

小暮親子は真相に近づきすぎたため。幸子母は事故
器一も芯也が学長になるために。
レース脱落で十分なので聖香でもよかったんでしょうけど。
ちなみにトンネルの心霊現象は譜三彦の霊。
鍵ニとして殺されたので鍵ニと名乗ったんでしょう(苦しい・・)。
あれが偽者なら歌乃はじめ涙を流したメンバーが救われません。

律子殺害は、葉音を突き落とす以前でで学長になるため。
念を押しますが、葉音を突き落としたのは芯也です。
ビデオがあるなら葉音を突き落とした時のスーツの袖と、芯也と唱吾のスーツを見比べてみてください。
二人とも色は似ていますが、唱吾はストライプが入っています。
もちろん突き落としたのは無地の袖。
いくら目撃者対策のためといえど、唱吾が芯也が当日着てくる服を予想し持っていったと考えるにはさすがに無理があるでしょう。

では何故、葉音を自分で突き落として自分で助けたのか。
これには理由があり、芯也の悪魔の頭脳が働いていた、と考えます。

芯也は葉音を助け気を失い、目覚めたあとすぐに唱吾に捕まっています。
そしてその後すぐに宮西が愛児園出身云々を唱え芯也が殺されるまでの狂言が始まっています。
狂言について、どう考えても打ち合わせをする時間がありません。
それならば、律子を殺す前か直後、葉音をカメラの前で保護させる打ち合わせをしていたと考えるのが妥当です。もちろん小暮にも連絡を取った上で。
しかし、いかに葉音によってアリバイを証明され、刑事もそれをするはずがないと一度は容疑を外れた彼でも、わざわざこんな申し出をする以上疑われないはずがありません。
芯也はその疑いを晴らすために、葉音を落とし、自分で助けるという芝居を打ったのです。
つまり、芯也は葉音を落とし助ける狂言、刑事二人で打った狂言、2つの狂言で刑事も他の面々も手玉に取ったわけです。

そしてラスト。
心の無いはずの自分が葉音の愛、葉音への愛に気づく。
いままでの贖罪のために自殺、僕はそう考えます。
愛する葉音を殺すわけもなく、死ぬことをも望まないでしょう。
葉音は愛を胸にワルツや仲間とともに生きたのでは。

でも、履歴書の謎は解けぬままでしたね。
結局のところどんなに頑張っても説明不足で破綻している物語。
最後まで突き詰めると結局辻褄のあわないことだらけなので推理物としては見ないほうがいいかもしれません。
犯人が器一だったなら一連の犯行も動機の解釈も簡単なんですけど。

[34] Re: 真相に迫る  Name:らっく - 2004/06/28(Mon) 20:21 ID:E9xW2s6Q  編集/削除 

こんいちわ。再びカキコさせてもらいます。

今思い返せば最終話のクライマックス、葉音の証言が正しいとすれば芯也の部屋(?)からは手袋以外にも多くのものが出て来るはずです。それらが何かという確証は全く無いので、保留とします。

では、血にまみれた手袋が何に使用されたかを考えるには、血にまみれる犯行と手袋が必要な犯行を考えればいいわけです。警察に鑑識されて凶器に自分の指紋が出てしまえばその時点でご用ですから、凶器が警察に回収される可能性があるものには、指紋をつけないのが普通です。

よって血にまみれる犯行は芯也が行ったものと確定する犯行。手袋が必要な犯行は芯也に疑いがある犯行と判断できます(なぜなら唱吾も手袋を持っていたわけですし、どちらかに疑いがかかるわけですから、同時に唱吾にも疑いがかかることになります)。
まず、返り血を浴びる上に手袋が必要となる犯行ですが、それに該当する事が、空間コーディネーター殺害と舞子殺害です。
池田氏の殺害については殺害の方法が、芯也の指揮棒による刺殺なので返り血を浴びることになります。ここであれって思うことがあります。もし芯也がこの犯行をするとすれば、自分の指揮棒だから自分のものに自分の指紋があっても不思議ではないので、手袋の意味は無いと思われます。と言う事は、芯也の所持物に指紋が残ることを恐れるのは芯也以外の人物です。
したがってこの犯行が芯也の犯行と考えるのは困難だと思います。よってこの件では芯也はシロと考えます。

次に舞子ですが、皆様もこの殺害は芯也によるものと予測をしているので、説明も不要と思いますが念のため。
舞子の殺害方法は(確か)鈍器による撲殺でした。と言う事は返り血を浴びる可能性もありますし、指紋が残っては危険なので手袋をします。これで確定でしょう。

あまり意味は書く意味が無いですが、参考までに手袋が必要な犯行は、
調律師ひき逃げ(ハンドルに指紋が残るから)、調律師の呼吸器を外す(呼吸器に指紋が残ってしまう)、人形師絞殺(たぶん・笑)、葉音殺害未遂(映像から)、教会放火・殺人未遂(映像から)です。

このうち唱吾の犯行と確定しているものは、教会放火です。芯也と譜三彦(健二)は教会の中にいた上に2人とも手袋をしている様子がありません。と言う事はたぶん唱吾の犯行で確定です。

それから葉音殺人未遂ですが、芯也の自作自演だと思っていました。葉音のくつを見て「まさかっ!」と言ったりするのも視聴者のため(笑)の演技と思っていましたが、それではあまりにもバカらしい(デッキにはワルツと葉音以外誰もいませんし、普段冷静な芯也が計画とは言えばかげたマネをしなくても、もっとマシなことをすると思います。例えばそこには誰もいなかったわけですから落とした後すぐに飛びこんでも問題はありませんし・・)と思い、考えなおしたところ、唱吾の犯行もかなりの可能性があると考えました。
唱吾が自分以外の水無月家の根絶を企んでいたこと、葉音と律子が同じ服装をしていたことを配慮すると、二通りの捉え方が出来ると思います。

まずは、葉音と律子とを見間違えた。それか唱吾は何だかの方法で情報を得て、葉音が律子と健二(譜三彦)との間に生まれた子であることを知っていた。とも考えられると思います。私は後記のほうと考えます。なぜなら唱吾と芯也は始めから手を組んでいて(おそらく理由は互いに正当な水無月家の人間ではないからでしょう)、葉音の出生の秘密、バイクの事件などのことも聞いていたのでしょう。となれば不正をしていた華子のパートナー・知樹、不正をしていたと思われる唱吾と組んでいてと不正をしていたと思われる芯也のパートナー・葉音がオマケ問題を正解することは不思議なことではないと思います。

以上、長々と乱れていて見苦しい文であったと思いますが、参考にして頂ければと思います。


ちなみに・・・
>またあんまり本筋ではないのですが、光の指の神経の傷害罪と幸子の母の死は事故扱い?それだとひどいですね。
弁護士でもなんでもないちょっとだけ法律がわかっている一般凡人ですが、これに関しての意見ですが参考に。
法律が制限するのは『人』の行動だけで、動物やロボットなどの『物』は法律によって規制はされないのです。
いくらマザーが人類の知恵やら何やらを得たといっても、法律的には『物』に変わりは無いのです。
光への傷害容疑や幸子の母への殺人容疑は全てマザーの判断である(学長や芯也などの容疑者も全く関与していないようなので)と思われる。よってこれは法律的に見れば事前に予測がつかない機械の誤作動としか見られないため、全く罪を問われないのです。よっておっしゃる通り、これらはただの事故です。でもこれまでの殺人とかがありますから、もしかしたら学長に対して業務上(?)過失致死罪が問えるかも(笑)ある意味の不注意ですし。
簡単な資料があったので参考にして考察してみましたが、自分でも驚きです(笑)
以上余談でした。本題にはあまり関係無いので聞き流してください。というより異様な長さになってしまいました。スイマセン。

[35] Re: 真相に迫る  Name:kan - 2004/06/28(Mon) 21:23 ID:fuaWaZ8s  編集/削除 

ぼくは調律師、人形師、空間コーディネーター、舞子、谷啓は芯也で、器一、律子、羽音は唱吾だと思います。羽音は芯也がやった、という意見が多いですが、いくら伏線とはいえ、あんなことを言うでしょうか?むしろ唱吾がパートナーを消すためにやったと考えたほうが自然だと思います。

[36] Re: 真相に迫る  Name:otn - 2004/06/28(Mon) 21:46 ID:cFzmcplY  編集/削除 

>ちなみに・・・
>>またあんまり本筋ではないのですが、光の指の神経の傷害罪と幸子の母の死は事故扱い?それだとひどいですね。
>法律が制限するのは『人』の行動だけで、動物やロボットなどの『物』は法律によって規制はされないのです。

三菱ふそうのトラックが人を殺しましたが、トラックだから無罪じゃなくて、元社長他が業務上過失傷害致死で逮捕されてます。そういう意味で書きました。

>もしかしたら学長に対して業務上(?)過失致死罪が問えるかも(笑)ある意味の不注意ですし。

幸子母の死因ははっきりしませんが、コンピュータに接続され操作可能なケーブルで絞め殺したとすると、そのような危険物を設置した人あるいはコンピュータ設計者の業務上過失傷害致死容疑はあるでしょう。電動回転扉による死亡と似たレベル。まあ、結果を予想できなかったとして不起訴か裁判で無罪かもしれません。
また、指の神経を切るためにはそれが可能な器具を指に装着しないといけないので、その器具の装着を指示した人は過失じゃなくて障害罪ですね。
まあ、いずれにせよ本筋じゃないのには違いないですが。

[37] Re: 真相に迫る  Name:フリーダム - 2004/06/28(Mon) 23:42 ID:/WYf9I0k  編集/削除 

このドラマで起きた殺人の中には一人では実行が困難なものがいくつかあるという点から芯也、器一、律子の3人が手を組んでいたのではないかと思っています。そして口封じのため器一、律子は芯也に殺されたと思います。

空間コーディネーターの池田の死体は大学の構内の噴水の銅像の上にさらされていました。殺害後一人で運んでいたのではあまりにも時間がかかるし、防犯カメラに写ったりガードマンに見られる可能性もある。女性の律子が手伝ったのでは体力面で役に経たないので器一が手助けしたのではないかと思います。

秘書の舞子が殺害された後にウエディングドレスが着せられていました。ウエディングドレスを着せるのには時間も手間もかかるから律子あたりが手伝ったのではないかと。

死体を移動するのには男手が必要。ウエディングドレスには女手が必要ではないかと思うので器一、律子でなかったとしても男女の共犯者がいたと思います。

自分は数多くの推理小説やドラマを見てきました。本格的な推理物なら必ず謎解きがあります。今回のように多くの事件が絡んでいても最後にはつじつまがあうようになっています。しかし、このドラマにはどちらも欠けているように思います。だから推理ドラマとして見ない方が良いという意見に賛成です。

[38] Re: 真相に迫る  Name:ふみ - 2004/06/29(Tue) 00:35 ID:UepQfEAo  編集/削除 

ご意見ありがとうございます。

みなさんの意見を見て思ったのですが、4話の空間コーディネーターの殺害は、
芯也が一番妥当になりそうですね。
というか他に候補が見当たらないので。鍵二という可能性もあるけど、彼は話を聞いてないでしょうし。
芯也は学長になりたい一方で、音楽もまた愛していたと。
らっくさんが[34]で仰っている指紋の件については、制作側はそこまで考えてないような気がします。

ということで2〜4話についての仮説ですが、

4話 … 音楽を冒涜されたことによる芯也の犯行。

2〜3話 … 犯人が芯也だった場合のケース
―――――――――――――――――――――――
A.芯也が買収していた。試験後、口封じのために自ら殺した。(金を取り戻せるという利点もあり)

B.芯也以外の人物が買収していた。不正を知った芯也が、音楽の冒涜を許せずに殺した。(買収した人物に金は戻ってこない)
―――――――――――――――――――――――

B→芯也以外の人物が買収していたとしてその候補

華子…息子の知樹を勝たせるために買収。
唱吾…パートナーの歌乃を勝たせるために買収。
奏太郎…理由不明

--
(私が考えた限り)上のAかBになると思うんですけど、誰が買収したかは今となってはわからないので、
芯也が自ら買収して、口封じと金を取り戻すために殺した、と考えるのが一番整合性があるかなと思うんですけど、どうなんでしょうね。
あれだけの金をどうやって用意したのか?は確かに疑問として残りますけど。

でもそれだと2〜3話に関しては「音楽の冒涜」には当てはまらないので、
知樹を勝たせたい華子が買収して、芯也が不正を許せず殺した、と考える方が素直かもしれません。

ここらへんは矛盾点が多いし難しいですね…。

[39] ?????  Name:シダ植物研究会 - 2004/06/29(Tue) 09:13 ID:Tgkhzh/Y  編集/削除 

まず、教会の放火、千世の殺人未遂は唱五によるものであることは確実ですよね。で、警察が芯也を取り込んで、宮西が犯人だと思わせる芝居をうったのは、唱五をハメるためなのも確定。そして、ラストシーンの葉音と芯也のやりとりからすると、それ以外の一連の殺人(南京錠の細工は除く)が芯也の犯行と考えるが普通でしょう。

ですが、そうするとおかしな点が一つあります。宮西が犯人だと唱五に思わせる芝居をうつまで、唱五はこれといった悪いことをしていないのです。警察が唱五が連続殺人の犯人だと疑っていたとしたら、わざわざ決定的な証拠をねつ造してまで、宮西が犯人だと唱五に思わせる意味がありません。何故なら唱五が犯人なら、宮西が犯人でないことがわかるからです。

もっとも、芯也が学長になれたということは、別の犯人が冤罪で逮捕されている可能性が高いわけです。濡れ衣を着せられているのは唱五なのでしょう。


なお、経理部長なら大金を用意することが出来るので、調律師や人形師を金を渡したのは唱五だという見方も出来ます。

[40] Re: 真相に迫る  Name:mo - 2004/06/29(Tue) 13:40 ID:fufpXZYY  編集/削除 

初めまして。興味深く読ませていただいております。

どなたか、志賀華子(小柳ルミ子)について調べた方はいらっしゃいますか?最後の最後で学長の座に着いた芯也の側近として残っていた事からも、彼女は芯也と共に何かしらウラがあると思うのですが?
中盤であれだけ怪しい行動がありながら、最後まで無傷で残っていたのですから・・。

それと、ラストシーン葉音の台詞
「要らないモノは、他のモノ」の「ほかのもの」とは芯也が欲し、そして手に入れた「カネ」や「名誉」の事だと解釈しています。
そう考えると、やはり芯也は最初から学長の座を狙って冷酷にコトを進めて来たと思われ、全部とは言わなくても、かなりの犯行に関わっていたと思われます。

[41] Re: 真相に迫る  Name:Q - 2004/06/29(Tue) 15:58 ID:df4hR.io  編集/削除 

真相ではないのですが、ラストシーンについて書き込みします。

私も管理人さん同様、あのラストシーンはあまり良い物ではなかったように感じます。
特に教会が炎に包まれ、鍵二が超絶技法でグロリアを弾き、ノッティーや葉音が涙するシーンがとてもいいものに仕上がったな、と思ったので。

最初は、また管理人さんと一緒なのですが、心中だと思いました。あの銃声は決してハッピーエンドを示すものではなかったと。
学長が芯也だったということに、まず嘘ではないかと思ってしまいました。夢か何かだと思ってしまいましたが、とてもそんな雰囲気ではなかったので、そこで微かに哀しい予感がしました。
学長椅子に座っている芯也。威厳のある風貌。
もうそれだけであのラストシーンの断片的な物を読み取ってしまった気分になってしまいました。
中盤で、TV雑誌のネタバレ記事に載っていた、あのラストシーンの葉音に拳銃を突きつけていたのは譜三彦だと思っていました。
けれど芯也だった…。
芯也は死刑になるくらいの人を殺した。
それでも葉音は待ってる、と。
ふたりは結婚した。

私は結婚しなくてもいいんじゃないかと思いました。きっと葉音は結婚というカタチにこだわらなくても、ふたりでただ穏やかに、静かに愛を育んで、暮らしていければ他に何も求めないのだと。
私はそう感じていました。恐らく、本物の悪魔だった芯也も潜在的に葉音を愛し始めたとき、そう思ったと。
ふたりのシーン全般の、あのどこか哀しく、けれど愛が感じられるあたたかいシーンがその気持ちを象徴しているかのようでした。

ふたりは心中したと思います。けれどそれは決して幸せになるためのものではない。
人を殺めてしまったところで既に芯也はもう本当の幸せにもたどり着けなくなってしまったから…。たとえ葉音を心から愛したとしても。
結果的に、人形師フミヨの言葉も、死刑囚アツミの言葉もふたりの未来を予言していたということだと思います。
芯也は拳銃で自殺し、葉音は倒れた芯也とともに海へと…。

ライバル達のその後も見たかったです。ノッティーと知樹は見られましたが、光、歌乃、聖香はどうなったのでしょう…。
気になります。

何だか、話の内容は全く違いますが、あるドラマのキャラクターに似ていると思います。芯也が…。
結末も、あるドラマははっきりしているのですが、何だか似ていると感じました。
私が比較的好きなドラマなんですけど。パクりとかそういうのでは全くなくて…。

そういえば音楽家のモチーフにかかわらず、野島さんらしく、童話のモチーフも随所に見られましたね。
#1はシンデレラ(葉音が落とした靴を元に芯也が葉音を見つけ出す)、#10は白鳥の湖、#11が白雪姫(冷凍保存された譜三彦の遺体)…。

[42] 鍵二と芯也の謎  Name:Rin - 2004/06/29(Tue) 23:04 ID:/o8Mo7ws  編集/削除 

 6月26日の最終回を見ましたが、何がなんだかさっぱりわからず、その夜は眠れませんでした!4月から3ヶ月にわたって放送されたので、部分的に忘れたところもあるけど、すごい疑問だらけです。

・鍵二殺しは結局3人が関与。奏太郎は天才的才能と千世の愛情を独占していた鍵二に嫉妬し、芯也にオートバイのブレーキに細工させた。芯也は間接に共犯。片岡医師は、自分の息子に水無月家を継がせたかったので、有力後継者の鍵二を意図的に死に至らしめた。


(一連の殺人事件の犯人)
・調律師殺しは芯也の犯行でしょう。車も芯也っぽかった。

・人形師殺しも芯也。華子の息子の手助けをしたから。

・空間コーディネーターも芯也。和解したかのように見えたが、怒りが犯行に。指揮棒はあえて自分のを使って、仕向けられたと見せかけた。

・舞子殺しも芯也。は鍵二殺しの確信をつかみ、なおかつグロリアの作曲者(鍵二)に気づいたから。

・小暮の殺人未遂も芯也。舞子殺しの犯人を捜査で割り出されては困るから。

・器一殺しは唱五?腹違いの兄弟であると器一に指摘され、容姿も侮辱されたから。

・律子殺しも唱五。自分のパートナーが脱落したので、あとは兄弟を消すしかなかったから。

・葉音の殺人未遂も唱五。用心深い芯也を殺すより、目の見えない葉音を狙った。

・千世の殺人未遂も唱五。これは物語の上ではっきりしている。母と2人で水無月家を乗っ取るため。芯也を狙わなかったのは、芯也は殺さなくても、養子だから追い出せる。

 
・人形師「あんたとの約束どおり、あの子を勝たせてやったよ。」 これは華子が後でお礼に来た様子なので、芯也?を華子と間違えたと思う。

・一連の犯人の予想で小暮が取調べで水無月家の兄弟に質問。芯也と譜三彦以外は全員、「芯也が怪しい」と言った。それなのに、芯也と律子が何か裏で計画していた様子。なぜ?ピアノ試験の最終打ち合わせ?
芯也「僕たちがしていることは間違っていない。・・・どうしてそんなことを言うんだ!愛している。君を心から愛している。」 電話で芯也が律子に言ったこのセリフは、一体何だったのだろう?愛を知らないのに、「愛している」??「僕たちがしていること」っていうのは、ピアノ試験のことでしょうね、たぶん。

(ラストシーン)
芯也「自首なんかしたら僕は死刑だ。」 これは、あきらかに何人も殺している証拠。舞子一人ではないでしょう。芯也は葉音も、警察も欺いていた。

芯也「・・・っくそぅ、どうしてこんなときにグロリアが!」 これは、グロリアが人の心に何か影響をもたらすことを表しているのでは?悪を抑えることができるのがグロリアの秘密?

以上のことから、鍵二と芯也の謎に迫りました。↓
1番気になるのはやっぱりこの2人。

<鍵二の謎>
 鍵二はなぜ、18年も譜三彦のふりをしていたのか?それは自分の身を守るためであり、目的を達成するため。18年前のバイク事故。鍵二は自分が殺されることを前もって気づいていた。奏太郎の企みに気づいたものの、今度は医師の片岡に命を狙われていることに気づく。しかし、片岡の手にかかったのは譜三彦。片岡は双子の鍵二と譜三彦の区別がつかなかった。周囲に本物の自分が生きていることがわかれば、再び命を狙われることを考えた鍵二は、バイク事故の直後から譜三彦になりすます決意をする。しかし、母親である千世には自分が譜三彦ではなく、鍵二であることを見抜かれるだろうと思った鍵二は、千世も命が狙われることを考え、グロリアの音色で洗脳し、バイク事故以前の記憶を封印する。
 そして、18年後。鍵二にとってのチャンスがやってくる。父奏太郎の後継者選びのピアノ試験を利用し、世界平和のテープを作製する準備を進める。
 
<芯也の謎> 
 一方、奏太郎に鍵二抹殺の片棒をかついだ見返りとして、晴れて水無月家の養子となった芯也。彼は自分の心の中に、もう1人の自分がいることを自覚しはじめる。水無月家の人間になったことで、富と権力、地位と名声を手に入れようとする自分(悪魔)、そして愛したい、愛されたい、愛せない、愛されないという葛藤に悩み続ける本来の純粋な自分(天使)。小暮警部に鍵二が言った「虫も殺せないようなヤツだ」は、芯也の天使の面を見ていたのでしょう。神である鍵二すらも、芯也の隠された一面(悪魔)に気づいていなかった。あるいは、気づいていたのかもしれない。
 養子になりながらも、鍵二のような天才的才能には及ばす、奏太郎の愛情に恵まれない芯也。そんな孤独な心の中で、徐々に勢力を増し続ける悪魔。それを抑えようとする天使。芯也はグロリアの不思議な音色によって悪魔を抑えていたのだが・・・。音楽を愛する芯也は、音楽を冒涜する人間が許せず、その感情がとうとう悪魔の存在によって制御不能になり、ついには殺人に・・・。  


(鍵二の心)
 鍵二は人の心が読める人だと思う。18年間、いろいろな人の心の中を見てきた。死んだ自分(鍵二)の代わりとして養子に迎えられた芯也に、嫉妬も恨みも、何もなかった。普通の人間なら芯也を恨み、復讐のために殺したでしょう。そしてグロリアを作曲したのは鍵二だったのに、自分が作曲したと偽った芯也を鍵二は黙って見ていた。そんな芯也に鍵二は憎悪を抱いてもおかしくない。やはり、鍵二こそが神。
 
 
(最終試験クライマックス) 
 冷凍保存された譜三彦の棺を出したのは、譜三彦を鍵二と思い込んだ父奏太郎の最終試験に合わせてのこと。そして、譜三彦に彼の娘である葉音を見せたかったのでは?自分は息子であるノッティーの才能と未来を見届け、最後の瞬間を迎える・・・。本物のグロリアの演奏。18年間の封印を解くかのように流れる、美しい音色。記憶の戻った千世は、ひと目で譜三彦ではなく、鍵二と見抜く。両親が見守る中、鍵二は譜三彦の遺体とともに、炎の中に消えていった・・・。双子の意思はそれぞれの息子、娘に受け継がれ・・・。
 
 
(衝撃のラスト)
 芯也のラストは、あの世界平和のテープはもしかすると鍵二が芯也へのメッセージだったのかも。天使と悪魔の融合とは、芯也の中の天使と悪魔のことでは?2重人格を融合させて、芯也を矯正したかった。芯也がグロリアを盗んだのは、悪魔の芯也は地位と名声を手にしたかったのと、天使の芯也はグロリアの不思議な音色の力で、悪魔を抑制しつつ、本当の自分の意志を維持したかった。でも、拳銃を持った芯也の心はすでに悪魔が占拠。グロリア、あるいは葉音の愛が彼を救えたはずだったが、1歩及ばず・・・。
あの1発の銃声は芯也の自殺だと思います。葉音は後を追って拳銃自殺か、海に身を投げたかもしれません。そして、車の中に残されたワルツ・・・。彼は最初から最後まで物語を見続けていた。真実もすべて知っていた。この物語は、ワルツの目の前で起こった悲劇の物語・・・。←勝手な解釈。
 
 以上が私の勝手な推理です。妄想っぽいけど、私はこう解釈しました。(^.^;)

 でも、ドラマが最終回なって数日たつのに、毎日たくさんの書き込みがあるし、反響の表れだと思います。こんなに視聴者を考えさせ、混乱させ、悩ませたドラマがかつてあったでしょうか??これはもう、特別編を放送すべきでしょう!そのときには、18年前のバイク事故の話を中心にしてくれたら面白いと思う。ノッティーのお母さんとか、律子と譜三彦の秘密とか、舞子と鍵二の文通とか、取り上げてほしいことはたくさん。

[43] Re: 真相に迫る  Name:まる - 2004/06/29(Tue) 23:25 ID:r71SCbb6  編集/削除 

見直し休憩中・・・。
Rinさんのグロリアの説、面白いですが。。。
千世をグロリアで洗脳、というのはさすがに無いかと。

僕は芯也がグロリアに動揺したのは、それが昔から葉音と芯也を結ぶ曲だったからだと考えています。
葉音が愛児園でずっと聞いていた芯也のグロリア。
葉音とは後で気づいたけれど、モンスターのような才能に初めて気づいた時も愛児園でのグロリア。
手をつなぎながら、またおもちゃのピアノで一緒に弾いたグロリア。

いつも二人を結ぶ曲はグロリアだった。
だからこそ芯也はあの場面で動揺した。
認めたくない彼女への愛を、彼女の愛を思い出してしまったから、そう考えてます。

万人にとってグロリアが特別なのではなく、二人にとって特別だったんでしょう。

ただの盗作、音楽を冒涜し尽くしたグロリアでも二人の愛の架け橋になっちゃったんでしょうね。
美しく書いてはいますが、何だか、ね。

[44] Re: 真相に迫る  Name:ぽち - 2004/06/30(Wed) 02:15 ID:xvp7JXBc  編集/削除 

よく考えたら華子は賄賂渡せるだけの財力なさそうですよね。学長に口止め料100万?(でしたよね?どっちにしろ賄賂に比べたら多くなかった記憶があります)もらっただけでとも君と豪華な外食してるくらいだし(爆)とってもうれしそうだったし^_^;
いや、そりゃあ100万もらったら喜ぶのは普通でしょうが、あれだけの賄賂渡せるだけの財力あったら不自然な行動ですよね。。。
というわけで上記の私が書いた記事訂正します。賄賂渡したのは2回とも唱吾で、(前回は未遂だったのをいいことに自分がてをくだしたものの)2回目も別の理由で殺人犯してくれた人がいたので手をくださずにすんだっていうことでしょうね。だからこそ警察も唱吾を疑ったとなればすじがつながりますし。

[45] Re: 真相に迫る  Name:yam - 2004/06/30(Wed) 08:57 ID:vQ0IqTsE  編集/削除 

疑問と謎が残ったままの最終回でしたが、
録画のチェックと、このサイトの凄いデータを
参考にしたおかげで、だいたい理解出来た気がします。

奥村公延、管井きん、川崎麻世、の殺人は
唱吾母子がインチキの口止めの為に。
(芯也や舞子が疑われるようにしたり、病院内での手口が。
芯也の当時からの目的が葉音母子の勝ち残りならば意味の無い
殺人をする必要は無いのと、愛は知らないけれど殺人狂でもなかったようだし。)

器一の場合は、本当は聖香の狙いだったのが、代わりに死んだだけでしょう、
律子と葉音を殺そうとしたのも、2人を始末後にノッティーと組めば
今度こそ相続者になれる筈だったから。

芯也が殺したのは舞子と譜三彦だけではないかと。

ラストは葉音が芯也に永遠の愛を誓わせたうえで、
芯也に死を迫った為に(自首すると死刑になるだろうことを承知のうえで)
ワルツがかけたグロリアを聞いてしまい心を取り戻した芯也は、
愛を認め、後悔を覚えた為、葉音に背を向けて自殺を選んだ。
残った葉音は、芯也とは遠く離れることになるが、
決して失うことの無い愛を手に入れることが出来た。
芯也が望んでいた地位と愛?与えたかわりに、永遠の魂を奪ってしまった。
葉音はやはり純粋な心を持った悪魔だったということかと。

[46] 文通の謎  Name:シダ植物研究会 - 2004/06/30(Wed) 10:18 ID:hMDvWh.w  編集/削除 

管理人さま

物語と事件の真相に迫る! (暫定版)で、
「6話で舞子を殺害したのも芯也では、なぜ芯也は小暮を消す必要があったのか?を考えると、6話で舞子を殺害したのも芯也だと思われます。舞子殺害の件を追う小暮が邪魔になったので、8話で襲った。 それはすなわち、舞子殺害犯は芯也だから。
 論拠と動機
・特別室で舞子はグロリアの手書きの楽譜を発見した。グロリアの作曲者は鍵二だが、芯也は自分が作曲したことにしていた。舞子は鍵二と文通していたので、その筆跡からグロリアの楽譜を書いたのは芯也ではなく鍵二だと気づいたはず。それが芯也にとって不都合だった。 」
 とありましたが、実は舞子(さやか)と文通していたのは鍵二ではなく、器一という設定があった気がするのですが。
 それが事実だとします。だとすると…文通のスタートは少なくとも18年以上前の出来事です。すでに20歳を過ぎていた器一は、まだ高校生(中卒かもしれませんが…)の弟鍵二宛に届いた女子中学生からのファンレターに、鍵二になりすまし返事を書いていたということになります。 何故? 何のために???? その際、鍵二の筆跡に似せて文字を書いていたかどうかは不明です。

[47]  幸子の真相に迫る  Name:まる - 2004/06/30(Wed) 23:03 ID:tNmATX4.  編集/削除 

えーと、ちょっと話の流れから変わっちゃうんですが・・。

ドラマがオカルト満載なので、書いてて恥ずかしくなるのですが。。

幸子が天使だというのは同意しますが、精神のみの存在ではないと思われます。
幸子ママがいてちゃんと彼女を産み落としてあんなに大きくなるまで生きてきてピアノを弾いているんですから。
で、僕なりの解釈を考えてみました。

彼女は天才故に超能力のような力があった。
異常なまでの他との共感。
そこから来る精神の同調、同一化が人の心を読める超能力となって発現してるんでしょう。
最後には命分けちゃってますからもうピアノがどうとかいう世界ではないですね(笑

花の回では葉音、次いでともきの心と同調、増幅。
初めて試験会場に来たとき、幸子は何故楽しそうに笑っていたんでしょうね。
ここを突き詰めるとまた面白いかもしれません。面倒なのでしませんが。
マザーの回ではなぜか芯也とシンクロ。
とも君はその後、おそらく幸子に入れ替わりを懇願したんでしょう。

ともきが幸子として試験をしている間、覆面を取った幸子は文字通り全くの別人になり束の間の人生の休息を取ります。
母親もいない、自分は試験会場に。
どこにいても、何をしてもいい。
ピアノから離れ、自分への嫉妬など全く関係の無い世界。
誰も自分を知らない世界、覆面をつけてまで別人になることを切望していた幸子。
救われたのでしょうね。

そして例の超能力でともきのピンチを察知。
本体の体はどこかへ捨てたまま看護婦へ。
赤ちゃんとともきに命を授けて絶命・・かな?
我ながら変な解釈・・。

芯也が殺人鬼として見直すとおぞましいシーンの連続で見てられないです。
伏線に弱い人間で、とても暇人なので補完のために苦悩してますが、良作ではありえないですね。
全てにおいて説明が無さすぎです。

[48] Re: 真相に迫る  Name:mo - 2004/06/30(Wed) 23:55 ID:rVQl97oU  編集/削除 

作り手側が、最終回で「全ての謎が明らかに」って言ってるんですから、連続殺人犯は芯也って事なんでしょう。
学長の椅子に座ってふんぞりかえってた芯也の表情は、意図的に、かなり高慢に演じられてたと思います。
葉音に突き詰められて「他にも証拠をつかんでるんだろう?」的なやりとりの後、ネクタイを投げ捨て銃を突きつける・・グロリアが聞こえて来なければ他の被害者達と同じ用に葉音も処分されたんでしょうし・・。
放送された中で全ての謎解きがなされた、とするなら、やはり芯也が真犯人なのでしょう。

ただ、こうしてあれこれと推理する事自体がナンセンスに感じて来ました。やはり低視聴率だからか・・『作りの甘い』ドラマだった、というのが今の感想です。アイデアとキャスティングは最高だったのに。視聴者を驚かせる事にあまりにも力を入れ過ぎて、ストーリーや設定に無理が生じてしまったのでしょう。

[49] Re: 真相に迫る  Name:ふみ@管理人 - 2004/07/01(Thu) 00:21 ID:3PQeQnok  編集/削除 

>シダ植物研究会さん

指摘ありがとうございます。
そうですね、勘違いしてました。

楽譜はさすがに鍵二が書いたんじゃないかなと私は思ったんですけど、
舞子と文通していたのが器一なら、舞子は鍵二の筆跡を知らないですからね。
だからグロリアの本当の作曲者にも気づけない。

それとも、少なくともグロリアの楽譜が芯也の筆跡ではない(=少なくとも芯也作曲ではない)ことに気づいたとか。

もしくは、グロリアの楽譜も器一が鍵二に指示されて書いていた。
されだと舞子は鍵二作曲だと思うけど、鍵二がそこまでする意図も不明。

工場に残された履歴書も、結局18年前に器一がそうする意図が謎だし、よくわからないですね〜…。
何か気づいた方がいたら指摘してください。

[50] Re: 真相に迫る  Name:sain - 2004/07/01(Thu) 04:00 ID:0lLwGZ46  編集/削除 

初めまして
舞子殺害については、舞子が健二の筆跡を知らない
ことを芯也は解らない訳で、グロリアの本当の作曲
者を気づかれるかもしれないと思って殺害する可能
性があるので問題ないです。

器一、律子殺害についてですが、
この殺人のどちらも昭吾の犯行だとすると、宮西が
犯人だと勘違いする可能性が存在しないはずです。
少なくともどちらかが自分の犯行でないがために、
宮西が犯人だと信じたのだと思われます。で、この
二人の殺害はやはり同じ人物だと流れ的に考えられ
るので芯也がどちらも殺害したと思われます。

この辺、何故警察が単独犯ならば意味のない狂言を
したうえ、複数犯を想定してないことは非常に疑問
ですけどね。(芯也の犯行がバレなかったのは、健
二に罪を被せた? 奏太郎と千世が否定しそうです
が)

[51] Re: 真相に迫る  Name:英成 - 2004/07/01(Thu) 10:52 ID:Y3zPF7e.  編集/削除 

はじめまして。自分も推理に参加させてください。
・調律師殺し
 ひき逃げの目的が不正の口封じとは思えません。口封じで殺すなら現金を渡すときがベスト。わざわざ不正の金を現場にぶちまけて逃走(…あとで回収してないですよね? 記憶が曖昧;)するのは逆に「調律師は不正をした」とアピールするためと思いました。
ということで、自分の推理は「不正」は単純に一番やりそうな唱吾、ひき逃げは音楽への冒涜に怒った芯也or鍵二(単に邪魔者の排除かも…)。
病院でとどめをさしたのは…唱吾も可能性ありですね。今度こそ「不正の全容発覚を恐れての口封じ」ってことで。

・人形使い殺し
 いきなり結論から言うと、実行犯は律子じゃないかと。だって一般的な男性体型の芯也や、まして(自粛)の唱吾がかつらかぶったぐらいで間違えられたらあまりに舞子が可哀想(^^;
というのはさておき、律子って一番舞子を敵視してましたよね。おそらく舞子が鍵二の死を殺人と疑っていることで彼女を邪魔と感じた芯也がそのことを律子に伝え、舞子が鍵二に特別な感情を持っているのではと吹き込んだのだと思います。
 さらにその上「もし彼女が葉音の出生の秘密を知ったら葉音を目の敵にするだろう。いや、もしかしたら既に知っているからこそ、僕が葉音を連れてくるのを反対したのかも」とまで言っておけば、律子はなんとしてでも舞子を水無月家から排除しようとするでしょう。
 殺害自体の動機の方ですが、舞子に変装していたということは志賀が来ることを知っていた、少なくとも試験関係者の誰かに目撃されることを前提でいたということですから、そういう方向から考えると不正を働いたのは志賀で、律子(黒幕は芯也)は邪魔者を排除したとも考えられます。
 志賀にあの大金を用意できないのではというご指摘もありましたが、思い出して下さい、彼女は唱吾と協力関係(というより従属関係)にあります。よって本当に不正を働いたのは唱吾で、志賀は彼の指示で金を届けたりしていたと考えれば辻褄があいます(ちなみにあの試験では葉音と共に歌乃も最後まで残ってます)。

長くなったので続きはまた改めて。

[52] 器一の不思議  Name:シダ植物研究会 - 2004/07/01(Thu) 11:07 ID:wMNDYXUQ  編集/削除 

管理人様

 レス有り難うございました。いずれにしても、女子中学生と文通していた器一の真意はわかりません。単なる下心かもですね(笑)。

 ところで、器一に関して気になることがもうひとつあります。それは、彼の奥さんのことです。この人物は2度程会話の中に登場します。

 まず、確か第二話で、聖香のわがままぶりを「大変そうね」と舞子に心配された器一は、「妻で慣れてるよ」みたいなことを言っています。それから、第三話で、舞子との愛人関係を律子に突っ込まれるシーンで、器一夫人と律子は幼稚舎以来の親友だという事がわかります。自分は、後半に器一夫人がキーパーソンとして姿を現すもんだと思っていました。おそらく、当初はその予定だったのに、脚本の書き代えでその設定自体がなくなったということなのでしょう。

 それから、南京錠もやっかいですよね。あれは別に聖香の檻のカギだけが壊れやすくなっていたとは限らないのではないというのが、自分の考えです。 全ての南京錠に細工がしてあったのですが、エンジェル、デビル、ゴッドの檻はそれぞれの理由で野犬達が襲わなかっただけということです。つまりは、人間のみが処刑されることになっていたのですが、器一が助けにいったため彼が犠牲になったということです。というのも、聖香を丸腰で助けに行く器一の行動は、むしろ彼のそれまでの言動から考えると意外だからです。
 また、根本的な問題として、聖香がエンジェル、デビル、ゴッドのいずれかなら野犬達は襲わない訳ですからね。

sain様

 そうなんですよね。唱五が犯人なら、彼に宮西が犯人だと思わせられる訳がないんですよね。同じことは鍵二にも言えるます。つまり、最終回以前の犯行は全て芯也だと考えるのが筋でしょうね。ただし、警察は芯也を疑っていなかったということなんですかね。

[53] Re: 真相に迫る  Name:優子 - 2004/07/01(Thu) 23:32 ID:nsVeedtU  編集/削除 

事件には関係ないんですけど
9話の雨のシーンでグロリアが流れて
はおとがワルツに「グロリアが聞こえない?」って
言ってましたよね。
あれは教会で誰かが弾いてたのかなぁ・・・。
それとも単なるBGMですかね。

[54] Re: 真相に迫る  Name:ジャイヤ - 2004/07/02(Fri) 00:26 ID:tmGVko/k  編集/削除 

はじめまして
このホームページかかさず読まさせていただいています。
「仔犬のワルツ」只今8話ぐらいまでみなおしている所ですが
自分なりに考えた感想をいいますね。
>第一の殺人・調律師・松野のひき逃げ(未遂)。
>その後、入院先の病院に忍び込んで息の根を止める
>第二の殺人
>人形師・フミヨの絞殺。
これはご考察の通り芯也で間違いないでしょう。
ただ実行犯は彼でも共犯・殺人教唆は律子だと思います。
いづれも殺人前に芯也の携帯に電話がかかってきましたね。
その相手が律子で殺人の指示をしたと思います。
>第三の殺人
>空間コーディネーター・池田の刺殺。
これは芯也の単独犯行だと思います。池田と直接言い争っている
のが引き金だと考えます。
>第四の殺人
>舞子を殺害。
>小暮を襲う
これは芯也で間違いないでしょう。
>器一は殺された?
南京錠に細工したのは唱吾ですね。
直前に言い争い・ののしられていたので
単純に考えていいと思います。
(追加・修正)器一が犯人を指差した空にいたのは
譜三彦(鍵二)でした。器一がそう思いこんだだけなのか
何か確信があったのはわかりませんが彼の可能性も捨て切れません。

>律子を窒息死
これは芯也でしょう。理由は愛していた?律子の為に殺人をおこし
その律子と葉音が親子として再会してしまうと今までの殺人が
露呈してしまうからです。たとえ葉音の母親とわかっていても
殺人をおこしてしまうとき芯也は心がかよっていないように
思えるからです。
>葉音を突き落とす
これは唱吾ですね。単純に相続争いのパートナーを消去するための
行為でしょう。その後殺人を終えた芯也が救出にかけつけるという
流れだと思います。
>教会に放火
唱吾ですね。

以上だらだらと書いてしまいましたが最初の2つの殺人は
律子が指示もしくはそそのかしていたんでしょう。
愛してくれて支えてくれている芯也をレースに利用するのは
うってつけでしょう。この2件の犯行後の芯也の動揺する
シーンがそれを物語っています。
最後に律子が殺されたのはそういう流れからの発作的な憤り・
殺人犯にされてしまった逆恨み的発想で犯行に及んだと
考えます。この時点では嘘と殺人で塗り重ねられた人生でも
学長になり葉音と共に生きようとした考え方に変わったのでは
ないでしょうか?

以上 自分なりに考えた感想です。いかがでしょうか?

[55] Re: 真相に迫る  Name:sain - 2004/07/02(Fri) 00:34 ID:p4dHOyWE  編集/削除 

>シダ植物研究会さん
自分で言っておいてなんなんですが、昭吾が律子、器一を殺していたとしても、舞子は殺していないので、
宮西が舞子を殺した→芯也達は律子を殺したのは宮西だと思っている→全ての犯行を宮西がしたと思わせるチャンス
のように考え、何らかの行動を起こす可能性はありますね。しかし、それだと昭吾が宮西と会った時の対応が変な上、警察は単独犯だと思ってるのでこのように昭吾が動くと想像することは不可能なので、やはりあの狂言をしようと思う理由が謎です。

南京錠の件ですが、ゴッド、エンジェル、デビルでない人間を処刑して得をする人間がいないのが問題ですねぇ…

[56] Re: 真相に迫る  Name:yuki - 2004/07/02(Fri) 12:37 ID:lSGonRv.  編集/削除 

南京錠の件ですが、あれは事故じゃないでしょうか?理由は、事前に細工をするにしても今回の試験で聖香が脱落することも、ましてや器一が助けに行くことも予測できないから。聖香が襲われそうになっても器一があの場から離れなければ無傷だったわけで・・。だから、はじめから器一殺害をもくろんでいたのなら遠回しすぎるというか不確実な手ですよね。
ただ、思いがけず器一が飛び出して行ったことを好都合、と内心ほくそえんでいたのが芯也だった。だからあとはどうなっても知らない、と悠然とタバコをふかしていた。未必の故意ってやつ。
唱吾はその少し前にワルツを追って出て行こうとした芯也を止めるシーンがあったでしょ?芯也の身を案じての行動、と思えたので、そのときまでの唱吾はそんなに悪党ではなかったような気がします。お金にはきたなかったかもしれませんが、殺人までは・・。最初から水無月家根絶、のっとりを企てていたのなら、あそこで引き止めずほっときゃいいのだから・・。唱吾は、結果的に水無月家が長男を失ってからその野望を持ち始めたのではないかな。
などと推理してみました。

[57] Re: 真相に迫る  Name:ヴェルガァ - 2004/07/02(Fri) 21:09 ID:5rRuu.46  編集/削除 

ふみ@管理人さんはじめまして。
とあるハロプロ系のファンサイトに生息してるものです^^;
自分も野島作品が好きで、以前からたまに拝見させてもらってました。
ワルツが始まってからは、以前よりもちょくちょくと(笑

やはり謎解きの部分で盛り上がっていますね。
色々と拝見させていただいたお礼という訳ではないのですが、
自分の解釈(謎解きの部分)も一応紹介させて下さい。
ハロプロ系ファンサイト用に書いたもので申し訳ないのですが。
(まとまりなく、かなり長いので時間に余裕があったら読んで下さい。)

★「 仔 犬 の ワ ル ツ 」残された“謎”解き編(1)〜主な事件〜
http://www.geocities.co.jp/Bookend/6544/text_etc/waltz_kaisyaku_1.txt
★「 仔 犬 の ワ ル ツ 」残された“謎”解き編(2)〜その他〜
http://www.geocities.co.jp/Bookend/6544/text_etc/waltz_kaisyaku_2.txt

結局、あまりに明らかにされないまま終わってしまった部分が多いので、
なかなか“正解”は導き出せないかと。いや、不可能でしょう(笑
ただ「脚本家の考え=正解」であるとすれば、
少なくとも自分の解釈は間違ってると思います(笑

制作サイドの意図としては、最終話の教会への放火殺人(唱吾)
以外の全ての殺人は「実は芯也だった!」というサプライズを
意図してつくったのではないか?と思っているからです。なんとなく^^;

人それぞれの心の中に、人それぞれの物語が出来ていれば
それでいいのだと…… そういう事なのかと。

こちらのサイトを拝見させていただいた事によって、
「仔犬のワルツ」をより一層楽しめた事を感謝しています。
有り難う御座いました。では〜

[58] Re: 真相に迫る  Name:うめきち - 2004/07/02(Fri) 21:50 ID:MYC99Yos  編集/削除 

はじめまして。
皆さんの鋭い推理に感心しながら、拝見させて頂いてます。

いきなり質問ですが、松野が受け取った現金って、どうなったんでしょうか?前半の記憶が曖昧で・・・どうでもいいことが気になった末に、こんな推理(?)が浮かんでしまいました。

<2、3話の殺人について>
「最も才能あるピアニストを連れてきた者に自分の踪を継がせる」という奏太郎の言葉に芯也は耳を疑った。「音楽を相続争いの道具に使うなんてバカげてる」怒りを抑えるために、芯也は無関心でいることを決めた。

学長争いを優位に進めたい唱吾は、松野に試験の不正を依頼した。一方、何者かによって不正が行われていることに気づいた芯也の怒りは抑えられなくなっていた。唱吾から金を受け取り、大学から出てきた松野を芯也は車で轢いた。

松野の入院を聞いた唱吾は、これ幸いと病室に忍び込み、不正の口封じのため殺害。だが、取り戻すつもりだった金は、何者かに奪われていた。

耐久テスト、芯也はフミヨに不正を依頼。「細工してくれたピアノに自分のパートナーを座らせる」と伝えた。だが、そのピアノに誰が座ろうが構わなかった。芯也の目的はパートナー(葉音)を勝たせることではなかったから。テスト当日、細工したピアノに座ったのは知樹。フミヨは彼を依頼者のパートナーだと思い込んだ。テスト終了後、約束通りフミヨに金を渡す芯也。そして、殺害した。

2つの事件は同一犯の仕業と睨む警察。唱吾もまた、松野の轢き逃げは故意に行われたものだったと気づいた。フミヨが受け取った金=自分が松野に渡した金ではないのか?犯人は自分が不正を行ったことを知っている。もしかして、松野を殺したことも?犯人の目的は何なんだ?唱吾は見えない敵に脅えた。

芯也としては、音楽を冒涜する者への制裁のための殺人だった。不正を依頼した者への警告。そして、こんなバカげた相続レースを中止させるために。2人はその見せしめだった。だが、意に反して、試験を続行する奏太郎。常識を遥かに超える奏太郎の思考回路に「なんてこったい・・・」と苦悩する芯也(←オマエもな)
そして、新たな殺人が行われる・・・・

一方、不正に気づいた華子は独自で調査を開始。そして、ついに張本人(唱吾)をつき止めた。黙っていることを条件に、多額の金を要求する華子。殺人犯に精神的に追い詰められ、華子に金をゆすられ、踏んだり蹴ったりの唱吾だった。

以上、アホな推理でスイマセンでした・・・m(__)m

[59] Re: 真相に迫る  Name:まる - 2004/07/02(Fri) 21:56 ID:cTz4yIOM  編集/削除 

穴がボロボロ出てきました。。

まず葉音を突き落とすときの袖。
どちらのものでもありませんでした。

「音楽の冒涜」。
最終回で唱吾の口からも出ていました。

結論。
僕には真相を解くのは無理です。

稚拙な推理してゴメンナサイ。

[60] Re: 真相に迫る  Name:ロコ - 2004/07/02(Fri) 23:43 ID:7La1Vn.A  編集/削除 

とうA終わってしまいましたね。。。
でもラストは後味が悪い感じで・・・

そこでラストシーンについての私の考えなのですが、管理人さんの予想の中の「太陽に向かって撃った」が良いなぁと思います。
やっぱり2人とも生きていてほしいですし・・・
でも生きていてもきっと芯也は警察に行って葉音を1人にしてしまい葉音が寂しい思いをするのならば2人で心中するのがよかったのでは、とも思います。
やっぱりラストは人それぞれの解釈で変わってきますよね。
私はハッピーエンドがいいと思っていますが、この仔犬のワルツの場合なにがハッピーエンドになるかも難しいような気がします・・・

最後まで考えさせられるドラマでした!

[61] Re: 真相に迫る  Name:ふみ@管理人 - 2004/07/03(Sat) 22:15 ID:1Ing.N4Q  編集/削除 

>sainさん[50]
>舞子殺害については、舞子が健二の筆跡を知らないことを芯也は解らない訳で
なるほどそうですね。
特別室での会話で、舞子と鍵二が文通していることを芯也は知った。
それでグロリアの作曲者が誰であるかを舞子は分かると芯也は判断した、ということでしょうね。
そこのところは書き直しておきました。

>英成さん[51]
最初の方は芯也と律子が共犯だったというのも面白いですね。
8話での千世を前にしての特別室での会話とかも、謎のままですからね。

>シダ植物研究会さん[52]
南京錠については確かに不確定要素が多いですね。
つじつまを合わせよりも、犯行動機を中心に考えるしかないのかな。

>優子さん[53]
言われてみれば謎ですね(笑)。
鍵二は宮西の側にいたはずだし、あれはなんだったんでしょう?

>ジャイヤさん[54]
3話の電話の相手は謎のひとつなので、電話の相手は律子で、共犯だったと考えることもできますね。
もしそうだとしたら、10話での律子殺害までの間にそれを推測できる伏線がもっとあれば良かったなと思います。

>yukiさん[56]
なるほどそういうシチュエーションだったんですね。
確かに偶然の要素が強いし、巻き添えになってくれればラッキー、という程度の動機かもしれないですね。

>ヴェルガァさん[57]
紹介ありがとうございます。
細かいところもよくまとめてらっしゃいますね^^ 参考になります。
リンクフリーとありましたので、事件の真相に迫るページの下のところからリンクさせてもらいました。
(もし問題がありましたらご連絡ください)

>うめきちさん[58]
そういう可能性もありますね(笑)。
芯也の初期の犯行動機が音楽の冒涜なのか学長(金や権威)なのかハッキリしなかったせいで、混乱してしまうんですよね。

[62] Re: 真相に迫る  Name:花の子ルンルン - 2004/07/04(Sun) 23:45 ID:KX.zfwLA  編集/削除 

こんにちは。ドラマ終わっても未だに余韻が冷めないでいます。(^^;
ラストは私もやっぱり太陽に撃ったがふさわしいと思います。
そのほうが希望が持てるラストですし最後、空が映ってましたよね。
もし芯也が自殺してしまったのであれば葉音がひとりきりになってしまい
好きな人を失った悲しさを抱えて生きていかなければならない。
二人で心中という可能性も高い?みたいですけどそれではあまりにも
悲しすぎてハッピーエンドとは言えないな、って個人的には思います。
芯也は「僕は死刑だ」と言うということは、それだけさくとんの人を殺してきた
っていうことですよね。。
葉音は「お願い自首して」「愛してるいつまでもあなたから気持ちは離れない」みたいなことを言っていたけれどそれってすごく強い女性だと思います。
だってそれは、芯也に(愛する人に)生きていてほしい!!と強く思うから。
それで、離れていても、気持ちは離れない、ずっとずっと待ってる、だから寂しくないって
思えるんだと思います。そこには芯也を温かい深いで包んでいる 自愛深さがあるんだと思う。

芯也さんのラスト「あぁ、神様・・」と言うシーン、すごく切なくて
よかったです・・。

もうひとつ気になるのは
けんじさんは助かったんですか、けんじさんは
一連の犯行とは関係なかったのかな。
芯也さんもそうだけど岡本健一さんもニヒルで
カッコよかったな!!と思いまして。

[63] Re: 真相に迫る  Name:ヴェルガァ - 2004/07/05(Mon) 19:14 ID:MG6KHbE6  編集/削除 

>ふみ@管理人さん
リンクは全く問題ないです。ただ、全く管理してないHPスペースに
置いてあるので、万が一消えてしまったらごめんなさいという事で^^;

なっちファンですので、なっちが出演しているラジオなんかも
聴いてるのですが、先日「ヤングタウン土曜日」(7/3放送)という
番組で「仔犬のワルツ」の事も少し話題になっていました。
ただ「最終話で犯人の手袋…」と、ここまでなっちが言ったところで、
明石屋さんまさん(番組パーソナリティ)が割り込んで来たので
続きは聴けなかったのですが^^;
内容自体に関するところはその一言くらいでした。

いつか正解が示される時が来るのだろうか?^^;

[64] Re: 真相に迫る  Name:otn - 2004/07/06(Tue) 02:12 ID:fdB6O9Go  編集/削除 

最終回を見直してまたわからないことが増えました。
病院の廊下らしいところで唱吾の携帯に電話がかかって何か話してます。
放火は唱吾という説が多いですが(ありえない人を消すと確かに唱吾しか残らない)、この電話を受けて教会に向かったとしたら、いったい誰からの電話なのか?最終試験の存在を唱吾は知らなかったはず(船の回で、勝ち残った覆面の知樹が優勝だと思っていた)なので、教会での対決?をこの電話で唱吾は知ったことになると思うのですが。

[65] Re: 真相に迫る  Name:sain - 2004/07/06(Tue) 04:50 ID:apfFYvgM  編集/削除 

>otnさん
久枝でしょう。
小暮と芯也の会話を聞いていたので。

[66] Re: 真相に迫る  Name:英成 - 2004/07/07(Wed) 09:31 ID:QPW.add2  編集/削除 

>otnさん
>最終試験の存在を唱吾は知らなかったはず(船の回で、勝ち残った覆面の知樹が優勝だと思っていた)
知樹が残った時点で学長から最終試験は追って指示すること、残った者が今回の脱落者であること、さらに知樹はおそらく2度とピアノを弾けないであろうことを告げられていますから、最終試験の存在自体を知らなかったということは無いです。

[67] Re: 真相に迫る  Name:otn - 2004/07/11(Sun) 05:32 ID:H64f5m5g  編集/削除 

英成さん:
もちろん、唱吾は学長から聞いた時点では最終試験の存在を知ったわけですが、譜三彦=健二のようにどこで何があるのかまでは、芯也ともども知らされてませんので(芯也が譜三彦=健二からの電話まで教会での実施を知らなかったことは明らか)、やはりsainさんのお書きのように久枝からの電話で知ったんでしょう。一つ謎が解けました。

[68] Re: 真相に迫る  Name:美里 - 2004/07/14(Wed) 19:06 ID:4GMe1gmk  編集/削除 

 ここのサイトは皆さんなんでそんなに頭がキレるのかと感服しながら自分なりの結論を出す手がかりにさせてもらってました。カキコは初です。
 いきなりですが、個人的には器一の事件は殺人でも十分筋は通ると思います。芯也が犯人なら葉音以外の、唱吾が犯人なら幸子(知樹)以外の全ての南京錠にあらかじめ細工をしておいた。たまたま人間だったのが聖香で、それを器一が助けて死ぬ形になりましたが、犯人が学長の座を狙っていたなら、誰が死んでも良かったんじゃないでしょうか。パートナーの誰が死んでも、またそれをかばって水無月家の誰が死んでも、確実に一人相続争いから脱落するわけですから。それに一見回りくどい殺害方法に見えますが、事故として処理されやすい(実際された?)この事件、犯人にはたなぼたみたいなもの、利用しない手はないんじゃないでしょうか。
 長々とすみません。きっと矛盾しているところがあると思うので、気づいた方はご指摘ください。

[69] Re: 真相に迫る  Name:小冷 - 2004/07/20(Tue) 20:56 ID:3QQUCurc  編集/削除 

美里さん
自分のパートナー以外の南京城に細工。聖香がたまたま人間だったので襲われてかばった器一が死んだ。
その通りだと思います(でも聖香あれで出番終わり。器一の死を乗り越えたと信じたいけど)。
えーと、確定してるのとすれば
唱吾の犯行=教会放火による譜三彦(鍵二)殺害。千世殺害未遂。
久枝の犯行=鍵二(譜三彦)殺害。奏太郎殺害未遂。
芯也の犯行=輪島殺害。小暮殺害未遂。
松野殺害は、唱吾が金を受け渡し芯也が轢き逃げ。その後呼吸器を唱吾が外してとどめを。
フミヨ殺害は降参。誰か教えて下さい。
池田殺害。序盤見てないからわかんないしサイトのセリフ見ただけだけど「音楽」を一番大事なものに挙げている芯也。確かに動機が一番深いのは彼ですし、後で見たヴェルガァさんの推理が正しいと思います(あなたの推理、とても参考になり納得する部分もたくさんでした)。でも、なんで対立的だった芯也に殺される前笑顔を・・・・(まだこだわるのかそれに)。池田殺害は空のアタッシュケースが残されてましたがなんで金だけ持っていって残したまま(一緒に持って行った方が・・・・芯也が犯人だった場合音楽への冒涜者への小道具かな)?
あー、受け渡しすぐに車に轢かれて疑問には思ったんだけどなんで気付かなかったんだろう(かなり甘い)。
仔犬のワルツとは関係ないけど前野島さんが監督したと言う「家なき子2」って犯人意外だったんですか(見ていないのでわかりませんけど、被害者ってやっぱり多い?)?
仔犬のワルツは確かに意外でしたよ。唱吾と久枝はノーマークでしたから(親子だと思ってましたけど)。で、終わったと思ったら芯也なんですから。
後、第1話で葉音あれだけいじめられてるのに(いじめてる人間はすごい許せない)その後の話ではライバル達は葉音を対等に扱ってますよね。そこのところ幸せで良かったです。

[70] Re: 真相に迫る  Name:ゆーた - 2004/08/05(Thu) 01:03 ID:AmvgJSS.  編集/削除 

このBBSなどを見て色々な考えが浮かぶんですけど僕なりに考えた真相はまず第6話で舞子(さやか)が芯也に「私は真犯人を知ってるの。この中の誰かを死刑台に送って見せるわ」と言ってました。もし芯也が犯人なら本人に面と向かって言うわけがありません。きっと舞子は鍵二(譜三彦)を殺した久枝のことを言ってたんでは??
そして器一の死亡は事故だと思います。聖香が人間であったのもそうですし鍵をしめたのは志賀先生。
しかもちゃんとかちっって音がしてました(笑)
律子の殺害は唱吾ではないでしょうか?
唱吾にとって1番大切なものは金なので金のためならなんでもするんじゃないですか?殺人までも…
自分は兄弟の中でも1番若いので財産が多く貰えないとでも思ったのでしょうか。器一が死んで喜んでいたと思います。そしてこのまま兄弟を滅ぼそうと思ったのでしょう。律子を殺して、最終話で放火をして残った2人の兄弟を殺そうとする。
つじつまがあいませんか?
そして調律師、空間コーディネーターの殺害は芯也でしょう。音楽を冒涜したし葉音にとって有利なテストを依頼していたかもしれない。
そして芯也の殺人のことを知っていた舞子もお金で動かされて人形師を殺したのでは?
志賀先生も目撃しているし。カツラかもしれないけど…。そして芯也はやはり証拠隠滅のために舞子を殺害。
小暮警部については3人に可能性があると思います。
まず一人目は芯也です。最終回に鉄砲持ってたし…。でもとくに動機はないと思います。
二人目は器一です。家族を大切にするから母を自由にしたかった。でもやはり外にでるとやばいので病院に戻した。だから指を指すとき誰も指さなかった〈指せなかった〉
3人目は鍵二です。バスから戻ったとき、鍵二は居なかった。そして父親をバイクでトンネルまで乗せていった。ということは学内に居た〈?〉
そしてなにより鍵二は左利きと小暮刑事言ってましたよね?刑事は左足で蹴られていました。
まぁー器一や芯也も左利きかもしれませんが…。
律子は女なので刑事を突き飛ばすのは難しいし、唱吾はとくに理由がないでしょう。刑事を殺しても財産は手に入らないし。
誰が小暮刑事をやったんでしょうね。

[71] Re: 真相に迫る  Name:裕次 - 2004/10/17(Sun) 10:44 ID:3Jr23bB.  編集/削除 

器一の事件の犯人は鍵二でしょう。彼の目的は葉音とノッテイーの最終試験でそのために聖香が邪魔になったということです。幸子は、すり変わっているとわかっていたので、ほうっておいたのでしょう。

[72] Re: 真相に迫る  Name:水無月礒聖香 - 2005/01/16(Sun) 13:32 ID:qJ7scVWw  編集/削除 

舞子(さやか)を殺したのは鍵二かもしれません。
グロリアの楽譜の字で鍵二=譜三彦であることに気づいた舞子が邪魔になったから。

[73] Re: 真相に迫る  Name:薔薇輝石 - 2005/01/19(Wed) 16:42 ID:AF.OyGsA  編集/削除 

新しい年2005年が来ても「仔犬のワルツ」の結末には心が残ります。何度もビデオを見ましたが結局、結論はこうなりました。
★ピアノ調律師を車ではねたのは芯也!しかし殺したのは昌吾。調律師は結果的に病院で殺されたが犯人が着ていた白衣の入手や人のいない時間帯を知る事が出来たのは昌吾! 
★人形師殺しも昌吾!葉音は目が見えないから誰かに導かれないと目的のピアノの前には座れない。彼女を導いたのは歌乃。しかも朝、芯也と葉音が交差点の歩道を渡っていた時、芯也の携帯電話に昌吾から「手を組もう」と、かなりしつこい誘いの電話があり芯也は断っている。テストが終わり又芯也に電話。その後芯也は車の中で涙を流していた。
★水無月兄弟殺しは昌吾とその母親!18年前、健二(譜三彦)の事故を利用して健二(譜三彦)を殺し、その時から水無月家乗っ取りを企み実行していった。
★舞子を殺したのは健二!!舞子はなぜ花嫁衣裳を着ていたのでしょう。しかも舞子は楽譜を見て非常に驚いていた。芯也が犯人なら楽譜を隠すべきだと思うけど健二が持っていた。結局その理由は健二にとって最終目的を達成させるのに芯也は重要な存在だった。(葉音を最後まで守らせる為)しかし舞子は事件に深入りした為やむおえず殺した。花嫁衣裳は健二の、せめてもの罪滅ぼしか…
★したがって芯也は実際には空間コウデイネーター1人を殺したのだと思います。血の手袋はその時の物!けれど芯也は健二(譜三彦)の死も調律師の死も自分が殺したと思い込んでいる為、3人もの人間を殺せば当然 死刑だと思い込んだのも無理はないでしょう! ちなみに芯也は芸術を冒とくした空間コウディネーターと調律師が許せなかったのでしょう。 と この様な結論をだしました。いかがでしょう
 か?

[74] Re: 真相に迫る  Name:水無月礒聖香 - 2005/01/23(Sun) 10:29 ID:OPHZhy7w  編集/削除 

1 第8話歌乃のろうそくは細工してありました。芯を途中で無くなるようにすれば、芯が無くなればろうそくは消えます。
2 第9話南京錠に細工してあったのは聖香のおりだけ。野犬も聖香のにおいに反応するように仕組まれてました。幸子(智樹)は聖香たちとは別に乗用車で試験会場にきたので聖香のにおいがつかなかったため野犬が無視しただけです。葉音は会場に聖香に誘導されてきたため聖香のにおいがつき野犬も勘違いして跳びかかったのです。
3 すべて葉音とのってぃーの最終試験が目的だった鍵二の仕業です。

[75] Re: 真相に迫る  Name:水無月礒聖香 - 2005/03/27(Sun) 14:11 ID:qaHPUG5U  編集/削除 

芯也が葉音を撃つことは有り得ない。(事故に見せかけることが出来ないから)葉音を突き落としてから、自分も死ぬつもりだったのでは。

[76] Re: 真相に迫る  Name:りみっと - 2005/05/03(Tue) 19:39 ID:/hF1tKjY  編集/削除 

2話と3話の台本を見る機会がありました。
未公開のシーンが多数。
譜三彦(鍵二)と器一は手を組んでいた時期があったらしい。ついでに光はちゃんと服を買ってもらっていたらしい。