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 111.徹生と由美  [レス:6]  Name:リアル - 2005/05/20(Fri) 00:51 ID:7vf8/AFU  編集/削除 
6話の徹生が棺桶の中に寝ている由美に喋るシーンがものすごく胸を打ちます…。
貧乏暮らしでも幸せがある。それは愛する人がいるからで、その人を失った時にはものすごく辛いでしょうね。
このHPの6話のあらすじに載ってあるセリフの中で、僕が聞こえたセリフとは違ったんですが、どうでしょうか??
『分不相応(?)にそんな女を手に入れちまった。。だから苦しい…』というトコ。個人的に一番グッとくるとこです。

私は徹生のように一万人の一人の相手と一緒になれるか、とても不安です。それこそが人生において一番の至福だと思います。だからそんな人と出逢いたいなぁ。
今、付き合ってる恋人とは…って感じるんですけど、やっぱこういった「愛」で結ばれる関係は時の経過の中で築いていくものなのだろう(←野島論から外れてないですかね!?)から、今の判断では何とも言えないと思ってます。

また、話題は変わりますが、「世紀末の詩」の中で百瀬教授が愛とは死を認知しないことで、それを死と認めた時に人は狂うと言って、一方ノアは先立たれた悲しみを抱えながら、一生愛し続けることが愛だとか言って大喧嘩してましたが、徹生はどうだったんででしょうか!?

[1] Re: 徹生と由美  Name:きょこ - 2005/05/20(Fri) 19:20 ID:0tE16oOQ  編集/削除 

そうですね。確かに徹生は「苦しい・・・」と言ったと思います
それがあまりにも伝わってきて、私も胸が締め付けられました。

世紀末の詩で描かれた二つの違う愛の経緯ですが、どちらもきっと愛なのでしょうね。それでも真実の愛かは、それだけではわからないし、人それぞれの価値観だといえば愛なのかもしれないし。
あの時のわたるにも百瀬にも自分で体現できる答えは出ていなかったんだと思います。
今回の徹生は、まず由美の死を知ってすぐには、百瀬が言っていた例に似た「壊れる」という感情を辿り
大きな岩になって震えたり、その後姿を消したりという行動に繋がったのですね。
そして幌や子供達の支えがあり、わたるが信じていた方に似た愛の形を選ぶことができて
いい父親になると決めたのでしょうね。
由美の死を受け入れその悲しみを抱えながら生きていく事を選んだんだと思います。

[2] Re: 徹生と由美  Name:ふみ - 2005/05/20(Fri) 22:21 ID:/9l64O5g  編集/削除 

>リアルさん
指摘ありがとうございます。
あのセリフ聞きづらかったんですけど確かに「分不相応」「苦しい」ですね。訂正しておきました。

徹生の愛は、きょこさんの言う通り最終的には「愛とは生きることなんだ」と野亜が言った愛に近かったですね。

[3] Re: 徹生と由美  Name:リアル - 2005/05/21(Sat) 02:15 ID:nYor17Bw  編集/削除 

訂正の件、合っててよかったです。

根本的な疑問として、死について百瀬の言う愛と野亜の言う愛はどちらが正しいのかなって、ずっと思っていました。世紀末の詩のストーリーの中で様々な愛についての話がありましたが、百瀬はそのすべてを否定し、個人的には百瀬のいう愛の定義や真理に間違いはなかったように思いました。だから、死をテーマにしたあの話でも、百瀬の言うことが正しいんだろうな、と個人的には理解出来ずながら、そう解釈してました。
死を死と認めないこと。肉体を超えた関係ってことなんでしょうか。精神のつながりに終わりはないわけで、永遠なのでしょうか。

あいくるしいとはあまり関係ないですけど…。
私は今就職活動中で、企業を見るときに、平均年収など気にしてしまう。本当は貧乏でも幸せな家族を築けたら、それが一番の幸せなんでしょう。人生のとても大事な選択をしている中で、このドラマを見て、いろいろ学びたいと思います。

[4] Re: 徹生と由美  Name:ファイアーボール - 2005/05/22(Sun) 23:36 ID:N4NoO0Rc  編集/削除 

>リアルさん
横レスすいません。

就活を通して、このドラマ見ていろいろ学びたいのでしたら、まずは「企業選び」ではなくて「仕事選び」なのではないのでしょうか?

 「企業をみる時に〜」ってくだりが気になっちゃいました。

 村上龍さんが「会社選び」でなく、「仕事選び」を就職活動と言うんだ、とおっしゃっていました。

 
 そこまで一度考えて「企業選び」してるのでしたらすいません。


 でも就活で、たかが初任給数万の差であーでもないこーでもないといっているのは寂しいですよね?

 やりたいこと見つけて下さい。貧乏でもやりたいことを一生懸命やってる人が幸せな家族を築けるのではないでしょうか?

 すいません。就活の話になるとつい口挟みたくなっちゃうんですごめんなさい。

[5] Re: 徹生と由美  Name:きょこ - 2005/05/23(Mon) 01:21 ID:NXvtWUpU  編集/削除 

....
リアルさんはこのドラマを評価するに当たって、自分の現状をあえて卑下された表現の仕方をされただけで
そこまで掘り下げて意見される程リアルさんのお考えは甘いものでは無いと思いますよ
平均年収など気にしてしまう。という文章を前置きにしたのは、自分はそうでなくありたいと願う気持があったからこそで
実際数万の差に固執して、その事しか頭に無い方は、こういう自分を振り返った書き方は出来ないと思います。
第一気付かないですから。
ファイアーボールさんが仰っている
やりたいこと見つけ。貧乏でもやりたいことを一生懸命やってる人が幸せな家族を築ける
に似た意味を、リアルさんは先の書き込みで伝えられていると私は感じました^^
もっとも私個人は初任給の数万の差に拘る寂しい人間であっても良いと感じます。それが人間臭くて自然な事だと。
大事なのは、それでもそういう自分を客観視して、寂しい事にとらわれているんだという事を時に感じ、恥じ、情けなく感じ
できるならば、寂しい人間になりたくないという理想や希望を持つ心が重要だと思ってます。
それは一生懸命と言う事ではないでしょうか。

[6] Re: 徹生と由美  Name:リアル - 2005/05/23(Mon) 04:44 ID:IRZCSReQ  編集/削除 

理想では貧乏でも幸せな家族を築けると考えながらも、平均年収が気になるというのは、汚い部分が自分にはたくさんあるなーって思いますね。

就活を通して色んな事を感じますが、仕事選びはもちろん重要ですよね。私の将来はかなり漠然としてて抽象的なんですが、幸せになることなんです。または人生を振り返ることがあった時、その過去に対して良かったな・幸せだったなと振り返れることなんです。そこで鍵になるのは、自分自身とその周り。つまり自分自身のあり方と将来もつであろう家族がとても大切かなって思うんです。
仕事選びというか、社会に出て仕事をしようと思うのは、社会に貢献する・影響を与えられるような仕事を通じて、自分をさらに成長させることが一つあります。その経験などを家庭の中でも活かしたい。父親として子供に対し立派な存在であれるようになるためにも、仕事を通して自分自身を磨き、子供の教育に相応しいような人格知識をもつことが大切。また仕事三昧になるような仕事よりかは、土日は休みで家で過ごす時間がもてるような仕事。

平均年収で気になるのは、将来家族をもった時、そのお金でどんな生活が送れるか、想像できないんですね。お金があればいいなって思いながらも、その反面、あまりに持ちすぎると何かおかしくなっちゃうと思うし。。とにもかくにも、皆さんが仰ってる通り、一生懸命生きたいです。
今働いておられる方から見たら、浅すぎて子供っぽい考えに感じる方が多くいっらっしゃると思います^^;

今日の7話を見ても、フィクションドラマの話の中だけど、人っていろいろな問題を抱えてる生きてますよね。かつて自分が一生懸命になったボクシングのことで苦しんだり、夫婦の問題など。徹生はまだまだ由美のことから離れられない。ベランダでおじいちゃんと話してた中で、あいつホントに死んだんだ…っぽいセリフからは、やっぱ愛してるから受け入れがたい事実なんでしょうね。