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 115.愛、苦しい  [レス:3]  Name:きょこ - 2005/05/11(Wed) 21:44 ID:lxdJ3wks  編集/削除 

愛する人を亡くした時「壊れる」という表現がまた使われていましたが、やはりとても重く響きますね。
「あいくるしい」は単純に「愛くるしい」という意味ではなく
『愛、苦しい』 という意味なのではと感じさせてくれる回でした。

個人的にはあの院長息子、「長女みちるの素敵なボーイフレンド☆」だけでは終らせない匂いがプンプンしますねw
小栗旬という役者のチョイス的にも。初めからそう思ってたって人もいると思いますがw
私的にはちょうちょの回、雨の車のシーンで矢口がみちるに「弟に教えてあげた方がいい」と言った所でそれが確信に変わりましたw なぜなら
(ほろは友達の為というだけでなく、どこか「チョウチョ」に「母親」を重ね求め、必死にオオムラサキを探していたわけですが )
「いるはずのないオオムラサキを捕まえる」
その理想を求める姿勢を、彼は何気なくですが「無駄」だと判断したわけですから
希望を持ち、人を信じ、常に情熱的である真柴一家とは対照的に、矢口は現実主義者なのだと感じました。
院長の息子という社会的地位も、優しく話を聞いてくれ支えてくれるという当り障りのない性格からも
今はみちるの素敵な理想の彼になりつつありますが、きっと後半、さめざめと「何か」見せてくれるのでは?と期待してしまっていますw

[1] Re: 愛、苦しい  Name:きょこ - 2005/05/16(Mon) 22:47 ID:UoHtd.0s  編集/削除 

今回のお母さんの「命の言葉」子供達に教え聞かした色んな話には
野島さんの他作品でも表現されている哲学や独特な暖かい価値観が感じられました。
そういう点で野島脚本はクサイと思ってしまうと苦手な人も多いかもしれませんが
理想論だけでは終らず、ちゃんと残酷で汚い人間描写をした上で表現してくれるので好きです。
ストーリー云々じゃなく、いつも台詞の深層や、色んなシーンに散りばめられた詩的な画像に注目しています。

名作でも駄作でも、人が死んでいくというストーリーには、誰だって心が動くものですよね
あいくるしいは、ありきたりな感動をさせるドラマとは違って、きっと母親の死がテーマな訳じゃ無いから、ストーリーの最後の方で亡くなって、それによって視聴者を泣かせる手ではないだろうなって思っていて
だからお母さんは中盤、そろそろ倒れるんじゃないかなと思ってました。
それをも超えて、それぞれ過去を抱えて、これから苦悩、葛藤していく人物達をどう描いていくのか、本当にドキドキします。

今回の会話に
やはり「婚約者」ってのが話に出てきましたねー
そういう展開待ってました?w矢口は彼女に本気ではあるようですが。。。
婚約者の方の事は何も片付いていない状態ということですね。
まだ若き医師二人の関係にも謎が残っている雰囲気で。。。
ひっぱりますねー(*´エ`*)ポッ

[2] Re: 愛、苦しい  Name:しん - 2005/05/18(Wed) 01:25 ID:W36lvQqc  編集/削除 

初めてカキコします。
『愛、苦しい』
実は僕も、このドラマが始まる前からこのタイトルのことはこういう意味もあるんじゃないかと思ってたんですよね。野島作品ですから・・・。同じ考えの人がいてちょっと嬉しいですね。

[3] Re: 愛、苦しい  Name:きょこ - 2005/05/18(Wed) 16:34 ID:xps6x.u2  編集/削除 

私も嬉しいですw
賛同してくださってありがとうございます。
きっと皆さんそう思われてたでしょうね。
もしそうなら、そういう重ね方をする野島さんの感性大好きです。
可愛くて愛くるしいっていうよりも
切なくて愛、苦しいって想いがドラマを見ていると伝わってきます。
神様。。。なんて。。。愛。苦しい。。。。
お母さんが最後に言い残した言葉は
うたの寝顔、あまりにも可愛い我が子の姿を目の前に
(与えられた人生の宝への感謝で「愛くるしい」)と
それでもその姿をそれ以上見ていく事が許されないという残酷さ
(与えられた運命へのもがき、悲しみで「愛、苦しい」)が入り混じった思いの台詞だったんじゃないかと思えます。