| | 第@話(で、いいのかな??) 亜紀、部屋に戻ってテープをしまうが、今までのテープがない・・。亜紀は、ショックを受ける・・。 亜紀「お母さん、私の部屋いじった?」 亜紀の母「えっ?」 亜紀「お父さん?」 亜紀の父「今の時期、男と付き合ってていいのか?」 亜紀「お父さん。私、いつまで頑張ればいいの? いつも頑張れ!!頑張れって。いつまで??」 亜紀の母「亜紀」 亜紀「もう、いいよ!!」 亜紀の母「やり過ぎだったんじゃないんですか??」 亜紀の父「・・・・・・。」 朔、亜紀の家の近くを自転車を押しながら歩く・・。 亜紀、捨てられたテープを探す・・。キッチンのゴミ箱から、出てきてショック・・・。 朔は、亜紀の部屋の窓眺める・・。 亜紀が、窓から出てくる・・。 朔は、亜紀の部屋の窓を見つめながら、亜紀の所に向かう・・。 亜紀「朔ちゃん・・。」 「ガタンッ」っと亜紀は、屋根から滑る・・。 朔「何やってんの??」 亜紀「会いに行こうと思って。朔に・・。」 朔・亜紀は、アジサイの所に行く・・・・。 朔「見せたい物が、あるんだ。」 亜紀「私も」 朔「あ、あの〜。」 朔・亜紀「どうぞ」 亜紀「じゃ、いっせいのーせで・・・。」 朔・亜紀「いっせいのーせ!!」 朔「それ・・・。」 亜紀「お父さんに・・。捨てられちゃった。これが理由。情けないよね。私、いつも嘘ついてた。 家でも、学校でも。いっつもニコニコしてた。」 亜紀「それ、骨?」 朔「うん」 亜紀「綺麗だね。」 朔「俺さ〜。本当は怖かったんだ。おばあちゃんは、真っ黒で。 俺、染みとかそのまんまがいい。だから亜紀も。」 亜紀「鼻の下とかにニキビができても?」 朔「いいよ。」 亜紀「後は・・・。」 朔「水虫でも・・。」 亜紀「無い!!」 朔「ごめん。」 亜紀「私、初めてなの。頑張らなくてもいいって。そのまんまでいいって。」 亜紀「嫌いにならないでね・・。朔ちゃん。 私のこと嫌いにならないでね・・。」 朔「それ、何なわけ??」 亜紀「ごめん。今、口内炎ができてるの。Bつも」 朔は、亜紀にキスする。 こんな風に1つずつ僕たちは近ずいていく・・・・・。 10年後、20年後。ひょっとしたら100年後。 喧嘩をしたり、仲直りしたり。だけど、昨日より今日。 今日より明日。 (つずく)
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