| | 個人的には学生時代から目覚めて映画好きで、いろいろな映画は観ていますが、「世界中で・・・」は特に鑑賞意欲がわくことなく、世間で映画化ということで世の中で盛り上がっている時は他人事でまったく興味がなく、原作も読んではいませんでした。ふと偶然にレンタル店で会社帰りに借りた映画版を23日の朝方4時頃に観てました。観た後には涙が止まりませんでした。私も偶然ですが、1986年には高校生でした。忘れていた今から18年も前10代の頃の思いでが鮮明に蘇ってきました。翌日には原作本と律子版の本も購入、たまたま平井堅のCDも借りていた為、23日の午後に愛車の中で平井堅を聞きながら読破、ますます涙止まらず、気がついたらDVDを先日購入して、またまた夜中に鑑賞しながら号泣でした。ドラマ版は観ていないけど映画版は久しぶりに私の心を泣かせました。佐野元春の「SOMEDAY」や渡辺美里さんのFM番組等々、まさに自分の高校生時代に良く聞いていたロケーションでした。亜紀役の長澤まさみさんもピッタリで当時あこがれの女子生徒にクリソツで、朔太郎みたいな友達も確かにいました。「純愛」というテーマの善し悪しは分かりませんが、確かにあの時代に自分もいたという懐かしい記憶が蘇りました。バイトでお金貯めて買ったウォークマン、当時我々のあこがれのアイテムでした。スクーターも学校帰りに友達の後部座席に便乗してました。とにかく自分の知っている時代の映画ということでとても共感してしまいました。今年観た映画ではNO.1だと思います。私も個人的にはこの18年間いろいろな事がありましたが、この映画を観て、自分の立場等々昔を振り返っていろいろと考えさせれました。このような素敵な映画に出会えたことを心から感謝したいと思います。ありがとうございました。勝手な感想をいろいろと書き込んでしまいましたが、本当に心に何かが残る映画でした。セカチューは不滅だー!
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