Name:さくだろう
| | 1話からまた見直しはじめました。 最終回まで見て全てをしってから1−4話あたりを見るとほのぼのしたシーンも悲しくてしかたありません。 こんなに幸せそうだったのに、あーいう風になってしまうんだよなぁって思うと、幸せそうであればあるほど悲しく見えて思います。 最終回まで見てなにか見方が変わったというところは皆さんありますか?
|
...2004/09/20(Mon) 13:16 ID:99eUwk3g
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:するめ
| | さくだろうサンの意図していること少し違うってしまうのかもしれませんが、例えば細かい作り込みがせつなかったりします。
例えば、10話で亜紀の部屋へ荷物を取りに入った朔の場面。 机の上に大学の赤本が並べてありますよね。 上智だとかお茶の水女子とか。7月12日の付箋が最後でそれ以降がない。期末テストの直前まで亜紀が使っていたということ・・・?
唯一、亜紀の病室に津田塾大の赤本があるのは、そこが亜紀の第一志望校ということ・・・?
思いこみといわれそうですが、こんなの見てもウルウルしてます。
|
...2004/09/20(Mon) 16:18 ID:wqVG4poM
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:zen
| | はじめまして
観ている時は入り込んでしまっていて そういう意味では変わる事はないんですが
前半で十七年後のシーンが所々ありますよね そういうところは、始めて観た時より実感が伴って生き生きしてて、また一段ドラマがすばらしいものになりました。
例えば、 小林が松本家まで心配して来て、 夕食後母が二人の関係を詮索するシーンで母が小林に 「ありがとう。(あの子?)ずっと一人だと思ってたから...」 というシーンは気持ちが分かりすぎて泣きました...
|
...2004/09/20(Mon) 16:36 ID:0ZH1cSas
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:カヲル
| | 見方が変わったと言えば、やっぱり1話目冒頭のシーンです。 ドラマが始まった頃は、感情移入出来ていないので特に何とも思いませんでしたが、最終回を見終わった後に見ると悲しいです。
|
...2004/09/20(Mon) 19:54 ID:Uiiu2H/I
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:さくだろう
| | みなさんレスありがとうございます
するめさん>> なるほど、本などの小道具にも歴史というか重要な意味がでてきますよね。
zenさん>> 「ずっと、一人だと思ってたから・・・」 あのセリフの重みが一段と深くなった気がします。 「(両親に)ずいぶん心配をかけていた・・・」34サクのセリフ なんかもじわっときます。
カヲルさん>> 冒頭はかなりきます。 セリフはないけど、”温度のない白い粉がアキだった”といった最終回のセリフが自然と出てきます。
|
...2004/09/20(Mon) 23:59 ID:99eUwk3g
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:くれい
| | 私も改めて観直していますが、アキの表情で一番いいなあと思えるのが、第6話の最後に病室の前で サクがノックしようとした時に、アキがサクの肩を ポンポンとたたき、「サクちゃん」と言った時の笑顔ですね。 マスクはしてましたけど、声といい表情といい 「やっと会えた!!」という気持ちが十分に伝わりました。
|
...2004/09/21(Tue) 17:33 ID:4RhEvPKE
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:さくだろう
| | くれいさん>> 6話の病室前シーンは、アキのサク会いたい気持ちがパンパンに膨れた状態で、やっと出会えた時の表情ですから、重要な笑顔で演じるのも大変だったでしょうねぇ。 僕も、十分伝わる表情だったと思います。
最終回をも直して思ったのですが、自分がアキパパだとして、何十年も自分の娘のことを思う、ほんとに人がいい娘の彼氏がいたら、「忘れていい」と「忘れないでやってくれ」のいったいどちらをいうのだろうと考えてしましました。娘もいないので想像しにくいのですが、忘れないでやってくれというかなぁって思いました。 その人のいい彼氏のことを考えてやらない自分勝手な押し付けになってしまうんでしょうかねぇ。 難しいですね。
|
...2004/09/22(Wed) 00:19 ID:/cWzKKqY
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:大林達明
| | 個人的には第5話が切ないですねー。 あの「夢島」のシーンです。 「夢島」の朔と亜紀には2人の楽しい煌きや輝きの日々、大きな青い空と海や夕焼けなど重要な伏線も、 2人の性格や心情の変化過程を表現するセリフや その後の儚さを予感させる出来事も、この1話に全て 詰まっています。
特に電話の音が聴こえた亜紀が「蛍」に出会って、2人でとっても美しい蛍を見つめている。 でもその蛍が亜紀に止まって朔の知らない間にいなくなってしまう・・。 これは最後の空港で亜紀が聴く電話音〜クライマックス、亜紀の最期へと続くシーンへの布石です。 サブタイトルは「忍び寄る影」でしたか・・・。
|
...2004/09/22(Wed) 21:37 ID:Fe396cWw
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:さくだろう
| | 大林達明さん>> 他のスレッドでよく拝見してます。いつも、しっかりとした意見をお持ちで太刀打ちできないなぁと思ってロムするだけになってしまいます。たいしたレスではありませんが・・・共感を込めて。
夢島は原作も映画もドラマでもでてくるシーンですから、これがないとセカチュ−のストーリーが成り立たないぐらいの重要性があるのでしょうね。 不純な気持ちなく、やはり17.8歳ぐらいで無人島に行って、初めてむすばれる・むすばれないといったドキドキした気持ちのまま過ごした日は、実際むすばれる・むすばれないにかかわらず、強く心に残るはずです。 その日を共に過ごした彼女が死ぬかも知れないというとき、その記憶がよみがえらないわけがない。 しかも、あんなに幸せそうなのに。
一回目はうらやましいって感じで見てしまいましたが、二回目は悲しすぎるって感じで見てしまいました。
|
...2004/09/23(Thu) 02:11 ID:Sv8ZkXwI
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:慎太郎
| | 亜紀が模擬試験の結果を見て「かんばんなきゃ」と言うシ−ンがありましたが、よく見ると志望大学はお茶の水女子大学、東京外国語大学、奈良女子大学、慶應義塾大学、津田塾大学、上智大学となっていました。難関の大学ばかりですね。
|
...2004/09/25(Sat) 23:01 ID:IhQeZxpQ
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:美紀
| | わたしもついこないだ見直しました。 最終回まで観るとまた違った見方ができますよね。 具体的には難しいけど、元気なシーンがより悲しかったり、嬉しかったりします。
最後の「がんばれ、サクちゃん」でホイッスルを吹くアキを見てから四話を見返すと、 すごく切なかったです。
|
...2004/09/26(Sun) 02:07 ID:zYiVXLj.
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:にわかマニア
| | 改めて「泣けた」り「感動した」シーンは数え切れません。それがどこかは,既に皆さんが書いておいでのものとほぼ同じです。 ただ,「見方が違ってきた」という問いに対する答えとしては,大林さん同様,第5話,それも電話に関するシーンです。 第9話で容態が急変する前の電話の幻聴。その話を亜紀の母から聞かされる場面で,背景に一瞬,夢島の夜のシーンが映りますね。第10話で亜紀が倒れるのも,空港のカウンターの電話が鳴った時でした。 ところで,亜紀だけが聞く電話の音って,第5話の中にもう1箇所出てきますね。家族の留守中に病院からかかってきた精密検査の呼び出しの電話が。 最初は,気がつかなかったのですが,改めて電話の使われ方を踏まえて見直してみると,これも「亜紀にしか聞えない電話」=あの世からの呼び出しを印象づける設定だったのですね。
|
...2004/09/26(Sun) 02:23 ID:Q00/ZLOM
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:するめ
| | このサイトでも「1話でラジオに投稿したのは誰?」として ドラマ版「セカチューの謎」で取り上げられている点。管理人さんの結論としては偶然の一致。ロマンチックに考えると天国の亜紀からの導き。もしくは亜紀の死をまだ受け入れられていない大人サクの幻聴かもしれません。と括られています。 途中から終わりまで私もそう思ていました。
ただ、何回も見ている内に・・・
朔のためにスケちゃん、ボウズ、谷田部先生のいずれかの手による投稿だったのではと数日前にふと思いいたった。 朔と亜紀の当時の結びつきを知っている者が、あえて亜紀の誕生日前後に向けて、番組は違えども昔の様にラジオを聞いているかもしれない朔のために投稿したのでは・・・と。 もしかしたら17年間続けていたのかも。本当は朔の誕生日前後にも投稿してくれていたのかも・・・。
あえて結論は出ないのはわかっているし、何か都合良くまとめすぎると笑われるのも承知の上なのですが。何回か見直している内にこのドラマならこうでしょって思ってしまった。(笑われてもいいさ。)
|
...2004/09/26(Sun) 14:49 ID:P7YJVSBo
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:しげ
| | するめさん>> あなたの解釈、すごく好きです。 この件は恐らく答えの出しようがない謎だと思うのですが・・・・。何かすごく優しさが溢れてて、好きです。
|
...2004/09/26(Sun) 17:19 ID:ECCThipg
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:Capri
| | 話がそれるかもしれませんが、 するめさんの解釈も、しげさんのコメントも優しくてよかったです。
私はこのドラマを見た多くの人の気持ちの中に優しさが通っているのを感じると、とてもいいなあ、と思います。 すごい作品です。
|
...2004/09/26(Sun) 17:27 ID:XiKf2vcU
ラジオの差出人 Name:にわかマニア
| | するめ様,しげ様,Capri様 このBBSか別のサイトかは失念しましたが,以前どこかでこの議論があったような気がします。 17年という端数のついた年数をはじめ,あまりにも符合し過ぎている投稿は,偶然と言うよりは,そうした事情を知っている人によるものと考えた方が自然です。そして,その対象は,谷田部,スケ,ぼうず,智世に絞り込まれます。 それで,するめさんの投稿の「もしかして」以下は,何回かやってみて反応がなければ,どこかでやめているのが普通であり,2〜3年ならともかく,17年も続けたという線はかなり薄いと思います。 ここでは,むしろ私は,谷田部の葉書に着目したいのです。「母校が改築になる」からという帰郷の動機付けを更に補強するものとしてラジオへの投稿があったとは考えられないでしょうか。 つまり,かつての教え子や同級生を心配している人たちがいる。何とか一度帰って来てほしい。サクの側に帰るに帰れない事情(こだわり)があるとしても,母校の改築という動機づけ(口実)も用意できる。そこで,恩師と教え子が分担して,1人は本人に,1人はラジオ局にメッセージを送ったのではないでしょうか。 もっとも,この推理のアナは,今サクの帰郷時に恩師以外は会っていないということです。帰るように仕向けたのなら,帰って来ることを予測して行動するはずですからね(大TBSがサク以外に17年後を演じる俳優を用意する予算がなかったなんて筈はないですよね)。 皆さんは,どう考えられますか。
|
...2004/09/26(Sun) 21:36 ID:Q00/ZLOM
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:するめ
| | しげ様、Capri様 ありごとうございました。 にわかマニア 様 楽しく読ませていただきました。
もともと文才に欠けますので、先に上げさせていただいたものに、少し加えさせてください。
「もしかしたら17年間続けていたのかもしれない投稿」とうい先記の中に、それを聞いた朔が帰郷する、またそれを聞いたことにより帰省してほしいという意図が常にあったという考えは私の頭では思いつきませんでした。
ドラマでは実際、それが元で帰省する展開でしたけれど。
音信のない朔に対し、スケちゃん、ボウズ、谷田部先生の内のだれかが定期的に送っているエールなのではと思えたのです。東京でがんばっているであろう朔に「がんばれ。」と。
そこに何年とか何回とかいうものはなくて、ずっと投稿者が定期的に続けているもので、この先も続くものかと。 旧知の人々それぞれが亜紀とともに歩んでいるのですから、「朔チャンをよろしく。」と託されたスケちゃんかボウズあたりが大人になってベタベタした関係ではなく、朔ならわかってくれるだろう内容にして。遠く離れた故郷から友に送り続けているエールに思えたのですが・・・・。
相変わらず文章下手ですね。
|
...2004/09/26(Sun) 23:39 ID:5yz/ytYQ
見落としていました Name:にわかマニア
| | するめ様 16番目の書き込みを拝見して,スケちゃん宛ての亜紀の遺言テープに「サクちゃんをよろしく」とあったのを見落としていたことに気が付きました。同じ回の前後につながっているシーンが,実は17年の時を隔てたものだということを忘れていました。 よろしくと頼まれた側がエールを送り続ける必要があったという解釈なら,差出人はスケちゃんにほぼ絞られますかね。 それにしても,サクを「よろしく」というのが,絵本がすぐにサクの手に渡るという前提で,サク本人にもメッセージを渡したけど,それだけじゃ心配だから,「サクが立ち直るまで励ましてやって」という意味だったとするならば,その後17年もの歳月を要したというのは大いなる誤算だったでしょうね。
|
...2004/09/27(Mon) 00:09 ID:PfTEPigc
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:しげ
| | するめ様、にわかマニア様
いやぁ、私、他の皆さんと較べて恥ずかしくなるくらいに、全く難しいことは考えていませんでした。するめさんの書き込まれたNo12を読んだ時点で、勝手に『スケちゃんだろな』と思っていました。スケちゃんらしいな、と。
|
...2004/09/27(Mon) 00:33 ID:jqrSmycw
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:さくだろう
| | ちょっと気づかぬ間にこんなにレスがあったとは。 話が戻ってしまうのですが、電話のベルの話で思ったことがあってレスします。 あの電話のベルは、病院の先生からの「再検査をしに来てほしい」という電話があった時の廣瀬家の電話の音なのではないかと思います。アキがあの電話で何か言い様もない不安を持ったのは言うまでもないと思います。 ですから、あの時の電話のベルの音を不安や死を感じさせる音としてアキの心に残ってしまったのではないか、とふと思いました。 アキにとっては、再検査の電話から死の影が現実的になり始めたのではないでしょうか?
|
...2004/09/27(Mon) 02:36 ID:/G0xYiD2
電話のベル Name:zen
| | さくだろうさん>>
電話のベルについてそう考えるのになんら問題は無い気がします(表現硬いなぁ...)
少なくとも演出上はあのシーンで電話のベルが死(の世界)とのリンクである事を強烈にアピールしていたのではないかと思います。
実はそのシーンはまだ見直してませんが、最初に観ていた時に、あの誰もいない薄暗い部屋の映像になった時点で既にホラー映画のようで恐ろしくなって、電話がなった瞬間すごくびっくりしたのを鮮明に覚えています。 確かアキもすこしびくついていたような...
|
...2004/09/27(Mon) 23:49 ID:FP3HYT1o
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:まっしゅくん
| | 1回どころか10回くらいは見てしまっています。特に展開の速い最終回は念入りに。
で、私の中でどうしても前後のつながりが納得できないシーンがあります。 アキの葬儀に連れていこうとする潤一郎の手を振り切って走り去り、派手に転んでその痛みと傷口から流れ出る血を見て「俺なんで生きてるんだろう…」と呟くシーン。
第6回にも同じ呟きがでてきます。こちらは夢島でアキが残したテープを見つけてしまい、それまで封印していた他のテープまで聞き返してしまったために、アキとの約束を果たせなかった後悔、「もしも、アキの代わりに死ねと言われたら、喜んで死んでやろう」と本気で思っていたにも関わらず、後を追う勇気もなく哀しみを引きずったまま生き続けている自分への情けなさから出た呟きで、この後サクは入水をはかるわけです。
でも最終回の方のシーンはアキの最期を看取れなかったこともあって、アキが亡くなったことを認めたくない、葬儀に出てしまえば嫌でもそれを認めることになってしまうから、それからも逃げ出した状態なわけで、第6話とは全く状況が違うと思っています。
このシーンを境にサクは現実逃避してしまい、潤一郎に庭に叩き出されるまで抜け殻になっているわけですが、どうしてもこのシーンが前後とつなげられないでいます。
|
...2004/09/28(Tue) 02:11 ID:2b2Kx3Ac
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:にわかマニア
| | 「まっしゅくん」さんの問題提起について,いろいろ考えてみましたが,なかなかうまい答えを見つけることができません。 もっとも,すんなり納得できる答であれば,第6話(放送順はこちらが先でも,時系列的には第10話の17年後)で再びその問いを発し,入水を図るという展開になったかどうか判りません。つまり,ここの答えとしては,いずれ再発することが前提の「とりあえずの答え」である必要があるのですが,そこがうまく解決できないのです。 思いつきとしては,「看取れなかった」原因が,自分もまた倒れたことにあるというところから,これを「擬似的な死」と見立てた上で,「何であの時,自分もまた死んでしまうことができなかったのだろう」という気持ちになったのかなとも考えましたが,十分に掘り下げた訳ではありませんので,よく判りません。 中途半端なレスになってしまい,申し訳ありません。
|
...2004/09/28(Tue) 17:27 ID:g1e2TxkQ
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:くれい
| | う〜ん、難しいですね。 ひょっとしたら、サクはもしアキとオ-ストラリアへ行けたのなら一緒に死ぬつもりだったのかも知れません。 それくらいの覚悟があったのではないでしょうか? だから葬儀場に着いて「廣瀬亜紀」という名を見たとき、アキが死に自分だけが生き残ってしまったという現実を突きつけられ、防波堤のシ-ンに繋がったのだと思います。
|
...2004/09/28(Tue) 20:47 ID:tPJKZypU
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:zen
| | す、すみません... できたらどの辺が納得できないのかもう少し詳しく教えてもらってもいいですか。 自分が違和感が無かったので是非お聞きしたいです。
|
...2004/09/29(Wed) 00:08 ID:dnsYOiyk
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:さくだろう
| | zenさん レス20ありがとうございます。電話でのアキのびくつき。確かにあったと思い出しました。悲しい気持ちの始まりのシーンですね。
にわかマニアさん>>いつもながらの分析に頭が下がる思いです。「まっしゅくん」さんの件についてはもっと漠然と考えてます。ただ、にわかマニアさんのような分析力がないだけなのかも知れませんが・・ 【アキが死んだ=抜け殻になった(魂のない人間)=生きる価値がない(資格)がない】といった感じか、 または【アキが存在しない=世界がない=自分として生きていられない】もっと簡単にするなら 【アキの死=自分の死】ただこの式だけに依存したセリフなのではないでしょうか。この間に複雑なことを考える余裕さえ17サク&前半の34サクにはなかったように思います。
くれいさんの考えは、ほんとにそうだとしたらさらに感動的ですね。そう考えただけで泣けてきます。
|
...2004/09/29(Wed) 00:24 ID:AT.Vrz96
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:まっしゅくん
| | 結局のところ、ウルルで灰をまきかける直前までサクはアキが死んだことをどれくらい受け止めていられたかに左右されそうですね。
私は[21]でも書いたように、 ・最後を看取っていない ・葬儀から逃げている ということから「信じられない、信じたくない」という状態であって、「アキは死んでしまったのに自分はまだ生きている」ことに基づくあの呟きとそれを含むシーンは前後とつながらないと感じた次第です。
真相は脚本家のみぞ知るということになりますでしょうか。
|
...2004/09/30(Thu) 00:49 ID:7hXUS6us
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:zen
| | ちょっと遅くなっちゃいましたが...
成る程納得行かない場所が理解できました。 自分の方は葬儀から逃げ出したのが、現実を突きつけられた瞬間と受け取ってたので違和感がなかった訳ですね。
もっと厳密にいうと看板?の名前を見た瞬間ですね。 実は自分自身、今年全く同じ経験をしていたのでデジャビュウを見ているようであの瞬間本当に心臓が止まりそうでした。名前にも亜紀が含まれていたし...
その後のシーンにもいくつかそういった経験があって 脚本家の方は色々実体験があるのでしょうかね...
|
...2004/10/03(Sun) 23:59 ID:xRENPnX2
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:まっしゅくん
| | [26}で「葬儀から逃げている」から「『信じられない、信じたくない』という状態」と書きましたが、この葬儀から逃げている理由というのも、その時のサクの心理状態に依っていくつか考えられるような気がしてきました。
1) 「アキの死を信じたくない、信じられない」 →亡骸を見てしまえば現実になってしまう
2) 「ウルルでアキと一緒に死ぬ気でいたのに自分だけ生き残ってしまった」 →もはやどんな謝罪も手遅れで、あわせる顔が無い
3) 「アキの最期を看取れなかった後悔」 →アキの亡骸に対面して正気でいられるかどうか分からない恐怖
3)はサクがこれまで涙したシーンがほとんど一人だったことから思いつきました。 他の人が傍らにいる状態で涙しているのは、4回?くらいしか無かったはずです。
余談ですが、山田君と緒方君どちらも右目から涙をこぼしていることに改めて気付きました。役上は同一人物ですから当たり前なのでしょうが、演じているのは別人なわけで、偶然なのか同じ泣き方が出来る俳優を選んだのかは分かりませんが、なんだか凄いことのような気がします。
|
...2004/10/05(Tue) 01:02 ID:YymZ5LCM
Re: 最終回後の見直し1回目 Name:くれい
| | 些細なことですが、第1話でサクが「あの場所で待ってます」とテ−プに入れ、亜紀が堤防へ走るシ−ン。 サクが自転車で学校へ向かうシ−ンでも結構遠そうなイメ−ジがありますが、学校から走って、堤防へ行くことなど実際に可能ですかねえ? そりゃ走ればいつかは着きますけど・・・。 マラソン並みの距離がありそうだと思いません?
|
...2004/10/06(Wed) 21:41 ID:ScS/ot6Q