Name:shinichi
| | 最近、すごく気になっていることがあるんですが、どこのスレッドに書けばいいかが解らないので、新スレッドに書き込みます。
第6話での朔太郎と真とのやりとりなんですが、僕としてはちょっとした違和感を感じています。 というのは、真の朔太郎に対する憎しみはあんな表現でよかったのかな、と・・・。
例えば・・・朔太郎が、亜紀が稲代総合病院に入院している事を知って駆けつけた際、放映されたシーンは
/*-----------------------------------------------*/ …娘は白血病なんだ。 君に何ができるんだ? 分かったら、帰ってくれないか。 /*-----------------------------------------------*/
なんですが、少し表現が穏やかすぎないか、と。 もしも、全面的に憎しみを出すなら・・・
/*-----------------------------------------------*/ 娘は・・・白血病なんだ。 ・・・・貴様に何が出来ると言うんだ? ここは、貴様のくる所じゃないんだ。 ・・・解っただろう。帰れ。二度と俺や、娘の前に姿を見せるな。 /*-----------------------------------------------*/
位の事は言ってもいいような・・・ 同様の理由で、
/*-----------------------------------------------*/ いい奴なんだろうな、君は。 なぜ亜紀は、あんな目に合わなければいけない? 俺のせいか、綾子のせいか。 君のせいじゃないな。 だからこそ、君を憎むことでしか、俺は立ってられないんだ…。 /*-----------------------------------------------*/
の部分も、僕としては
/*-----------------------------------------------*/ ・・・松本と言ったな。 きっと、貴様もいい奴なんだろうな・・・ 松本・・・貴様にひとつ聞くが・・・・ 亜紀は・・・俺の娘は、なんでこんな目に遭わなければならない? 俺のせいか?それとも、綾子のせいか? ・・・・まあ、貴様のせいという事はないだろうがな・・・。 だからこそ俺は、貴様を憎む事でしか、立ち続ける事ができねぇんだ・・・。 /*-----------------------------------------------*/
・・・という表現の方が、僕的には・・・と思うのですが。
要は、憎しみの対象に対して、「君」 なんて二人称よりは、あからさまに敵意を示す「貴様」という表現を使ったらどうなるだろう・・・と考えたのが発端なんですがね(笑)。
もっとも、品行方正な真が、そんな口汚い言葉を使うのは不自然だ、なんて言われても否定はしませんが(笑)。
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...2007/09/01(Sat) 11:08 ID:zAs3N7Bc
Re: 第6話の真のセリフについて Name:ふうたろう
| | 仮に、別な事案で真が憎しみの対象がいたにしても、その対象に対しては「貴様」という表現は使わなかったでしょう。それは真の人柄からして「貴様」という言葉は出なかったんだと、わたしは思います。
わたしは真から出る「君」という言葉に、何か冷やかなものを感じます。つまり、最初の段階で真は朔太郎に対して、なんら親しみも持たない(持てない)、かつ、憎しみさえ感じる。だからこそ、突き放したように、かつ、冷やかに朔太郎のことを「君」と言っているのように思えます。
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...2007/09/02(Sun) 09:48 ID:wZn3KRuQ
Re: 第6話の真のセリフについて Name:ぶんじゃく
| | ギリギリのところで感情を押さえつけているという感じに私は取れました。
爆発しそうな感情を父親として無理やり抑えている という感じでしょうか、かえってなにもない普通の 時であればもっと憎まれ口を言っていたかも しれないのではないでしょうか。 あんな状況でも感情を抑えることが出来るプライド のある人物という感じかな?(ちょっと違うかな) 当然やり場に無い怒りからあのような言い方に なったんだと思いますが。
「君」という表現はやっぱり突き放した様な 君は他人なんだ、他人である君の存在にまで気を まわしている余裕はないんだ。という感じでしょうか だからもしかすると亜紀が小康状態になってこなければ朔のことはずっと君とよんでいたんじゃないかも しれないように思います。
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...2007/09/04(Tue) 00:56 ID:NGX7ACc.
Re: 第6話の真のセリフについて Name:ふうたろう
| | ぶんじゃくさんの言われるとおり、確かに「君」には感情を抑えているところがありますよね。
考えてみると、真は朔太郎のことを6話で「君」と呼んで以降、ずっと朔太郎のことを二人称で呼んでいないんじゃないでしょうか。次に呼ぶのは、亜紀の骨をウルルに撒きに行った時に、「朔くん」だったような気がします。(間違っていれば、ご指摘ください。) やはり、真は朔太郎に対する「夢島事件」でのわだかまりはなかなか解けず、朔太郎を何と呼ぶべきか迷っていたのではないでしょうか。
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...2007/09/04(Tue) 17:46 ID:mgukdkVI
Re: 第6話の真のセリフについて Name:shinichi
| | う〜ん・・・
皆さんのご意見を見てみると、なるほどなぁ、とは思います。
>君」という表現はやっぱり突き放した様な >君は他人なんだ、他人である君の存在にまで気を >まわしている余裕はないんだ。という感じでしょうか
確かに、「冷たい感じ」「疎外」という感じはうなずけますね。がしかし、「感情を押さえている」ようにも見えますね。
ただ、「憎む」事と、「疎外」することのギャップがすごくあるな、と僕は感じたのですが・・・。
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...2007/09/05(Wed) 21:12 ID:9YoZXZoU
Re: 第6話の真のセリフについて Name:にわかマニア
| | う〜ん・・・ 相手との位置関係の微妙な差に応じて使い分けができるくらい多彩な二人称の代名詞が存在するからこそ生じた問題とも言えますね。私自身,「彼氏」と称する人物が突然登場しても不思議ではない年頃の娘を持つ父親として,そうなった時に相手をどう呼ぶか考えながら(迷いながら)読んでいました。 やはり,「君」というのが,近過ぎず遠過ぎずという感じの最も「便利な」コトバのような気がします。しかも,同じ「君」でも,言い方によって印象をかなり違うものにすることも可能です。
もっとも,憎しみの対象に向けるコトバとして弱過ぎないかという最初の問題がありますが,憎しみの表現として最適なのは,コトバよりも「無視」でしょう。実際,夢島で倒れた亜紀とともに病院に向かう真とサクの初対面の場面では,いきなりサクを張り倒していますし,その数日後の場面でも無視を決め込んでいます。 ラスト近くの17年後の防波堤のシーンで,真はサクを呼び捨てにして「よ〜く頑張ったなあ。もう十分だ」と言っていますが,そこに至るまでの変化を追っていくのも面白いかもしれません。例えば,同じ「君」でも,亜紀が倒れた直後の「君に何ができる」と,入水未遂事件を経た後の「君は進学はどうする」とではニュアンスが違ってきています。
また,セリフ以外の描かれ方を追っていくと,例えば,「君を憎むことでしか立っていられない」と言った時には,タバコを消す余裕すらなく,火のついたまま灰皿に投げ入れていたのが,病室を教える場面では,きちんと火を消してから灰皿に入れています。第2話で亜紀のテープを無断で処分した同じ人が,第6話では没収はするものの,きちんと保管して最終的にはサクに渡しています。 このあたり,葛藤を抱えながらも,亜紀にとって最も大きな存在としてのサクを次第に受け容れていく(受け容れざるを得なくなっていく)ような描かれ方です。もっとも,こっちは徹夜で看病しているのに,やっと意識が回復したら,開口一番出てきたのが恋人の名前というんでは,父親としてはやりきれないでしょうが・・・
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...2007/09/06(Thu) 12:58 ID:6rOoDupM
Re: 第6話の真のセリフについて Name:無為無策の管理人になりかわり
| | 皆さん。過去ログの20番や21番を見てください。大半がイタズラじゃありませんか。放置していいんですか。管理人が何もしないのなら我々自身で自営策を講じようじゃありませんか。
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...2007/12/04(Tue) 22:12 ID:OIU6p67.