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過去ログNo1
「さようなら。サクちゃん」  Name:しお
 2話を見て、何度も「はっ」として、でも、みな当たり前に知っている話題だと思っていたのですが、久しぶりに2話を見て、書きたくなりました。今さらでごめんなさい。

 2話のラジオ(ミュージックウエーブ)で「彼女と、この間、別れてしまいました。 最後に「あなたといると疲れる」と言われてしまったのです」
・・・というのを朔と亜紀がそれぞれ自宅で聞いている場面があります。亜紀は模試の結果を見ながら、「がんばらなきゃ」と勉強しながら聞いています。
 
 ずいぶん後になって、8話で、朔が修学旅行から帰ったあと、10月9日の亜紀のテープにはこういうセリフが入っています。
 「私、サクちゃんといると、すごく疲れるんだ。  病人扱いされるのも、直るとか信じられるのもうっとうしいし。  だから、もう来ないでください。  さようなら、サクちゃん」
 
 亜紀は、7月に何気なく聞いたラジオに何を感じて、「あなたといると疲れる」という言葉の使い方を、記憶していたのでしょうか。
 
...2005/12/07(Wed) 04:33 ID:3Fy2mDcc    

             Re: 「さようなら。サクちゃん」  Name:にわかマニア
 この番組では,ラジオから流れてくる言葉が物語の進展を暗示していたり,登場人物の心の揺れを表現したりしていることがしばしばですね。
 「17年も別の世界に」というリクエスト葉書を聴いて病室を脱け出す第1話の冒頭からしてそうでしょう。同じ第1話では,その病室を抜け出した先のサテライトスタジオで読まれている葉書は,雨の降りそうもない天気だったにもかかわらず傘を持って出かけたら,本当に降ってきたというもので,1987年編の第1話の流れをここで暗示しています。このほか,第10話では,無理をしてでもウルル行きを目指すべきかどうか悩んでいるところに「駆け落ちしたことがよかったかどうか」という葉書が読まれます。
 第2話に登場する葉書は,直接的には,「いいところを見せようと無理をして」という部分がラストの「そのままがいい」というやりとりの伏線として用意されているとも考えられます。もちろん,「疲れる」から「別れる」という結論部分だけを取りあげると,第8話への転用も可能ではありますが,全体の文脈として考えると微妙なところでもあります。
 なお,第8話では,そのものズバリ「恋人が重荷」という葉書が登場しています。
...2005/12/07(Wed) 08:34 ID:Hb7rr06U    

             Re: 「さようなら。サクちゃん」  Name:しお
>サテライトスタジオで読まれている葉書は,雨の降りそうもない天気だったにもかかわらず傘を持って出かけたら,本当に降ってきたというもので,

そうですね。これも、録画を2回目以降に見直していて、ドキッとした場面でした。
しかし、このような「ラジオねた」は、だいたい同じ1話の中で出てくるにもかかわらず、2話のラジオは、8話まで出番?がないので、不思議に思っていました。
...2005/12/11(Sun) 04:30 ID:7gAPTy7U    

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