Name:古巻
| | あの写真には、朔ちゃんの思いが込められているんですけど・・・はたしてそれは・・・どんな物なんでしょう。亜紀の病気が、早く治るように?それとも・・・亜紀が、やすらかに眠れるように?亜紀とずっとつながっていたいため?いろんな思いが交差しています。いったいなんなのか・・・。みなさん知っていますか? 古巻でした。
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...2005/07/30(Sat) 13:19 ID:mS8vKfBI
Re: ドラマの亜紀の持っている空の写... Name:まち
| | それは朔が修学旅行の時に唯一写したウルルの空の写真ですか? →オーストラリアにて。 サク「結局、写真は一枚しか撮らなかった。 いつか、亜紀と一緒に来るのだから・・・。 亜紀がその目で見ればいいと・・・僕は、自分に言い聞かせていた・・・」 特効薬が出来るか治療法が見つかるかして、病気が治るように願掛けをしていたのでは?
それとも結婚写真撮影後、亜紀の容体が急変して会えなくなった時に朔がお見舞いに届けていた多数の空の写真?? →結婚写真撮影後、写真館前にて。 サク「どうしたの?」 亜紀「久しぶりだなぁと思って(↑空)」
朔 「その日から、空の写真を取り始めたんだ・・・」 「病室には、空がなかったから・・・」 亜紀の望むことを何でもしてあげたいと思う気持ちの表れではないかと・・・。
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...2005/07/30(Sat) 16:05 ID:RlqsiuW2
Re: ドラマの亜紀の持っている空の写... Name:にわかマニア
| | >「病室には、空がなかったから・・・」亜紀の望むことを何でもしてあげたいと思う気持ちの表れ・・・。
亜紀のためには水火も辞せずというサクにとって,精一杯のことをしたにもかかわらず,それがかえって裏目に出てしまったのが「亜紀が本物の空に手を出そうとし,重篤の身には無理と判って連れ出し,骨髄移植に間に合ったかもしれない寿命を縮めてしまった」という第9話終盤の今サクの小林に対する述懐です。
さて,この「空の写真(集)」ですが,ドラマにおいては2つの意味を担っています。一つは,病室という閉ざされた空間から脱け出したいという気持ちの象徴として,もう一つは亜紀が傾倒していった「アボリジニ」の世界観の「聖地」とを結ぶアイテムとして。
原作には「空の写真」は登場しませんが,サクが祖父から昔の恋人の遺灰と一緒に撒いて欲しいと頼まれた時に,亜紀は「墓は暗くてじめじめしているから,自分もどこか景色のいい所に撒いて欲しい」と言っています(56頁)。一方,オーストラリア行きの方は,治療に疲れ果てた亜紀が「病気のない国に行きたい」とこぼしたのを受けて,「どこへ」について深く考えないまま,「必ずここから連れ出す」と応え,言わば思いつきの成り行きのような決まり方です(138頁)が,それでいて,アボリジニの聖地で散骨して欲しいと遺言しています(186頁)。 つまり,オーストラリアという具体的な場所を軸として,アボリジニの世界観と「(物理的にせよ心理的にせよ)閉鎖された空間」からの脱出願望が結びついて物語が展開しているのですが,そこの動機付けを読み取るには解釈による補足を必要としています。 行間に込められたメッセージを解釈で補いながら読んでいく小説と違って,具体的な映像で物語を表現するドラマでは,登場人物の内面を象徴したり,動機付けを表現するためのアイテムを必要とすることがあります。このケースで言えば,閉鎖された空間の対極に位置するものとして「大空(の写真)」があり,本で読んだ知識としてのアボリジニの世界観と亜紀を結びつける役割を担っているがゆえに,その大空の写真の一つにウルルで撮った写真があるのでしょう。
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...2005/07/30(Sat) 19:38 ID:2xj6JS7s
Re: ドラマの亜紀の持っている空の写... Name:北斗七星
| | 朔は何話で言っていた気がします。 「今出来る事を精一杯しよう」なので亜紀のために 「今出来る事」をしたのではないでしょうか
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...2005/08/01(Mon) 11:10 ID:5lMlifGs