[ 一覧に戻る ]

過去ログNo1
ただいま おかえり いってらっしゃい  Name:うてきなぷりぱ
 朔太郎と祖父が骨を盗みに行ったときに、祖父がさとさんの骨をにぎしめながら、「ただいま」と言いましたね。現世では一緒に暮らせなかったので言えなかったからということですが。朔太郎が上を向いて星を眺めるのと合わせて印象的なシーンですよね。
 介ちゃんが東京から戻ってきたときに、たこやき屋で朔太郎が「おかえり」、夢島の出発前に、亜紀が介ちゃんに「おかえり」。思わず「同じこと言うね」「誰と?」「・・・」。このシーンを始めてみたとき、朔太郎と亜紀の間に、以心伝心というか、気持ちがつながっているような印象を受けました。確かにあの橋上での会話を考えれば、納得できなくもないですが。ただ、介ちゃんなくして、夢島行きは、原作や映画の流れからしてありえないことから考えて、よくぞ帰ってきてくれたという意味を込めての演出かもしれません。
 最後に亜紀の葬式のときに介ちゃんが献花したときに一言。「いってらっしゃい」。前述の「おかえり」と妙につながりを感じてしまうのですが。
...2005/05/08(Sun) 07:34 ID:uQYmBWns    

             Re: ただいま おかえり いってらっ...  Name:にわかマニア
 サトさんの墓での祖父の「ただいま」,スケちゃんの東京トンボ返りと「おかえり」,献花の際の「行ってらっしゃい」をつなぐキーワードとして考えられるのが,第4話ラストの「すれ違いながら走り続ける人生」ではないでしょうか。今は過去ログ入りしてしまいましたが,スケちゃんの東京行きについても,「すれ違いながら走り続ける人生」との関連でとらえる意見もあります。
 夢島との関係ですが,「仲間同士で騒ぐ」経験に恵まれなかった亜紀にとって,スケちゃんが戻ってきてくれたことは,「これでまた皆で楽しくやれる」と喜んだのでしょう。もちろん,主人公2人を残すという結末から逆算して,他の人をどう「キャンセル」させるかという計算も働いており,智世が怒って行かないと言い出すための設定として利用したという側面もあったとは思いますが・・・
...2005/05/08(Sun) 23:24 ID:qDqkuY1w    

  [ 一覧に戻る ]